こころの雑草。
こころの中に、大木を育てんと・・・。大木になるために、地味が必要。成長のための養分。水分も養分も、すべてを若木に与えることができれば、成長も早い。そのための、日々の雑草取り。増えてしまってからでは、大仕事。根絶やしにするには、大がかり。まず土を湿らすこと。そして、雑草の芽を見つけたら、すぐに抜き去ること。気づいたら、すぐやる。乾いた土では、根が残りやすい。抜いた雑草は、天日干し。やがて、土の中の養分へと。雑草にじゃまされずに、陽も当たる。こころの土壌づくりが仏道修行。「水」のはたらき。雑草を土に戻すのが、神事。「火」のはたらき。神仏はともに、人のこころの土壌を豊かに耕し、魂を大木に育てんと見守り、常に助けようとされている。我々が気づかないだけ。ありがたい。かたじけない。もったいない。おそれおおい。ただただ、ありがとうございます。我が良心こそ、神仏なりと・・・。