|
テーマ:妊婦さん集まれ~!!(4751)
カテゴリ:マイベビーの誕生
午後8時過ぎ。
NSTを付けてしばらく陣痛の様子を見るといわれたのですが、あおむけに横になるのがツライ 助産師さんもなんとかそれを考慮してくれようとしたのですが、やはり横にならないと正確にはかれないようで、少しの間はガマンして、と言われ・・・ガマン。 どんな感じか聞くと、陣痛はすでに5分~6分間隔になっているとのこと。 そして「いい陣痛きてますよ~」と言われ。 ・・・今まで散々ぐずぐずしていたのに。これがいい陣痛なのか・・・。 マジですか って思いましたよ。 陣痛って生理痛がひどくなったような、とか、腰がくだけそうな、とか、いろんな表現でみんな説明してくれるけれど、自分にあてはまるかどうかはわかりませんね。 私の場合は・・・とにかくお腹が強く張って、ベビーのいるバルーンのような子宮が隙間なくまわりから強い空気圧でギュウウウウ~って引き絞られるような・・・そんな感じかな。 そのたびにググググッとお腹の中でだれかがベビーの入っている子宮を力いっぱい全身で締め付けて、さらに下の方に引っ張っている感じ。 ふくらはぎのマッサージ機で空気圧で圧迫するやつの・・・あれを子宮でパワーメガトン級にして設置してあるみたいな。 いやきっとお腹の中に筋肉マンが入ってて、子宮をギュウギュウやってたんだと思う・・・と思うようなすごい力で締め付けられている感じですね。 でも診察(これもあおむけになるのがつらかった!)すると、陣痛はちゃんときているけれど子宮口はまだ2センチくらいしか開いていない、と。 なのでダンナには帰ってもらうことにしました。 いつになるかわからないから、少しでも眠れる時に寝ておいた方が良いよ、と話して。 助産師さんも、「そろそろ来てもらった方が、という時にはこちらからも連絡しますから大丈夫ですよ~」と言ってくれたし。 そしてダンナを玄関まで見送りに行って、また陣痛室に戻ってきたのですが、この頃隣の陣痛室に新たな妊婦さんがやってきていました。 ご主人とお母様が付き添っていましたが、この産婦さんが・・・なんというか、ものすごい声で「痛い痛い痛い~もう無理~できない~うああああ~~~」と・・・絶えず絶叫していて・・・しかもご主人がつきっきりでさすったりしてあげているようで「ほらヒッヒッフーだよ」と掛け声を掛けてあげていて・・・ 隣の陣痛室にいる私には全て聞こえているので、なんだかすごいご夫婦・・・というか、あんなに大騒ぎなんだから陣痛も随分進んでいて生まれそうなんだろうな、と思いました。 しょっちゅうナースコールして助産師さんを呼んでいて、夜勤の助産師さんは1人なので隣の陣痛室に入りびたり。 私は1人陣痛室でだんだん強くなってくる陣痛に黙々と耐えていた、というか、この時に考えていたことは呼吸を長く吐くことと、隣の陣痛室のことばかりでした。 ヒッヒッフーとは意識していませんでしたが、痛みに耐えようとすると無意識に酸素を吸い過ぎてしまい過呼吸になりがちなので、こういう時は、息を吸うのではなく吐くことだけに集中すべきだと思っていたので。 スポーツなんかでも呼吸が乱れてきたら、同じだし。 そう思っていたので隣の人が叫んでいるのを聞きながら、あんなに叫んでいたら即効で過呼吸になるだろうし・・・叫んでも叫ばなくても痛いのは変わらないと思うのに・・・とか考えていました。 この時点で私は横になるのがつらく、ベッドサイドテーブルや高さのある椅子につかまって立ちっぱなし。 やっぱりどんどん痛みは強くなってくるのだな・・・と思いつつ、今のウチに欲しいものを手近なところに出しておこう、と飲み物や時計を近くに持ってきたりしていました。 そして秘密兵器 ベルガモットのアロマオイルをバッグから出し、ティッシュにたらして鼻のあたりにマスクのように手で押さえて香りをかげるようにセッティング それからはこのティッシュが手放せなくなりました。 妊娠してからアロマオイルも、妊婦に使えないもの等を避けなければいけなかったので、妊娠前はあまり使っていなかった柑橘系のものをよく使用するようになっていました。 ベルガモットはマタニティケアにも良いし、甘すぎない柑橘系なので多用していて陣痛の時にリラックスするのに良いかな、と持参していたのです。 様子を見に来た助産師さんが、私がティッシュを鼻に押し付けているのを見て、「大丈夫吐きそう」と言うので、「吐き気は確かにあるけど、多分吐けません・・・。そしてティッシュは吐き気のせいではなくてアロマオイル付けてるんです~、この香りが少しは気晴らしにもなるし・・・」と説明。 「そっか~、それはいいわね!なんのオイルなの~?」などと会話を交わしながら、私の陣痛の様子を診てくれる。 「そうそう!呼吸上手ね、それでいいのよ。・・・お隣はご主人のほうが張りきっちゃってる感じかしらねえ、しっかり聞こえちゃうもんねえ。気にしないようにね~、その調子でいきましょ~」 ・・・誉められた 「息を吐くことしか考えてないんですけど、いいんですかね」と話していたけれど、それで良いらしい。 まあ息を吐きさえしていれば、絶対に自然に吸ってしまうから。 それを考えるとお隣さんは、絶叫していては呼吸なんてメチャクチャじゃないかなあ・・・などと心配してみてました。 その後案の定「手がしびれる~」と怒鳴っていて、助産師さんに怒られていました・・・。 私が立っているのを見て「その姿勢が楽なの?」と聞かれたので、とにかくあおむけで横になるのが一番ツライこと、横になったり座っているよりは立っているほうが痛みに耐えやすい気がすることを説明。 「じゃ、なるべく横になっての診察は減らすから、その調子でもう少し様子を見ましょう。ところで今日はお通じがなかったって言ってたけど、もしこのまま深夜12時をまわっても便通がないようなら浣腸しとこうね」 と言われました。 浣腸・・・できればしたくないよな~、だからって頑張って出るってもんじゃないしねえ。 とりあえず12時前に出たら、しなくても良いという話。 出ますように・・・と祈ってみる。 出た。 ・・・・・・私すごいわ 単なるラッキーだろうけど、とにかくこれで浣腸回避できました~ 助産師さんは割と年配の方でしたが、まるでお母さんって感じの優しい雰囲気の方で、私のあおむけツライ、などという気持ちにも配慮してくれるし、この頃からこの助産師さん、頼りがいがあるな~と思えるようになっていったのでした。 12月6日、午後11時頃の模様でした。 VOL.3へつづく・・・ 陣痛の友、ベルガモットオイル
セラピストの問屋 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[マイベビーの誕生] カテゴリの最新記事
|