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今日のご遺体

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2013年10月09日
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カテゴリ:残念な話
美しい女子高生が刺殺された。
犯人はすぐに捕まったが女子高生は2時間後に亡くなってしまった。
女優志願のキレイな子で、この衝撃的な事件にTVでは「かわいそ、かわいそ」の悲劇扱いなのだが…ネットからするとかなり違和感がある事実が発覚した。

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犯人とはフェイスブックで知り合い交際
2人仲良く撮った写真もネット上に公開されていた。
そして別れに至る事になり、怒りから犯人は彼女との性的関係を伺わせる
あられもない姿の彼女の写真を海外サイトを経由してネット上に公開してしまった。
マスコミ・大手プロバイダーはその事には触れていない。
が、ネットで一度公開されてしまった情報は日本中・世界中の人の目に晒されてしまった。
「流出した情報は誰かが絶対見逃さない」
今はそんな世の中なのだ。

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「明るく努力家のアイドルの卵が変質者に刺されたみたいな事件になっとる、マスコミの限界がよくわかる事件やな 」
「ネットが事実でマスコミが嘘と言う形w綺麗な顔立ちの子だから擁護の意見が多いけれどビ○チが一人殺されましたってだけの事件」
「FBで知り合う →仲良くなる→容疑者エ○写真を要求→女子高生が自画撮りして送る→自宅で密会→女子高生が飽きて容疑者を捨てる→容疑者画像をUPして脅迫…こんなところかねー」
「トップニュースで扱ってあーだこーだ語るコメンテーターがアホ極まりないな 」
「被害者の人権を守る為だからね、仕方ないね 」
「マスコミには「報道しない自由」もあるらしいでいいんじゃね 」
「被害者は本当に可哀想だと思う 、しかし芸能人にでもなろうとする者が自らエロ画像動画という時限爆弾を仕掛けるのは馬鹿だと思う 」
ネットユーザーの正直な感想だ。


この事件でインタビューされた近所の人は
「この辺でこんな事が起きるなんて信じられない」
「近所でも評判のいいお嬢さんだったのに…」
と純粋にショックを受けているが2人の関係を知ってしまったら…。
人は美しいもの規律正しい人に疑いを持つ事がない。
だが改めてちゃんと認識しなければいけないのは「美しい」とは必ずしも正義ではないのだ。


【考える人とおめでたい人はどちらが幸せか】著者シャルル・ペパン著はこう言う。
『美は、私たちを導き、奥に秘められた価値に同意させようとする。
その魔力の恐ろしさを示すいい例が、ナチスのプロパガンダである。
美しい行動、権威を誇示するかのような巨大モニュメント。
ヒトラーを中心とした全体主義政権は芸術家を動員し、自分たちの政策、価値観を広めようとしたのだ。…私たちはそれを当然の様に受け入れてしまう、あげくの果てに
「こんなに美しいものが間違っている筈がない」などと思いこんでしまうのだ。』

マスコミが彼女のしてしまった事を報道しなければ
「こんなかわいい子がかわいそうに」で終わる人もいるだろう。
全てを白日の下に晒すインターネット
知る人には「マスコミは全て報道はしていません」と証明された事になる。


彼女はまだ高校生で恋愛上での冷静さを失っていたのかもしれない。
だが彼女は自分の美しさの力は十分に理解し、それを使って生きて行こうしており
事実表面上はそのようにしてきたのだろう。
だがおこなった事がいかに自分を傷つける「取り返しのつかない事」か?
気が付いた時には脅威はもうそこまで迫ってしまった。

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残念ながらこの事件は日本語で言うと
「痴情のもつれ」…リベンジポルノ事件というなじみの無い言い方になる。

リベンジポルノとは…振られた仕返しに、元恋人の裸の写真をネットに投稿する――このような「リベンジポルノ」と呼ばれる行為の事を言います。
「リベンジポルノは(恋愛)関係が終わったときに始まることが多い。かつて同意の下で撮られたプライベートな写真が、被写体の同意なしで、あるいは被写体が知らないうちに、あとで他人にばらまかれ、オンラインの複数のサイトに投稿されることもある」

これを禁止する法律が、米カリフォルニア州で制定されており違反すれば最大6カ月の懲役や1000ドルの罰金が科せられます。

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結果、彼女の写真を公開した犯人の思惑通りにいっている。
目的は相手を苦しめる事。
犯人は彼女の夢を復讐の為に壊したかったのかもしれない。
だがそれだけじゃおさまりが付かず、殺人に至った訳だが残念ながら個人的には彼女にも十分落ち度があると思えてしまう。
将来を思うなら幾ら未成年とは言え「自分の行動と発現に責任を持つ」事を知らなければ
どこから足をすくわれるのか分からないのだ。

