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カテゴリ:仕事
私は小さいころから人の粗ばかりが目に付くタイプだった。
1割でも駄目な部分が見えてしまうと、残り9割のよい部分をみようとせず、 一気にその人を嫌いになってしまう。駄目人間の烙印を押してしまう。 そういうタイプだった。 これは残念ながら大人になってもあまり改善されていない習性である。 一応、嫌いな人となんとか普通に会話するようにはなっているけど。 仕事上ね、どんなに嫌いでもやっぱ会話しないわけにはいきませんから。 とはいえ、めったに人を嫌いになることはないです。 特に大人になってからは。 で、どんな人が嫌いかっていうと、仕事ができない人。 学生時代までは裏表がある人が嫌いだったけど。いわゆる八方美人。 仕事ができない人。 できないとすると御幣があるかもな。 できない人でもあり、しない人でもある。そういう人。 (できなくても努力している、成長しようともがいている人は違うよ) やる気がない、給料泥棒のような人が一番嫌いです。 また、とんちんかんな人ね。周りの人が一生懸命教えているのに、それを無にしてしまうような人とかも、嫌いです。 そんなニオイを少しでも感じ取ってしまうと、とたんに嫌いになってしまいます。 (もちろん、逆もあるよ。こいつできなさそうだなーって人が意外に仕事できたりすると、好きっていうか、好感を持つよね) で、一度嫌いになってしまうと、そいつの一挙手一投足にイラついてしまう。 っていうか、やることなすことが駄目ってことが多いので、毎日、小さいこと一つ一つにイラつき、ストレスがたまってしまうのである。 だが、それってあほらしくね? ふと、思ったのです。 大嫌いなやつにふりまわされているようで。 今頃ってわかったんかい?って感じですけど。 やっとです。おそいです。子どもです。すみません。 嫌いってだけでもストレスたまっているのに、そいつのつまらない行動にいちいち腹を立てていたら、私の身が持たない。あほらしい。 だいたい、嫌いになるほどの駄目なヤツである。やることなすことが駄目に決まっているのだ。 だったら「あー、また駄目なことしてるわ」って笑えるぐらい器のでかい人間になろうではないか。 そうすれば少しは日々気楽に生きていけそう。 嫌いっていらいらしている状態では、ある意味そいつと同じレベルなのである。 それより一段上に上がり、「相変わらずだねー」と構えているほうが大人である。 できた人間である。とはいっても、根底にそいつのことを馬鹿にしている気持ちがあるといえるが。 今の職場で仕事のスキルアップは望めないけど、人としてのスキルアップは望めるのかも?なんてね。鍛錬の場ですわ。かなり、ね。 っていうか、以前の会社もかなりな鍛錬の場だったんだけど、 ハードルが高すぎて私は脱落しちゃいました。あのままいたら病気になりそうだったので。 今ぐらいのゆるーい立場、環境で、ゆっくりと精神を磨いていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年07月23日 14時56分08秒
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