予想どうり!
[香港 24日 ロイター] 24日序盤の香港株式市場では中国の国有商業銀行、中国銀行(3988.HK: 株価, 企業情報, レポート)(601988.SS: 株価, 企業情報, レポート)とその香港法人、中国銀行(香港)(2388.HK: 株価, 企業情報, レポート)が下落。中国銀行が予想を超える規模の米サブプライムモーゲージ(信用度の低い借り手向け住宅ローン)債への投資を明らかにし、業績への影響が懸念されている。 中国銀行(3988.HK: 株価, 企業情報, レポート)は安く寄り付いた後、さらに下げを拡大して6.11%安。中国銀行(香港)(2388.HK: 株価, 企業情報, レポート)は4.2%下落している。 中国銀行は23日夜、6月末時点で米サブプライムモーゲージ債を89億6500万米ドル、債務担保証券(CDO)を6億8200万米ドルそれぞれ保有しており、減損処理に備えた引当金を計上したことを明らかにした。引当金はサブプライムモーゲージ債について3億8800万元(5100万米ドル)、CDOについては7億5800万元という。 ある銀行アナリストは「サブプライム関連投資の規模は予想以上だ」と述べた。中国銀行株が下落、サブプライム投資めぐる懸念で=香港市場予想以上だ、というのはちょっと信じがたい。アナリストが、予想どうりと言うならば今までなぜ黙っていたとくる。予想以上だ、ととぼけなければすまされない規模という事である。ここのところ、本当のことを言うと怒られる。このブログで4年も前に言っていたことを繰り返しただけで嫌われることは分かった。それで、トーンをさげてきたつもりなのだけれども最近は、リアルに差し迫ってきたために何をいっても、言った奴が悪くなる。たぶん、楽天ブログでは自分は一番悪い奴に違いない。<三井住友銀行 市場営業推進部 チーフ・ストラテジスト 宇野大介氏> 米国が18日に出した景気刺激策は、サブプライム(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題を根本から解決する内容ではなく、失望売りにつながっている。 サブプライムローン問題の解決には、公的資金を入れることが必要だとみる。ただ、日本の不良債権と違い対象が銀行だけでなく最終投資家と金融機関に2分されているため、米国では公的資金を入れることがモラル・ハザードになるという認識もあるようだ。 日本株については、サブプライムローンだけでなく、円高という懸念材料もある。想定為替レートを1ドル105円で設定している企業などにとっては、足元の106円台は利益を減少させる危険のある水準となってきている。 (東京 21日 ロイター)残念ながら、そう残念ながら。けして自分の願望ではないので、残念ながら・・・宇野大介氏の言うように当面の Clear and Present Danger 「眼に見えた今ある危機」=法律用語=を回避するためには氏の予感でかたをつけるしかないという事態にあると思う。しかも、それで終わるわけではない。Clear And Present Danger 【映画】今そこにある危機◆米1994《監督》フィリップ・ノイス《出演》ハリソン・フォード、ウィレム・デフォーClear and Present Danger 【著作】いまそこにある危機◆著者:Tom Clancy。三人のコロンビア駐在の米国高官が麻薬組織に殺される事件に端を発した中央アメリカの危機に、トム・クランシー作品にたびたび登場する主人公の CIA エージェント Jack Ryan が活躍する。アメリカの麻薬戦争を軸に展開するclear and present danger 《法律》明白{めいはく}かつ現在{げんざい}の危険{きけん}face a clear and present danger in public finance はっきりと目前{もくぜん}にある財政上{ざいせいじょう}の危機{きき}に直面{ちょくめん}する