人生はどこで誰が自分の足をひっぱるか?…そんな恐怖がある
石田徹也作「健康器具」


最近は「ちょっとした優越感」から世間に公開した写真や発言が
世界中のあらゆる倫理感にさらされ「審判」にかけられる。
そして公の晒された記録は回収できないのである。

当然ご両親もなぜこの事件が起こり、何が晒されているかもう知っているだろう。
彼女の育て方として良い事と悪い事をなぜもっと理解させる事が出来なかったのか?
両親それぞれ男親・女親という性別の違いや親としての役割や関わり方の違いから今後苦しむ事を思うと他人事でも絶望的な思いがしてくる。

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【告発のとき】という映画がある。


イラク帰還したはずの息子は42か所刺された上で肉片に解体され燃やされ更に害獣に食い荒らされた姿で見つかった。
「あんなに良い子だった息子がなぜこんな事に?」
怒りの捜索をして行くうちに実は息子はかなりの暗黒面がある人物だったと知り…
「誰が真の悪者か!?」と断言しきれないかなり後味の悪い作品。

時代により正しい生き方とはその時々で変化するモノなのだ。

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高齢者を踏切事故から救おうとして亡くなった女性の事故は葬儀が終了するまで連日報道された。
「彼女の正義感」を人々は論じ「自分ならどうするか?」と実に考えさせられた。

そんな彼女の「小学校の卒業文集」までニュースで紹介されていた。
『私はどうしたら正しい人になれるか?それは努力する事だと思います、でも努力はとても大変…でも頑張りたいと思います』
というような内容で「彼女の骨の髄からの誠実さ」が涙を誘った。
が、私は思うのである「今は亡き彼女は本当は少し後悔しているんじゃないか?」と。

「『自分は』正しいと思って疑わなかった行動が取り返しのつかない事になる」
そんな出来事が今とても多いと思う。


今回の女子高生の事件、飲食店の冷蔵庫に入る若者たち、土下座させ逮捕された主婦、そしてこの踏切事故の女性。
踏切事故の女性は確かに正しい…自分の心に正しい、だが彼女は家族や友人知人に対してまで命をかけて行うべき事だったのか?
彼女は正しい…が自分が死ぬかもしれない危険性も自死したかったかもしれない「高齢の男性の本当の苦しみへの理解」はあったのか?
価値観の視野が一本筋は通っている。
だが「自分が支える、自分を支えてくれる大切な人達への責任」
それを思うと、本当の所は一瞬の判断・ノリで決断出来なくなるのも当然なのかもしれない。


良き行動力があることはすばらしい事だ。
自分を晒されても恥ずかしくない生き方をしていれば、何も恐れる事はないのかもしれない。
だが残念ながら、どんなに正しい生き方をしていても世の中の全ての人は全員「イイネ」と賛同はしてくれないのだ。
                                   
ある芸能人が「全員が自分を支持してくれる訳でもないし、自分を嫌う人がいるのも仕方がないと思う」
私はその達観した思いにこそ「イイネ」と思った。
それは本当に仕方がない事なのだ、なぜならば世の中の多様な価値観がありどんな感情あれど、思う事は自由なのである。


人の目線や意見に左右されてばかりいては、自分の気持ちを生かす事はできない。
だが人は悲しいかな、【数の脅威】には勝てない部分がある。
小さなコミュニティーでさえ、その中で支持されない事は生き難さにつながる。
生きやすさとは…自分の発言・行動次第なのだ。

我々は社会をにぎわし、眉をしかめるようなニュースを見ていつまでそれを「今後の教訓」にし続けなければいけないのだろうか?
正直最近すこしうんざりしてきている自分もいる。

お子さんを持つ親御さんには子供に自分の情報を発信する時は「それは一生残るモノだ」と徹底的にネットリテラシー教育をした方が良いと言う事だ。
発言一つが将来の自分を助け足を引っ張ったりもする。
小学校時代作文集のタイトルは大抵「足あと」だったがそれは=「消せない足あと」
だと今さら気づき、誰も教えてくれなかった事も含め後悔が過った。
もし、過去に「はずかしい足あと」を残してしまったとしたら…?
謙虚に過去を反省、素直に「ワタシ本当にバカでした」と恥じる勇気とそんな自分を笑い飛ばせる精神力が必要になるだろう。
人生のハードルは「無駄な事で」高くしない方が良い、誰かを悲しませない為にも。






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最終更新日  2013年10月10日 02時04分40秒
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