自然に持っている心を再確認する道徳
道徳の指導内容2 主として他の人との関わりに関すること(2)身近にいる幼い人や高齢者に温かい心で接し、親切にする。今日やった道徳ではこれがねらいでした。我が地域では、祖父母との同居や近所に住んでいる率が高く、高齢者に身近に接している子どもたちです。今日の資料では、道がわからないおばあさんを心配して、思わず手助けに行く女の子の話。女の子が、おばあさんの後ろ姿を見ていたという場面で、気持ちの描写は何もないにもかかわらず、子どもたちは女の子がおばあさんを心配している気持ちをよく察した発言をしていました。こんな場面に接すると誰でもそういう心配する気持ちを持つのだなあと思った場面でした。そこで行動に移せるかはその人の道徳的判断力によりますが2年生なので役割演技のような感じでおばあさんに道を教えに行き、さらに行き先まで案内するというのをおばあさん(←私)との掛け合いでやってもらいました。声をかけるところまでは同じ言葉ですがそのあとのせりふはその子の思いがそれぞれに表れてなかなかでした。人を助けるというのはあまり経験がないことなのでこんなふうにシミュレーション的にやっておくのも必要じゃないかなあと思いました。ところで資料は資料でしかないので子どもたちの心ともう少しリンクさせたいと思い女の子の場合はこうだったけど、みんなにもこういうふうに自然に手助けしようとする気持ちはあるんだよ、というふうにしてお年寄りとの交流会の時に自然に手をつないで連れて行ってあげる姿を拡大写真にして見せました。自分たちのよさの再確認。という道徳でした。道徳は資料(テキスト)が命ですが目の前の子どもたちのよさをほめることができる終末を考えると楽しい道徳になるよ、と昨年の道徳の指導主事がおっしゃっていました。ちょっとそういうのをねらってみた先生に↓クリックをよろしくお願いします。来週は校内研究授業です。