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テーマ:VIVA!少年柔道!(160)
カテゴリ:柔道
ヒデキ(小5)が、柔道の合宿&試合に参加しました。
2泊3日の合宿で、最後の2日間に試合が含まれていました。 「望星スポーツジャンボリー柔道大会」 東海大学に体育学部武道学科が設立されて今年で40周年。 それを記念して、東海大学の武道学科、柔道部で学んだ卒業生が指導するクラブ・教育機関が参加対象になっているこの大会、我が湘南松前の他に2~3チームの参加があるくらいだろう、と思っていたら、20チーム(200名以上)も参加していて、かなり大きな規模の大会でビックリしました。 京都、鳥取、栃木、静岡…遠くからバスで参加している子どもたちもたくさんいます。 きっと普段から熱心に稽古に励んでいる道場ばかりなのでしょう。 一方、夏休み中はほとんど柔道の練習はなく、すっかり冬眠状態だったヒデキ。 大会に参加するのも2月以来で、なんだか平和ボケしているような顔つきです。 合宿に参加する前から 「東京松前の人たちも来るんでしょ? 試合なんて勝てるわけないじゃん。 無理だし。 やべぇ~~よ」 と、かなりビビっていたヒデキですが、強いのは東京松前少年柔道塾だけではなさそうでした。 強化選手の日の丸のワッペンがついている子、道場の名前じゃなく、都道府県が書かれたゼッケンが背中についている子があちこちにいます。都道府県の代表で全国大会に出るようなレベルの人たちですね。 「あ~あ、 冬眠から覚めるには、かなり刺激が強そうだね。笑」 まぁ、これも良い経験になります。 がんばれ、ヒデキ 大会は個人戦。 学年ごとに軽量級と重量級にわかれ、まずは3~4人ずつのブロックの中で総当たり戦、そこで1位になった子だけがトーナメントに進みます。 これまでこういう大会では、ブロックを1位で抜けたことのないヒデキ。 ブロックはヒデキを含めて3人だったので、まずは2試合するのですが、対戦表を見ると相手は2人とも女子だったので、ヒデキはますます緊張です。 重量級の女の子たちは、たいてい背が高く、身体つきもしっかりしています。 おまけに負けん気が強く、器用な子が多いので、ヒデキは女子との試合が苦手みたいです。 最初に、ヒデキを除いた2人の女子の試合を見学しました。 身体の大きい方の子が、試合が始まって数秒後にものすごい勢いの大外刈りで、あっという間の一本勝ち。 (わわっ、次はヒデキがこの子とやるの? ヤバイじゃん) 見ていたヒデキは… 顔面蒼白 (ダメだこりゃ。笑) 「ママ、オレあの子に勝たないと、1位で抜けられないの?」 「そうだね~、 相手はもう一本勝ちしてるから、 ヒデキは1位になりたいなら勝つしかないんじゃないのかな」 そして、ついにその強そうな女の子とヒデキとの試合が始まりました。 お互いしっかり組み合って、技も出し合います。 とりあえず、秒殺されずに頑張っています。 ん? ヒデキの顔つきが… 勝つぞ っていう顔になっています。 もしかして、これは??? やがてヒデキが払い腰をかけ、女の子が宙を舞いました。 「技あり」 それは一本勝ちしたかと思うほどの勢いでした。 「やったーーー ヒデキ、すごいっ」 まさかの展開に、すっかり興奮してしまった私。 そしてしばらく経った頃、今度は大外刈りで再び相手が宙を舞い、 「技あり。 合わせて一本」 「やったーーーーー」 ヒデキの勝利です。 我が子ながら、なかなか強そうに見える試合でした。 (親バカですね。笑) ヒデキは… ヒデキは… そこで、スタミナをすべて使い果たしたようでした。 湘南松前少年柔道塾からは、一人も予選を1位になった子がいないようだったので、ヒデキはとにかく、ブロック予選を1位通過したかったんですね。 体力と気力のすべてを、最初の試合にかけていたのでしょう。 続く試合では、 さっきまでの動きとはまるで別人のように、ひょこひょこしていて、足腰もへなへな。 有効か効果のポイントを取られ、負けてしまいました。 