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ひねもす日記

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2010.04.30
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カテゴリ:ひねもす・毒
さてもさても。


昨日は亡くなった舅の三七日、それと朝から姑の介護認定調査員が
来られる日。


よく聞くのは、介護認定の判定がかなり厳しいので困っている事を
家族からよくアピールすること、というのがある。

これ、難しい。

昨日は本当に、つくづく感じた。




例えば、姑。

今現在、一人暮らし。→“介助されていない”状態。 
でも、生活できている。

リウマチで通院している。舅が亡くなって、その時に状態の悪さを
目の当たりにしたので、なんとか相方が付き添って車に乗せて行って
いる。
けど、杖をついて休みながらでも行こうと思えば行ける状態。

関節のこわばりや、痛みはあるのに調査員さんには

「もうずいぶん良くなりました」の一点張り。



ただし、認知面ではかなり怪しい。

受け答えがどんどんずれて行く。 けどコレも、どこまで汲み取って
いただけたのかわからない。
わたしから見れば、アピールするまでもないくらいズレてたんだけど。

たとえばこんなやりとり。

調査員の方が 「お鍋とか、焦がされたりしますか?」と聞かれたのに
対して、

「はあ、ハイハイ、よく焦がします焦がします!もうねえ、それは
 よくやるんですよー。」

「ひと月に何回くらい焦がしたりしますか?」

「はあ、もう、あんまり…」

「2~3回くらい焦がしたりしますか?」

「…こがす?こがすって、なんですか?」

「…お鍋とかを火にかけててね、忘れてしまって、焦げつかせてしまう
 ことはありますか?」

「ああー、なるほど。」(と言って、ここで終了)



また別の質問で、
「今日、朝食は食べましたか? 何を食べられましたか?」と聞かれ

「ああ、ハイ。それはもちろん。ウフフフ」

「そうですよねー、一応こういった質問もあるんですよー。(笑)
 それで、何を食べられましたか?」

「ああ、ハイ。食べました。(笑)」

「そうですかー食べられたんですねー。何を食べられたんですか?」

「ええまあ。食べました」

と、最後まで“何を食べたか?”は答えられなかった。



それ以外では、質問に的確に答えるというより、質問に含まれる
言葉に反応して話をしている、といった感じで。

たとえば、
「姑は潔癖な人なんですが、よそのお風呂というのが嫌いで、銭湯や
 温泉といったところにも拒否感があるんです。
 デイケアでの入浴というのは必ずしなくちゃいけないんですか?」

と、ちょっとした質問をした時にも横から

「私には姉妹がおりまして、元気な時にはそのつれあいも一緒に温泉へ
 行ったりもしたんです。○○会といいましてねえ。
 けど、もう皆体が動かなくなりまして。ご飯もねえ、そんなに食べられなく
 なりましたでしょう?だから、これからは妹が来てくれると言うています
 んです」

という感じ。 たぶんこれは『温泉』という言葉に反応したのね。






それなのに、『介護サービス』を受けるとしたら、という話には
ものすごく過敏に拒否反応をしめして。


「私の性格ですから。 私は姉妹もいてまして電話で喋ったりしてます。
 そのうちの一人は、誰とでも喋れる性格で、皆であんただけなんで
 そんな風に喋れるんやろうなあと言うてます。リウマチも自分でも
 打てる注射を姉も受けていて、私は先生にしてもろてるんですけど
 良くなってきてます。息子や娘もよく声かけてくれてます。この
 マンションは私の他にも一人暮らしの方が多いので、管理人さんが
 見て回ってくれています。
 (以下繰り返しになるので略)ウンヌンカンヌン~」




そうして最後、調査員さんには

「それで、ご家族はどういったところが一番心配ですか?」 

と聞かれた。
身体面でのふらつきや、不自由さはもちろんだけど、それよりも
姑の認知面の衰えがかなり心配な事。
あれこれできる事も確かにあるので、つい見落としてしまっていた
けども、判断が思い込みや間違いでかなり危うくなっている。

本人が助けてほしい、といってくることは些細な事が多くて、
肝心な事の助けが呼べていない。つまり、その判断自体できていない。
それでこちらは、つい「またか」と見落としてしまうので第三者に
定期的に会って話すサポートが欲しい。



そういった心配と、サポートの希望を出したけども。

さて、どうなることやら。


もし、訪問サービスも、デイケアも受けられないような認定ならもちろん
再請求を出す。

よしんばそれが認定されても、本人がこれだけ拒否しているのを
受け入れやすいようどうするか?もこれから考えないと。



聞けば、こうして拒否感を示す高齢者の方は多いらしい。

もうだったら、いっそデイケア義務ってのもあって欲しいよーと
思ったりする。

かつて、元気なお年寄りが病院にたむろするのを「ムダ!」と言った
ものだけど、ああして通う場所があった方がいい。
病院と言えば、お年寄りたちは積極的に来ていたのに、デイケアと
言うとこれだけ嫌がるんだから。

呼び名を変えて、うまく外へ引っ張りだす事が出来れば
病院だろうと、サークルだろうと、避難訓練だろうとなんだって良いよ!
と思うんだけどな。



なんだかな、もう。


どっとはらーい





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最終更新日  2010.04.30 15:45:07
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