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テーマ:暮らしを楽しむ(388327)
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昨日仕事先で
90歳近い仲の良い老夫婦がいて その家には1日お邪魔していたのだが・・・ お婆さんは、朝は機嫌よく私の話にも答え ニコニコ 飼っているインコとも可愛く会話していた。 夫婦どうしの会話も弾んでいて 思わず「幸せそうですね」と声をかけたほど それが・・・ 私は「立退き問題」で訪れていて 息子さんが役所の人との話し合いが終わり帰った後 父親であるお爺さんに、思わず心外な結果になりそうな話をした。 息子さんは冷静で、怒っているわけではない。 お爺さんも冷静に聞いて「足らない分は、お金は俺が払ったる」とも答え 深刻な話にはなっていなかったのだが・・・ お婆さんは、息子の心の中が見えるのか・・・豹変 その時から 私達に敵対的態度になった 認知症だったそうなのだが・・・ 認知症という「何かを失った人は 別のところで能力が増す」場面を見た感じだ。 以前より行く障害者施設の人にそのことを聞いたのだが 「目の見えない人は、それに変わる能力が備わっている」という 「気象予報は100%当る。気象によって身の危険にも及ぶから」というように その お婆さんは 息子の気持ち インコの気持ち が 手に取るようにわかるようだった そうしてみると 冷静そうな息子さんの中に、不安そうな、不満そうな表情を見ることができるのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月21日 19時20分43秒
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