カテゴリ:食育
先日、生活クラブ生協大阪の
牛乳の勉強会に行って来ました。 場所は、天満橋の「エル大阪」 ここは、偶然~子ども達のピアノの発表会をする会場で、ちょっと下見させてもらっちゃいました。(あつかましい、大阪のおばちゃんなので^^) こじんまりとした、落ち着いたスペースで、 でもピアノは、スタンウェイのコンサートサイズ♪楽しみです。 さて、本題に♪ 最近、ニュース等で、 「生乳不足からバターの品切れが続出!」 という文面を目にする事が多くなってきました。 日本人の牛乳離れ 牛の飼料のとうもろこし等の高騰 などで、酪農家が大変だそうです。廃業する所も多いそうです。 今回の勉強会では、なじみのある 「牛乳」 について 今一度、考えるチャンスになりましたので、 書いておきたいと思います。 我が家の子ども達 3人は、 学校給食の牛乳は飲んでいません。 私が長女を妊娠した時は、 「妊婦にカルシウムを!牛乳を!400cc飲みましょう!」 ・・・と叫ばれていました。 そらもう~、真面目にせっせと飲みましたで~! そしたら、子ども達全員・・・ アレルギー体質。 決して、牛乳だけが原因とは言えないのでしょうが 戦後、アレルギーの人が爆発的に増えている事を考えると、ひとつの原因といっても言いすぎという事はないかもしれません・・・。 そこから、 「食」に関して勉強するようになりました。 牛乳=カルシウム って思いますよね。 でもね、カルシウムって実はとっても吸収率の悪い成分で それは牛乳も同じなんです。 おまけに、日本人が牛乳を飲みだして、まだ、たかが50年ぐらい。 元々、米や大豆、海草を食べてきた私達には、 乳糖を分解する酵素 「ラクターゼ」が少ないと言われています。 さらに、一般的な牛乳の殺菌は、120℃・・130℃・・・の 高温殺菌。 学校給食の牛乳もこれなんですね。 これでは、牛乳が本来持つ、乳酸菌や有益な菌も死滅しますし、 たんぱく質も固まって細胞の1個がおおきくなってしまい、吸収しにくくなります。 (牛乳を熱しすぎると張る膜・・・はたんぱく質です) それがアレルギーの原因とも言われているんですね。 せっせせっせと、乳製品を必要以上に摂って・・・子ども達を アレルギーに、自分もアトピーに・・・なってしまった・・・のかな~ と、悩んだもんです。 日本人とカルシウム 日本人が昔から摂っていた、大豆 味噌 海草類 小魚 にも、カルシウムは含まれていて、 カルシウムの吸収には、ビタミンCが必要なんですけれども、 日本人は野菜もたっぷりと、摂っていました。 ちゃんと、摂れていたんですね。 日本人にとっては、分解&吸収しにくい牛乳に頼らなくても・・・。 我が家も牛乳は飲んでいますねんよ~。 低温殺菌牛乳を、 家族5人、一週間で2~3本程度。 お楽しみ程度ですが。(コーヒーには、少しの牛乳を入れたい・・・んですよね) 75℃15秒・・・の殺菌の牛乳は、飲み口がさらっとしています。 生活クラブ生協大阪の牛乳は瓶です。 回収して、何度もリユースします。 今の瓶は重くて扱いづらいのですが、10月から 軽くて、くびれがあって持ちやすい瓶に替わるらしいので、 今は、四つ葉の低温殺菌なのですが、変えようと思っています。 生活クラブ生協では、農業と酪農をコラボしています。 牛の糞を堆肥に・・農作物を育て・・・餌も調達する、循環型です。 昔の農業って、こんな風に循環していたんですよね・・。 だから、輸入とうもろこし・・・の餌の問題はさほど深刻ではないそうです。 また、牛は牛乳を出荷しない、(配送のない土日)にも、乳をだします。 当然ですね♪ そんな時の余った牛乳は、自前工場でアイスクリームやヨーグルト等に加工しています。 それを、私達組合員が購入して、初めて回っていくんですよね。 ただ、お金をだして商品を買う・・・だけではなく、 生産者や、組合などの苦労 なぜ、その製品なのかを 考えて、全ての産業の発展のために循環させていく事が、大切やな~・・・と 牛乳を通じて思った、一日でした。 もし、みなさんも、牛乳を少しでも栄養のために・・・と考えるのであれば、 少し高いですが、有効な乳酸菌などが残ってる、 低温殺菌牛乳を お試しくださいね。 120℃、130℃で加熱殺菌した牛乳・・・では、子牛・・・も、 4~5日で、死んでしまう・・・そんな、工業製品的牛乳ではなくって・・ね。 そして、大切なカルシウム摂取のためには、 バランスのいい和食を 食べてくださいね~♪ 栄養学・・・は、その時代その時期で、どんどん変化しています。 アトピーも様々な原因に由来していると思います。 私の意見は、あくまでも一つの考えとしてお受け取りくださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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