2010年 500系東海道新幹線から撤退 【鉄道模型で振り返る東海道新幹線】
N700系の登場で、ながらく「のぞみ」専用だった500系も、性能面で東海道新幹線では山陽新幹線では並ばれます。となると、ドア位置の不揃いや居住性に難があり、経年も気になりだす500系の立場が小さくなります。加えて山陽新幹線では0系が引退し、100系の置換え時期も迫るなかで、16両編成前提でユニットを組んでしまった300系は使いづらく、500系を短編成化することで対応するように決まりました。0系が完全に引退した少し後から8両編成に短縮された500系が山陽新幹線に登場。「のぞみ」での運用は急減し、元々の本数も少なかったために、トップナンバーのW1のみが16両で残存。2010年2月まで運用された。 模型ではさよならセットでおなじみのTomixが発売 W1編成特有のセンサー(通称:ホクロ)再現 編成全景 表記も印刷済み。 運用終了後、W1編成は短縮されることもなく、長らく博多総合車両所で余生を送っていましたが、2014年に正式に廃車となり、両先頭車のみ残存、1号車が京都鉄道博物館に展示されています。