テーマ:お勧めの本(7342)
カテゴリ:本棚
富田林市の吉田一子さんは、
60才になるまで、字を書くことができませんでした。 差別により、学校へ通うことができず 文字の読み書きを勉強することができなかったのです。 識字学級に通うようになった吉田さんが 銀行から年金を引き出すときに 自分で字が書けなくて引き出せず悔しい思いをし、 それまでよりももっと努力して 何ヶ月も名前と住所を書く練習をし 銀行で自分で名前を書いて お金を引き出すことができた という文章を 人権教育研修会で紹介されました。 差別のために、 今も字の読み書きができない人たちが 今の日本でも大勢いることを 再認識してほしいと思いました。 また、この絵本では、 字を習った吉田さんが 「字」「言葉」というものを 宝石のように大事に思うようになったことが伝わってきます。 自分の発している言葉 落書きされている汚い言葉 そういうものにも気持ちを向けていくことができるといいなあと思いました。 子どもたちに勉強することの大事さを 感じてもらうのにもいいかな。 ひらがなにっき ↓こちらもお訪ねください にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.02 19:50:11
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