楽観と悲観
ある家庭に 極端に楽観的な子供と 極端に悲観的な子供が いた。 お母さんは 案じて 悲観的な子供に 楽しみを与えようと オモチャをたくさん買い込んで、 悲観的な子供にすべて与えた。 一方 楽観的な子供に対しては、 オモチャは与えず、 馬と一緒に 家から追い出した。 しばらくして 子供の様子を見に行くと、 悲観的な子供は たくさんあるオモチャを前にして、 何も遊んでいない。 お母さんは「どうして遊ばないの?」 と問いただすと、 子供は答えた 「だって オモチャが壊れるといやだから」 さてお母さんは 馬と一緒に外に追い出した 楽観的な子供を見に行くと、 子供は 一生懸命 馬糞を掘っていた。 お母さんは言った。 「お前 何をしてんの?」 その子供は答えた。 「馬の子供がいるかどうか 探しているんだよ」 これは中国の古い話のようです。 仕事仲間の弁護士が教えてくれました。 悲観姿勢と楽観姿勢では 行動が違う、ということを わかりやすく説明しています。 楽観的な子供は 馬糞の中からでも 赤ちゃんがいやしないかどうかを 確かめようとするのです。