カテゴリ:おもいのままに
「清貧」とは・・・、
私欲をすてて行いが正しいために、貧しく生活が質素であること。 富を求めず、正しいおこないをしていて貧しいこと。 「清貧」という言葉は辞書にはあるが、 「清富」という言葉はない。 清く、正しく、美しくしていたら、 富むことはできず、貧しいままなのだろうか。 なにかおかしい。 「貧しい」とは・・・、 1.財産や金銭がとぼしく、生活が苦しい。貧乏である。 2.量・質ともに劣っている。粗末である。貧弱である。乏しい。 3.満たされていない。 とかく、物質面が強調されるが、 「心が貧しい」というのは、 心が満ち足りていない、ということ。 心の貧しさ=むさぼりの心、とすると、 物質的に貧しいと、心までより貧しくなってしまいがち。 であるならば、心が弱ければ弱いほど、 やはり求めるべきは、 「清貧」ではなく、「清富」。 清く、正しく、美しいからこそ、 聖なる富が訪れるのではないのか。 「清貧」でいい、 貧しさこそ、「清さ」の証と信じていれば、 現実はその通りに。 たしかに、それもまたよし。 が、物質的な富を得て、 より豊かな心で、 「清さ」を実証するのもまた人生。 すべては、思いのままに。 すべては、決意のもとに。 まずは、言霊(ことだま)遣いから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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