カテゴリ:こころのままに
徳とは・・・
1.精神の修養によってその身に得たすぐれた品性。人徳。 2.めぐみ。恩恵。神仏などの加護。 3.利益を得ること。もうけること。有利であること。また、そのさま。 4.富。財産。 5.生まれつき備わった能力・性質。天性。 徳に「陽徳」と「陰徳」あり。 陽徳とは・・・ 1.万物を生成発展させる宇宙の徳。 2.あらわに人に知られる徳行。 陰徳とは・・・ 1.人に知られないようにひそかにする善行。隠れた、よい行い。 「陰徳(いんとく)あれば必ず陽報(ようほう)あり」 《「淮南子(えなんじ)」人間訓から》 人知れずよいことを行う者には、必ず目に見えてよいことが返ってくる。陰徳陽報。 徳は、積むものであるという。 が、それは、目に見えないのが常である。 本来は、数えられるものでもない。 目に見えたり、数えられたりするのは、 徳の本体ではなく、そのハタラキが形(得)として現れたものである。 (それも、もちろん広義での徳ではあるが・・・)。 陰徳ということで、あえて隠匿することもないが、 かといって、これ見よがしに、ひけらかすこともない。 徳は、にじみ出るものである。 どこからということもなく。 なんということもなく。 自然(全我)から分かれた存在を、自分(個我)という。 徳行(とくこう)とは、 自然(真我)に戻る道そのもの。 自我そのものが、 自我を捨てずしてあるがまま、 すべてのものとひとつになったとき、 自然に陰徳は、陽徳としても発露する。 陰陽不二。 陰陽一如。 もとひとつ。 われ ほとけ ひとみな ほとけ もと ほとけ みおや ほとけに つつまれて なむ ひとつ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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