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カテゴリ:猪突ってる
■暦の上では秋ですねそうですかそうですね いやぁ~早いもんですね。時間なんて瞬時に駆け抜けていきますね。 わたくしはこれを「青春におけるドップラー効果」と呼んでおります。 テキトーですみません。 しかし「暦の上」ってなんだよ。 それこそ紛らわしいよ。 梅雨あけたの1週間前だぞ。 じゃあ何か。 夏は1週間で終わりなのかよ。それでいいのかよ。え? 国民も納得しないだろうが。 もっと民意(?)を汲んでだな、暑いうちは「夏なのだ」でいいじゃないか。 「あ、ちょっと朝晩寒くなってきた」ら、秋なのだ。 なので地域によって季節は違ってくるし、それこそ毎年夏だの秋だの時期がずれてくる。 いいねー、緊張感があってさ。 早朝サイレンが鳴って 「○○地域にお住まいの皆さん、本日より秋となりましたのでご了承ください。ピンポンパンポンピ~ン」 って。 で、「えーウチの区域秋になったのに、あんたんとこまだ夏なの~??」って会社で会話したりしてさ。 そういう新体制に移行してもいいじゃないか。なんて思う今日この頃である。 ■でもって伊藤若冲ですよ。 東京国立博物館で開催しているプライスコレクション 「若冲と江戸絵画」展ですよ!! やっとこさ観にいけました。 こういうの観ちゃうとですね、まず第一に浮かぶことは 「戦争に負けちゃアカンよなぁ。。。」です。 勝ちゃあいいのか、え?って、そういう問題ではなくてですね、 戦争の悲惨さを、かのような方面から知らしめさせられるとでも言いましょうか。 先の大戦で負けたおかげで、このような国家的財産があちゃらこちゃら散ってさ。 国立美術館の所蔵なんて屁のような数しかないしさ、涙が出るほど悲しくなるよ。 もうホント敗戦国の貧しさを未だ引きずっているのを痛感するわけですよ。 プライス氏がいい人でマジよかった、です。(注:今発売のブルータス参照せよ) で、若冲。 絵描きの友人がギャースギャース騒いでたし、ちょっとこれは現物拝んでおかないとやばいな、と。 で、気がついたらブームになってるし、 なんかブームモノ見に行くのやなんだよね~、でも見る見れ見るとき見たいとき(?)と葛藤入り混じり行って参りましたワケですが ガツンとやられました。若冲に。 素晴らしいよ。マジで。 買いたいよ、マジで。 売ってちょうだい、お願い。 とにかくですね、構図の素晴らしさ、線の美しさにやられました。 下調べゼロリンコ状態で出向いたのが良かったみたい。 一つ一つの絵と会話しながら(次の作品は?うーーー、こうきたか、あんたすごいぜ!!みたいな)久々全身に染み渡る喜びを噛みしめつつ、拝観いたした次第でございます。 若冲以外は糞みたいな作品も多々あり(ひでー)流して見てたのですが、結局時間が足りなくて全てを堪能するまでいかず欲求不満状態ですので、もう一度行きたいと思います。 しかしこういうの見るのって自分の好みを再発見できていいね。 若冲のほか、やっぱ酒井抱一が素晴らしい! 生で見るとガツンとくるぜ。 あと鈴木其一かな。 俺は琳派が好きだーーー!(叫んでどうするよ 行き帰りの電車では松本清張の「真贋の森」を読んでました。 浦上玉堂の贋作を作る話です・・・・ 誰にも理解されないだろうが、こんなあたしって素敵・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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