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テーマ:旬・シュン・しゅん♪(3071)
カテゴリ:大好きな人たち
みなさん、おはようございます
無事、埼玉から帰ってきました。 親戚のみなさんには、久しぶりに会う子どもたちの成長を喜んでいただきました。 痩せ型の主人、中肉中背の私、そしてスラリとした娘に肥満の息子。 「息子だけ(あんなに太って)、一体どうしたんだい?」 「家族のご飯を、あの子が一人で全部食べてるんじゃないのかい?」 「あの子は誰に似たんだい?」 ヒデキ(小4)はどこに行っても、話題の中心のようです(笑)。 体型がどっちのお爺さんに似てる、とか、目元がどっちのお婆さんに似てる、とか。 親戚の方たちが、こどもたちを見ながら私たちの両親を懐かしく思い出してくださるのが嬉しかったです。 当の本人(ヒデキ)は、そんなことなどどこ吹く風。 テーブルに並べられたご馳走に目を輝かせ、天ぷらの盛り合わせに箸を伸ばしては、大好きなエビの天ぷらをひとつ取るごとに、 「よしっ♪」 と、小さい声で呟きながら、小さくガッツ。 これを4回繰り返したところで、 「あれが弟だと思われたくない」 と、サキ(中1)がボソリ。 昨夜も、薄いピンク色の毛布を見ながら、 「ここ(縁)が、脂で~~、 ここ(毛布)が、お肉だしなぁ~~」 と、幸せそう 「さっき、晩ご飯食べたばっかりだよね?笑」 お肉とご飯をこよなく愛するヒデキ。 頭の中は、いつでも食べ物のことでいっぱいのようです。 私は、そんなヒデキの栄養バランスを考え、なるべく苦手な野菜を食べさせようと、日々格闘しています。 幸い、知り合いに畑をしている人がいて、ときどき新鮮な野菜をいただけるのですが、毎日のお散歩のときにも、やっぱり毎日寄る場所があります。 それは… 農家の庭先の無人販売。 この辺りには、こういう場所がいくつもあって、旬の採れたて野菜を1袋50円~100円くらいで販売してくれるので、とても助かっています。 お散歩コースにも4~5ヵ所の販売所があるのですが、私がいつも買うのはここ。 朝早く通ると、腰の曲がったお婆ちゃんが、丁寧に野菜を水で洗って準備していて、我が家の愛犬プリンを「可愛いねぇ」と言ってくださるからです(笑)。 ここで、数日前から気になる野菜を発見。 みなさんはご存知ですか? 洋ナシのようでもあるし、瓜のようでもあります。 (これ、なんだろう? どうやって食べるのかな?) そこで、早速そのお婆ちゃんに尋ねてみました。 するとそのお婆ちゃん、 「これはね、千成瓜といってね、 薄く切って、さっと茹でてから炒めて食べると美味しいんだよ。 豆板醤なんか入れて中華風にしてもいいし、味噌味でも美味しいよ。 まぁ、だまされたと思って、一度食べてみてください」 (なんか、美味しそうだなぁ~。 買ってみようかな?) そのお婆ちゃんは続けて、 「アハハ!だまされたと思うのは、やっぱり困るわなぁ~ あっちにあるのを少し持って帰って、食べてみるかい? それで美味しかったら、今度買ってもらえたらいいよ」 なんとまぁ、太っ腹! 「ありがとうございます お婆ちゃんを信じて、買って食べてみます」 1袋2個入りで50円。 2袋買って帰りました。 そして… 切ってみると、中はこんな感じ。 我が家のプランターで採れた唐辛子を使って、湯抜きした油あげを少し入れ、甘辛いきんぴら風に仕上げてみたのですが、これが癖がなくて、絶品でした ヒデキも、 「これ、まいう~~~ もっとないの?」 と、催促するほど。 あんまり嬉しかったので、小さな容器に少し入れて、お婆ちゃんの家にも届けに行ったところ、お礼にと、たっぷり野菜をいただいてしまいました。おまけに「今度は漬け物にするといい」と作り方まで教わって…。 幼い頃、家で五目いなりやおはぎなど、普段あまり作らないようなものを作ると、母に頼まれて近所の家に届けに行ったこと、思い出しました。 美味しいものを届けたり、いただいたり。 そのときにもやっぱり、帰りには缶詰やお菓子をもらっていましたね。 久しぶりにそんな温かい人のつながりを思い出しました。 時代は変わっても、大切にしていきたいもののひとつです。 ヒデキ、これからもしっかり野菜も食べてね みなさんも、素敵な一日になりますように。 ひなたまさみ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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