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カテゴリ:猪突ってる
胸にぐっとくる一文だ。 文中にぽんと出てくる文章なのだが この一文がこの本の全てを要約していると思う。 というわけで、やっと読むことができました。 「白昼の死角」ですよ。 昨夜読み始めたら止まらなくなり、一気に朝の6時まで読んでしまった。読了です。 しかし騒いでみるもんです。 さすがに本屋では見つけることができず、 「白昼の死角~どこかにいねが~(なまはげかよ」 と騒いでおったら借りることができた!世の中は広いぞ。 面白かったです。 劇中自殺する人がやはり腹かっさばいて頚動脈切るのだ。 これはなんともいやはや・・・なのだが、やはりライブドア事件とすり合わせてみてしまう。 どうしても見てしまう。 まさか渦中の人がこの本読んでたとは思わないが(いやわからないぞ)光クラブの件は熟知してたと思う。 それとも頭のいいやつの考えることは似てきてしまうのか?? 40年以上前の作品ですが一読の価値はあると思います。 ただ、登場人物に厚みがないというか・・・ 小説自体が作者のワールドなのでいたしかたないが なんつうか「ネズミーランド」や「花やしき」といった その中に入って楽しみましょう~という虚構の世界に厚みがないというのか それは俺が大人になり過ぎたから? 言葉の選び方、使い方が気になりました。 一律になってるようでさ。 たまには抜け出ることのできない深い森の奥のような文章の中に身を委ねてみたい、という欲望もでてきたことは確かです。 でもそんなこと気にせず面白い作品だったよ。 今度はこのDVD見たいと探したら1万4000円で、しかも中古!で発見。 たけーよ。 明日までに終わらせなきゃいけない仕事があるのに・・・・・ また再読しはじめる。 とまらない。 俺の明日も沛然たる豪雨でしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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