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戦争中に行方不明になった友人を捜しに来日した、
ニュージーランド人の私立探偵フェアフィールド。 巣鴨プリズン内での調査を許可されるかわりに 記憶喪失の戦犯キジマの記憶を取り戻す任務を命じられる。 そして、プリズン内で起きた毒死事件の謎を追う。 戦争について、 誰も責任をとろうとしない日本人。 読みながら、 「和をもって尊しとなす」が悪い方に出るとこうなるのかなあと思っていました。 みんな、「これはまちがっているのでは」と思いながら、 それを声に出して言えない、言ったらまずいんじゃないかと思ってしまう雰囲気。(それは現在もあるように思う) 天皇が無罪であれば、自分たち日本人もまた無罪? そういう解釈は初めてでした。 そんな中、キジマは最後 自分のしたことの責任をとったのだと思いました。 責任をとるとは・・・? ミステリですが、 いろいろ考えてしまう作品でした。 トーキョー・プリズン 興味を持たれた方は ↓こちらにもクリックをよろしくお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.02.25 19:39:51
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