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テーマ:暮らしを楽しむ(388302)
カテゴリ:こんなのあったらいいなあ
終戦まもない頃・・・
その人は、父の死に続き、まもなく兄が死に、残された1歳に満たない兄の子を 兄の奥さんと生活し、育てたそうだ。 さらに、その人のあと3人の兄弟の生活を支える状況も重なって・・・ 生活が落ち着いた時、気づくと47歳、婚期を逃し・・・ かに思えたところ、交通事故で奥さんを亡くした男性との出会い結婚した。 その男性には2人の娘がいた。 まだ小さい2人を、またも、自分の子でない子を育てるという人生・・・ その男性は、証券マンで、毎晩豪遊、鼻息荒い亭主関白。 ガマンを強いられる生活・・・ そんな不満を娘達に向けることも多々あり 本当の母親でないリスクの上でのこともあり ”嫌な母親”のままで暮らすことに・・・・ 年老いて、グチっぽくなり、さらに嫌われる存在になっていった。 そんな中でも、その人の兄の子だけは、その人に寄せる感謝の気持ちは大きく 真面目に、精進し、会社を持つほどの出世を果たしていった。 そんな、こんな、いろんな話を とうとう と 思いのままに 絞り出すように その兄の子 本人が話す姿に、そして、そのドラマのような話の 登場人物が、目の前にいて聞いていると・・・ 涙 涙 こみあげてくる 涙 涙・・・ それは、その壮絶な人生の辛かった、悲しかったであろう同情の涙と 兄の子を育てた「徳」で「天国にいけるね」という喜びの涙 または「神様 お願いですから 間違いなく この人を天国へ召されませ」 という嘆願の涙 これらが 交錯し 次から次に込み上げてくる 一番遠縁の私が、声を荒げて泣いてもいけないので ガマンすればするほど泣けて、涙が止まらなかった。 霊柩車が出て行くまで、ずーーとそういう状態だった。 人にどう思われようとも、人の為に尽くしたという「徳」は 何物にも変えられない天国への優待券なのでしょう。 ねえ 神様 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月24日 12時54分28秒
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