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2008年05月14日
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カテゴリ:考え直す
藤原正彦 氏の講演会へ行った

まとめるのは大変ですが・・・思い出すままに・・・

ほんの、この10年で日本は危機的な状況に向かっているようです。

数学者である氏は、政治経済に口を出さない家訓もあり黙っていたが
もう黙っていられない方向に向かっているので立ち上がったそうです。

この10年の構造改革で、西欧式の市場原理導入され、拝金主義を浸透させてしまった。
そして国民全体がおかしくなって、教育までおかしくなってガマンならなくなったそうです。

日本の教育は世界でも類を見ない理想的な教育システムで4世紀にわたり世界ダントツの
状態だったのに。

例えば
江戸時代の国民の識字率は50%だったそうで、その頃の最先進国イギリスのロンドンでも25%だったそうです
ロシアにいたっては1900年の時点でも20%(日露戦争勝てて当然)

また、江戸時代の算学といったら、
関孝和(吉田光由?)の出した算学の本が、大ベストセラーになったそうで
数学の本で国民的ベストセラーになること自体の国民の教育レベルの高さはすごい

西暦500~1500年の日本文学作品の数は、同時期の西欧全体の文学作品より遥かに多く
美術作品もそうだそうだ。(西欧では文学、芸術はごく一部の支配階級のものだったからもあるが)

そして日本には武士道が浸透していて、道徳観のある国民だった

ザビエルが日本に来た時、貧乏な武士を、裕福な庶民が尊敬していることに驚いたそうだ。
同時期、何とかと言う世界を旅した人も、日本へ来て、寂れた茶店で水をもらったので
お金を払ったそうだが、「水はタダだから」と返されたり、
他国では乗物にのると4倍以上吹っかけられるので、2倍払ってみたら
それもチャンと返され、そんな国民性にビックリしたそうだ。
(その頃の西欧人からすると乞食にも見える人々の倫理観に感動だったそうだ)

倫理観といえば、日本の保険制度では医者は言いたいだけ国からお金をもらえる
仕組みになっているのに、ほとんどの医師はマジメに必要なだけしか申請しないからうまくやってきた。
(日本以外でこんな制度を入れたら国はパンクするそうだ)

また、庶民でさえ虫の鳴き声の風流さがわかる情緒ある国民性に
とある有名西欧人作家は関心したそうだ。
(その頃の西欧人で上流階級の人でさえ、日本の虫の音を「ノイズ」と言ったそうだ)


そんな すばらしい日本人、日本の文化を取り戻すには

西欧で起きている現象をとらえて
格差とかいって不公平を叫ぶあまり、
「公平な市場原理」でこそ格差ができてしまったことからもわかるように

「不公平」であるべきで 「規制が必要」

1年生と6年生のケンカにハンディつけないで、それこそ不公平。

また、武士道のような精神的規範があればもちろんいいが
農村の田園風景、世界でもっとも種類の多い森林を復活させれば
「日本人独特の情緒」が復活する。

多人数で1人をイジメることを「卑怯」という、理屈じゃなく
当然のことを厳しく教える教育を復活させねば

・・・・ということを言っておられ、大感動でした。(上記 話の順位不動)







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最終更新日  2008年05月14日 20時38分53秒
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