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アガサ・クリスティー&ジョン・カラン著
どうして連名になっているかというと クリスティーの膨大なメモが載せられているからですね。 早川文庫に入っているクリスティー作品はほとんどすべて読んでいますが たくさんあるもので もう犯人はおろかあらすじも覚えていないものが多くなって 何回再読しても充分楽しめるのがクリスティー。 (『五匹の子豚』なんて、一番再読の回数が多いのだけれど いつも犯人が誰だったか忘れている) だから、未読の方がこの本を読んでも 差し支えないかもしれないとは思うけれど やはり一度すべて読んでから読む方がよいのかなと思います。 なにしろ「ネタばれ注意!」が多すぎるので。 有名な大作はもちろん、 あまり知られていない短編でも いろいろなバリエーションが考えられていたのだなあ。 ひとつの作品のメモが 数冊のノートにとぎれとぎれにまたがって 書かれていたりするのが興味深かったです。 なんと、ポアロが登場する2編の短編が初公開です。 早川文庫、赤い背表紙といえばクリスティー。 最近はご無沙汰している早川文庫に ↓クリックをよろしくお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.06.01 19:23:25
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