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テーマ:柔道最高!(453)
カテゴリ:柔道
おはようございます
娘サキ(中1)は、またしても明け方まで眠れず… 今日は午後から送って行くのかな? まぁ、一進一退です。 新学期の興奮も落ち着き、そろそろ学校生活の疲れが吹き出してきているのだと思います。 私も自分の予定(仕事、生活リズム)が乱れっぱなしですが、なるべく焦らず、じっくり、ゆったり見てあげよう、と自分に言い聞かせているところです。 さてさて、今日はヒデキ(小4)の話題です。 昨日はいつものように柔道の稽古がありました。 いつも高学年の指導をしてくださっているO先生は、大学4年生の学生指導員。 中学、高校の教職免許を取得するため、3週間ほど教育実習で代理の先生が指導にあたってくださっていますが、昨日は東京松前柔道塾からもU先生がいらっしゃいました。 U先生はいつも気合いっぱい! のんびりムードの湘南松前の子どもたちに、 「おい、声が出てないぞ~~」 「もっと気合をいれろ~~」 と、喝を入れてくださいます。 その効果で?、昨日の乱取りでは、あっちからもこっちからも大きな声があがっていて、まるで別の道場のようでした(笑)。 お調子者のヒデキも、すっかりその雰囲気に乗っかり、 「やぁあああ~~」 と、声を張り上げながら得意の内股や大外刈りをかけ続けていました。 ところがそのとき、ヒデキたちのすぐ後ろで乱取りしていた2人が、ぐんぐん迫ってきて、今にもぶつかりそうになりました。 (あぶないっ!) 次の瞬間、咄嗟に身をかわしたヒデキがバランスを崩し、倒れたとたんに 「いってぇぇええええ~~~~!!」 と、叫び声をあげました。 寝っころがったまま、目に腕をあてて泣き続けるヒデキ。 (どうしたの) 「ヒデキ、大丈夫か?」 U先生が駆け寄ってくださいますが、ヒデキはひたすら号泣 …着地のときに、右足の親指が内側に曲がったまま、思いっきり畳に叩きつけられ、突き指のような状態。 親指の爪のつけ根からは血がにじんでいるようでした。 すぐにアイシングをしてくださる先生方。 あまりに泣き続けているので、私もそばに行ってみると、全身の毛穴から汗が噴き出したように汗びっしょりで泣いているヒデキ。 足の怪我も心配だけど、あせもの方も気になる私。 上の階へ移動して、今度は大学柔道部のトレーナーさんに、出血したところを消毒していただくことに。 ヒデキをおんぶしようとかがんでくださった先生を前に、 「いや、オレ自分で歩けるから…」 咄嗟に遠慮するヒデキ。 「あはは♪ 何遠慮してんだよ?痛くて歩けないだろ?」 と先生は笑って言ってくださいましたが、ヒデキは結局片足を引きずりながら、歩いて上がりました。 相手は力もちの柔道の先生なのに、ヒデキの心の中ではいつも「自分は体重が重いから、相手に悪い」と思うのが癖になっているんだなぁ~。 (そういえば、ママは腰が悪いから、ってどんなに足が痛いときでも、眠いときでも、我慢して歩いてくれるよね) そんなヒデキの一言が、いつまでも私の胸に残ります。 消毒薬がしみたのか、 「いってえええええええ~~」 ヒデキのあまりの大声に、稽古中の大学生たちがいっせいに振り返ります。 「こらっ、少しは我慢しなさいっ!」 (って、無理だよね…笑) 腫れ具合から、骨には異常がなさそう、ということだったので、そのままかかりつけの接骨院へ。昨夜のうちに超音波治療をしていただきました。 帰りがけに、痛みが落ち着いたのか、どこか嬉しそうなヒデキ。 「ママ、オレ、K君とおんなじケガしたんだしな」 そうです。 ちょうど先週の同じ日に、ヒデキの憧れの先輩、6年生のK君もまったく同じケガをしたばかり。しかも、K君は親指の爪が割れて、かなり出血してしまっていました。 「ふふっ、それが嬉しいの?」 「ひひひ… K君がね、 ”あっ、オレと一緒だ!” って…。それに、いろんな人が ”ヒデキ、だいじょうぶ?”って来てくれたしな。 オレって、結構みんなに心配されてるんだし!」 怪我をしたというのに、満更でもなさそうなヒデキです(笑) 「ねぇ、明日学校へ包帯巻いて行くんでしょ? 包帯、買って帰らなくていいの?」 確かに湿布はした方が良さそうです。私たちは薬局へ寄って帰ることに。 「これなんかいいんじゃない?」 ”湿布の固定に”と書いてある、テーピングのような貼るだけの包帯を見つけた私。 「え~~っ? だって、K君は普通の白い包帯してたじゃん」 「はいはい。K君と一緒がいいのね~」 昨夜はシャワーのあともしっかりアイシング。 おかげで今朝はひどく腫れている様子もなく、ホッと一安心です。 「指の上側を押すと痛いようなので、恐らく腱を傷めてしまったのでしょう」 と、昨日接骨院で説明を聞いていたので、上側に湿布をあてて、包帯を巻きました。 「ほら♪ これでいいでしょ?」 「う~~~ん。 でも… K君のは、もっと上手に巻いてたよ」 (またK君かい?笑) 「あはは♪ こんなもんだったよ」 どうやら、ヒデキの頭の中には”K君と一緒”ということしかないようです。 左足は運動靴、右足はビーチサンダルで学校へ行くヒデキ。 一度、そういうのをやってみたかったようです。 「ねぇ、昼休みにドッジボールやっていい?」 「いいわけないでしょ!? …と言いたいところだけど、 (ま、ちょっと目立ちたいだけみたいだし?笑) 自分が痛くなければいいんじゃない?」 (本当に痛けりゃ、できないって!) 柔道を始めてから、いつかは怪我をするだろうと思っていましたが、最初の怪我は大事に至らず、やれやれというところです。気合いっぱいの稽古中でもあったし、とりあえず「名誉の負傷」ということにしておきましょう♪ 明日になればきっと、体育がやりたくて、ドッジボールもやりたくて、 「もうこれ、外して行っていいでしょ?」 と言い出しそうな気がします。 これで憧れのK君に、少しは近づけたかな?(笑) もう、怪我はしないでね♪ ひなたまさみ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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