|
テーマ:暮らしを楽しむ(388275)
カテゴリ:カテゴリ未分類
折り鶴に乗って・・・帰るわ 【詩】
がれきの中 寒空の下 花は咲いてないから あなたは 折り鶴を折ってくれてるのね わたしのことを思って そんな健気に・・・ あ り が と う (涙) 愛しき少女(あなた) 抱きしめてあげる わたし あなたを ぜったい守ってあげる だから まだ 帰らない でも その折り鶴 真綿のように柔らかな光を放って お別れの日に わたしを それで包んでくれるんでしょ そしたら わたし 舞い上がってしまうでしょうね あなたを守るために いたいけど・・・ (光が大きくなって) ・・・ごめん わたし 天国に運ばれるんでしょね あ り が と う (涙) 1つ1つの折り鶴は 降りしきる雪の1粒づつのようだけど わたしを軽々と運んでいきそう あなたの おかげ こんなふうに別れなければいけないけど もう 悔やんだりしない あなたの おかげ あなたの 折り鶴の おかげ あ り が と う (涙) 愛しき少女(ひと) 楽しみだわ あなたの折り鶴に包まれる日が・・・ <解説> 先日来の詩は 死者の声です。 「今 私にできること」って、何はともあれ 亡くなった方々が天国に帰って行けるよう願うことだと私は考えます。 それで、優しい言葉をかけてあげたいけど、人それぞれなので、 どう声をかけていいかわかりません。 そんな今、言葉はかけられなくても、折り鶴を折ってさしあげると、 折りながら、あなたの献身的な心の奥底にある愛の力が折り鶴に伝わって 折り鶴に小さな命が注がれるのでしょう。 昨年、広島の平和公園で、折り鶴を掛ける場所で その大きな光の力に立ちすくみ涙したものです。 それは、神様が降りてきた時のような光の強さ。 小さな命だけれど、1000羽の折り鶴があれば 1人の人を天国へ導くには充分な力で誘う事ができるのでしょう。 私も今朝から 折り始めました。 残った人のために義献金、救援物資等もいいですが、 死者のために 一見意味の無さそうなことですが こんなことが日本中に広がるといいなあと思います。 なんといっても2万人を超す死者、行方不明者の霊が天国に帰るには 1人でも多くの人の愛の力が必要です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|