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テーマ:VIVA!少年柔道!(160)
カテゴリ:柔道
おはようございます。
息子ヒデキ(小5)の誕生日に、皆さんからた嬉しいコメントをたくさん頂戴して、心から感動しました本当にありがとうございました 少しずつ、お返事を書かせていただくつもりです。 これからもどうぞよろしくお願いいたします 今朝は、日曜日に参加してきた望星旗少年柔道大会の報告をしたいと思います。 低学年の部は3人制、高学年の部は5人制の団体戦。 それぞれ50チームくらいずつの参加だったので、それだけで約400人の選手が集まっていたことになります。 上は全国トップクラスで、柔道の雑誌によく出ているような道場から、下はまぁ、うちの息子のところのような…(笑)「とにかく柔道を楽しもう♪」「一回でも勝てるように頑張ろう!」の道場まで。 力もレベルも体型も、バラエティに富んだ選手たちが勢ぞろいしていました。 午前中は予選リーグ。 3チームずつに分かれて総当り戦。 そこで1位、2位、3位を決めて、午後からの決勝トーナメントでは、予選1位は1部トーナメント、2位は2部トーナメント、3位は3部トーナメントへ進み、そこから勝ち抜き戦となるわけです。 つまり… たとえ最下位になっても、午後もまだ試合に出られる というわけでして、 いつも我が子があっけなく負けてしまう親たちにとっては、これが何より嬉しいわけです(笑)。 ヒデキの通っている道場は柔道の名門、東海大学の少年柔道塾ですから、柔道の楽しさや素晴らしさをじっくり教えていただき、親としては大満足なのですが… 試合じゃ、弱い んです。 (東京の方の松前柔道塾は、全国トップレベルなんですけどね) まぁ、週に1日か2日の練習ですからね。 週4日も5日も稽古している道場の子たちと対等に勝負できるようなレベルではありません。 それでもやっぱり、試合となると、子どもたちは緊張するし、勝ちたいと思うわけです。 今回、ヒデキは5年生ながら6年生の枠の“副将”として試合に参加することになりました。 「6年生と試合するなんて、無理だよ~」 と、決まったときにはベソをかいていましたが、いよいよ試合前、というときには、もう戦う前の目になっていました。 相手が年上だろうと何だろうと、勝負する以上は勝ちたい そんな気持ちもあるし、 どんなへっぽこチームだって、オレは副将なんだ。 みんなが勝てなくても、オレは絶対に勝ってやるぜ。 という、ヒデキなりのプライドや意地もあったようです。 初戦。 先鋒×、次鋒×、中堅○でヒデキの出番。 ヒデキが負けたらチームの負けが決まります。 相手は背の高い女子。 相手の動きが早くて戦いにくそうでしたが、1分を過ぎてから、返し技でヒデキの一本勝ち 大将は6年生ながら体重が35kg(ヒデキの半分)しかないJ君。 柔道はとっても上手なのですが、大きな相手に軽々と持ち上げられてしまい、一本負け。 まずは一敗となりました。 続く二戦目。 先鋒×、次鋒×、中堅× で、ヒデキの出番です。 チームは負けが確定していますが、自分としては勝ちたいところです。 相手は動きの早い男の子。 とても試合慣れしている感じで、襟を取られないようにしながら、片手でヒデキの太ももをいきなり抱えて倒そうとします。 そんなことをしたことのないヒデキは、かなり慌てていたようですが、それでも背中から落ちることだけはしないよう、身を翻しては耐えます。 ところが、顔から床に落ちたはずが 得点ボードの管理をしていた大学生の膝に鼻が激突し… ヒデキ、流血 ああ、また鼻血を出してしまいました しかも、かなりの量の血が… (おいおい、新品の柔道着なんだから、血だけはつけないで~~) なんて、咄嗟に思ってしまう母。(笑) それで、泣き出すのかと思いきや… 血を見て野性に目覚めたというか、闘争本能が掻き立てられたというか、 何かがふっきれた感じで、ものすごい勢いで反撃し始めたヒデキ。 途中、相手に押さえ込まれたときも、死に物狂いで相手を跳ね飛ばして逃げ、会場が思わずざわめくほどでした(笑)。 それほどの死闘を繰り広げたわけですが、力及ばず、最後は押さえ込みで負けてしまいました。 鼻血は出るし、口は塞がれているし、で、 「オレ、マジで死ぬかと思った」 生きててよかったよ。お疲れさん! 強い相手に、よく気持ちが折れることなく立ち向かっていったね。 と、私は思ったのですが、とにかく勝負に負けてしまったのですから、ヒデキのショックは相当でした。 ヒデキ、ボーーーーゼン。 そして予想どおり、チームは最下位(3位)が決定し、午後からは3部トーナメントに進むこととなりました。 「こうなったら、3部トーナメントで優勝を目指すぞ!」 鼻息荒く挑んだ最初の試合。 先鋒が一本勝ち、次鋒も一本勝ちで、中堅は不戦勝。 これで、チームの勝利は確定です。 そして、ヒデキの出番。 またしても大きな相手でしたが、開始後数秒で、大外刈りから押さえ込みでヒデキの一本勝ち。 少し前から、ヒデキが出るときには、同じチームの子や応援団から (この子なら勝ってくれるんじゃないかしら?) 的な、熱い視線(期待?)を感じるようになってきました。 去年、6年生でチームの大将として大活躍だったヒデキの憧れのK先輩もまさにそんな存在だったので、ヒデキもK君に続けるよう、自分なりに自覚し始めているようです。 この一本勝ちは、気持ちよく決まって、なかなかカッコよかったです♪ (毎度の親バカで、恐縮ですが) トーナメント二戦目。 今度はちょっと、いえ、かなり強そうなチームです。 先鋒×、次鋒×、中堅× ヒデキ、どうする? どちらも譲らず、攻撃が続きます。 途中、背負い投げをかけられたヒデキは、 何と 額と膝で着地し、逃げました。 ヒデキもいろんな技をかけますが、なかなか決まりません。 結局、2分間すべて戦い、有効のポイント一つを取られて負けてしまいました。 相手の子も、ゼェゼェとかなり苦しそう。 ヒデキは勝てなかったけど、両者譲らず攻め合っていたので、見応えのある良い試合でした。 ここでチームの敗退は決まったわけですが、ヒデキは、副将としてよく頑張ったと思いました。 どんな相手でも、最後まで試合を諦めなかったことが、何より立派でした。 それから、以前のように簡単に一本負けする(秒殺される)ことがなくなって、しぶとく戦えるようになっていたのには、驚きました。 最近は仕事でヒデキの稽古を見ることができなくなりましたが、そこで頑張っている成果が出ているんだと感じました。 力が及ばなかったこと、反省すべき点などは、自分自身でも見つかっただろうし、先生からも指導を受けたと思います。それは今後の練習で克服し、次につないでいけると良いと思いますが、とにかく お疲れさまでした 次の試合は、11月23日(日)、県立武道館での個人戦だよ。 また、カッコいい姿を見せてね ひなたまさみ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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