それでも、初めてブロック予選を1位通過したヒデキ。 「ヒデキ、すごいね~ 次の試合に勝てば、銅メダルがもらえるんだよ。 頑張ってね」 「う~~~~ん」 次の対戦相手は、東京松前の男子。 合宿では、ヒデキと同じ部屋に泊まっていた子だそうです。 ヒデキはヨタヨタ、ヘナチョコのまんま、あっけなく負けてしまいました。 結局、最初の試合が、ヒデキにとっては決勝戦だったようです。 それにしても3分しかスタミナがもたないとは、 ヒデキはウルトラマンかい!?(爆) 何試合も続けて戦い、勝ち抜いていかなくちゃいけない柔道の大会で、ヒデキの持久力のなさは致命的です。 とまぁ、まだまだなんでしょうけどね、 とりあえず私もパパさんも、大満足でした。 最初の試合の時のヒデキは本当にカッコよかったし、 何しろ予選を1位で通過したのは初めてですからね。 翌日の団体戦でも、ヒデキは大将として3試合に参加し、2勝1分けの好成績でした。 ヒデキより柔道が強い子も、上手な子も、もちろんたくさんいます。 でも、去年のように、開始後数秒のうちにコロっと負けることがほとんどなくなってきたようです。 中学生の稽古に残って、きつい練習にも泣きながら頑張ってきたもんね。 一歩一歩だけど、ちゃんと成長してるじゃない? 日曜日には、合同練習、団体試合(練習)のあと、 山下康裕先生と中西英敏先生による柔道講義も受けることができ、充実した合宿でした。 東京松前の人たちともお友だちになれたようだし、ヒデキが憧れている6年生のM田君にもまた声をかけてもらい、おまけにM田君のお母さんにまで、 「あなた、ヒデキ君でしょ?」 と、声をかけていただけたみたいで…。 「“お母さんのブログ、読ませてもらってるのよ” だって」 「ええ~~~っ そ、そ、そうだったの~~~???」 私もM田君のお母さまとお話することができて、感激でした M田くんは、東京や全国のいろんな大会で優勝していますね。 礼がものすごく綺麗で、柔道も正統派、小学生だというのに風格が漂っているようです。 ヒデキが礼を丁寧にするようになったのは、M田君の影響なんです。 ありがとうございます これからもよろしくお願いいたします。 試合のあと、中西先生(奥さま)とお話したのですが、先生がおっしゃるには、 「ヒデキは柔道が大好きで、強くなりたい気持ちや憧れの気持ちがしっかりあって、 真面目で、とにかく性格が素直でまっすぐですから、 きっとこれからもっともっと強くなります。 ただ、あれだけの体格になると(太りすぎ)、 せっかく瞬発力があるのに動きにくくなるし、 膝などの怪我をしやすくなって、もったいないですね。 成長期ですから、厳しい食事制限は可哀想だけど、 夜9時以降は食べない、とか、 野菜をたくさん食べる、とか、 みんなで協力しあって、もう少し身軽になれたらいいでしょうね」 だそうで… それをヒデキに話したところ、 「うん、わかった オレ、頑張る」 同じことを親が言っても反発するだけでしょう。 大好きな先生がヒデキを応援してくださっている、と思えると、とたんに素直になるヒデキ。 昨日は、パパさんと自転車で田んぼまで行き、トレーニングをして、夕食のご飯も少なめに、野菜サラダをしっかり食べたようです。 一体いつまで続くやら?(笑) ま、そうやってパパと過ごす時間が増えるっていうことが、 きっとヒデキにとってもパパさんにとっても、良いことなんだろうと思います♪ 来週の日曜日には、武青杯という大会で都内へ行きます。 また、東京松前のみんなとも会えますね。 試合は個人戦。 ヒデキはどこまで頑張れるかな? 今日から、通常の稽古が再開します。 毎日20時まで残業のママは、これまでのように稽古を見学できなくなってしまってとっても残念だけど、ヒデキのことをいつでも応援しているよ。 がんばれ~~ ひなたまさみ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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