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テーマ:VIVA!少年柔道!(160)
カテゴリ:柔道
おはようございます
仕事が… まだ決まらず、連日就活を続けているところです。 かなり、焦っています 派遣は、この仕事が切れるときが辛いですね まぁ、落ち込んでいても仕方ないので、今日も頑張って登録してきます みなさんのところへの訪問やコメント、なかなかできません 申し訳ありません さてさて、息子ヒデキ(小5)の話題が続いています。 本当は娘サキ(中2)についても書きたいことがあるのですが、今日は久しぶりにヒデキの柔道の稽古について書きたいと思います。 昨日の夕方、ヒデキは体操服姿のまま、倒れこむように帰宅しました。 「ただいま~~~。 あ~~~~、疲れた もう死ぬ~~~~」 足元はもうフラフラです。 「あ~~あ。 これから柔道の稽古だっていうのに。 だから言ったじゃん、 ドッジボールクラブは止めた方がいい って」 小学校のクラブ活動は、火曜日の放課後。 柔道の稽古は火曜日と木曜日です。 去年もドッジボールクラブに所属したヒデキは、火曜日にはボロ雑巾のようにヨレヨレになって帰宅し、柔道の稽古どころじゃないような状態でした。 それなのに… それなのに… あんた、性懲りもなく、 ドッジボールクラブを第一希望 にしてたよね? 球技が大好きなヒデキ。 サッカーも野球も大好きだけど、ドッジボールがやっぱり一番好きだから、仕方ないんだね。 「ママ、腹が減った。 ご飯ない?」 「えっ? ご飯はないけど…」 おやつにラーメンを食べて(笑)、急いで道場へ 昨日は私も珍しく家にいたので、久しぶりに小学生の稽古から見学しました。 最後の乱取りの時間になると、これまであまり見たことのない乱取り練習が始まりました。 同じくらいの実力の子たちが4人ずつのグループに分かれる。 元立ちの子を1人決め、1分毎に次々相手を変えながら、元立ちの子が3人と続けて乱取りする というもの。 やがてヒデキも元立ちになる順番がまわってきて、3人と続けて乱取り。 3人目には息があがって、ハアハアいいながら頑張っていました。 (こりゃ、キツそうだわ) 小学生の稽古が終わると、ヒデキは私の元へやってきて、 「今日はもうダメだ 中学の稽古は、背負いの練習だけでいいよね?」 どうやら、ヒデキの言う 背負いの練習だけ=乱取りをサボる という意味のようです。 (今日は最初から疲れていたし、小学生の稽古もキツかったもんね。 まぁ、中学の稽古まで残るだけでも偉いよね) 「うんうん。 いいんじゃない?」 「ママ、晩ご飯、もうできてる?」 「は? 途中まで作ってきたけど?」 「じゃ、今から急いで帰って作ってきて!」 「だって、あとは炒めるだけだから。 今からじゃ、帰るまでに冷めちゃうよ」 「帰ってからあっためればいいじゃん。 帰ったらすぐに食べたいから、早く作ってきて」 …というわけで、私はそこでいったん帰宅し、夕食を仕上げて再び道場へ 中へ入ってみると、ヒデキは背負いの練習じゃなく、みんなと一緒に何かを始めるところでした。 ん? ヒデキだけが黄色い帯を? これはまさか? わわわっ ヒデキが元立ちになり、 あの、追い込みの乱取りが 再び始まったようです。 しかも、今度の相手は中学生や大学生の先生たち。 ヒデキ、大ピンチ 2人目の先生との乱取りが終わったとき、 もうヒデキは肩で呼吸を始めていました。 (やっぱり、持久力がありませ~~ん!!!) ヒデキ、頑張れっ 「ほらヒデキ、休むな」 「技が出てないぞ。 自分からかけろ」 「ヒデキ、最後まで投げきれ」 「ほら、すぐに立てっ」 周りで見ている先生たちから、容赦なく檄が飛びます。 4人目、5人目… (いったい何人とやるんですか?) そして6人目に出てきたのは、 100キロ近くありそうなでっかいでっかい中学生のM君。 ヒデキはもう、意識がほとんどないような… それでも最後の力を振り絞って、 背負い投げを… 1回かけ、 2回かけ、 M君は少しグラッとしましたが、倒れません。 と、そのとき、 毎回ヒデキに背負い投げの特訓をしてくださっているN先生が、 「もう一回だぁあああ」 その声に合わせるように、ヒデキは渾身の力で再び背負い投げを… そして、ついにM君が… バッタリと倒れた。 いっぽ~~~ん 「はい、そこまで~~」 ヒデキはよたよたと壁まで歩き、 しばらくの間、 号泣 キツかったんですね。 地獄の特訓がやっと終わり、ホッとしたのでしょう。 練習がキツすぎて泣いてしまう なんて、本当に久しぶりのことでした。 (こういう厳しい世界で、この子は本当にこの先もずっとやっていくつもりなのかな?) 親としては、正直、複雑な思いもありました。 「こんな練習、毎週やったら、みんなやめちゃいますよ~」 と、最後に先生も笑っていらっしゃいましたが、 実際、ヒデキが通っている道場でこういう追い込みのような練習をするのは、とても珍しいことでした。 大学生の先生方のほとんどが、中学生くらいのときに、この練習を経験されているそうです。 「俺たちもみんな泣きながらやってきたから、キツイのはよくわかる。 みんなキツイんだ。 試合でも、同じようなときがあると思う。 そのキツイときに、どれだけ根性を出して粘れるかで、勝負が分かれるから。 自分に負けないで頑張って欲しい」 そんなお話をT先生が最後にされていました。 今日は疲れてるから、 乱取りはサボろう なんて考えていたから、バチが当たった ようなヒデキは、もう、口もきけないほど疲れきっていました。 「ヒデキ、よく頑張ったね」 それでも、帰宅してお風呂に入ると、プルコギ(韓国風焼き肉)をモリモリ食べて、 「あ~~~~、 今日はマジで 死ぬかと思った」 「でも俺、必殺の背負いで ついにM君を倒したんだしな」 と、満足そうに話すヒデキの顔には、どこにも 「柔道をやめたい」 とは書いてなかったので、私はホッとしたり、呆れたり(笑)。 ヒデキ、ずいぶん逞しくなってきてるよ イビキをかいて寝ている息子の太い足にマッサージ機をあて、湿布をはりながら、 (どうか明日の朝、ひどい筋肉痛で泣きませんように) 母親にできることが、だんだん少なくなってきたみたいです。 息子の存在がまた少し遠くなったようで、 半分寂しくて、 半分嬉しい。 ヒデキ、頑張れ ひなたまさみ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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