上海発！夫婦でチャレンジ上海ビジネス!　

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• 憎悪の連鎖を食い止めろ！

  先日の守部氏の 最近の中国福音伝道事情。 中国は広大ですけど、 今回も守部さんは 北から内陸を周って 上海に辿りついてきました。 正確に書ききれませんが、 守部兄の報告によると、 今回　ものすごい 恵みに触れた、と言います。 それは内陸のある 貧しい農村。 そこはかつて旧日本軍が 侵略した地。 それを知りつつ 日本からの「聖書運ぶ」 運動を６年前から 間接的に 手伝っているそうです。 今回６年ぶりに訪れて かつて1000人ほどの 群れだった信徒が 2万5千人に 膨れ上がっていた、ということ！ 最初　守部さんは かつての日本軍のあやまちを 謝罪しようとした、のですが、 逆に　感謝され、 主を知らなかったことに対する 「放蕩息子」 の謝罪をされた、とか。 ハレルヤ！ すばらしい恵み。 友人のLG牧師も 強調していましたが、 韓国の牧師も アジアの多くの教会では 日本を愛す、という 示しが強く与えられ、 そのために いろいろな準備が始まったり、 実際動き始めています。 今回　ボクも クリスマスの事務局を お手伝いさせていただいて、 主にある喜び、 そして 信徒の一致、 これを 大変深く学ばせて頂いております。 また、日本人が どうして主に立ち返らず、 憎悪の連鎖が 止めどなく 続いているのか、 これを 考えるきっかけにも なっています。 主にあって 愛することの 偉大さをしみじみ感じます。

  2007.12.04

• 知れば知るほど

  歴史を振り返りますと、なかなか感慨深いものもあります。そして奇異な出来事に遭遇することが多々あります。日曜日は　上海日本人教会の創立メンバーのひとりH兄をお迎えして、メッセージをいただきました。Hさんは香港・広東に数年、上海に数年計１２年に渡って一企業の駐在員として在住され、2004年に帰国以来、（ボクらと入れ替わりみたいに）実に3年半ぶりに上海に戻ってこられました。献身を示され、退職され日本に戻って、神学校に入り、あと3ヶ月で卒業という段階で上海に来てくださいました。卒業後は福島県のいわき市内でご活動されるとのこと。主が足を強めて下さいますように。Hさん、上海にいた頃には弊所の弁護士にかなり世話になったことがあるのです、と仰いました。おもしろいつながりです。この日は　創立メンバーのE兄もおり、I兄も南京から参加してくれました。そろってのショットは大変感慨深いものがあったようです。とともに、この日はいのちのことば社の守部喜雅兄をお迎えして、中国での福音伝道事情を述べて下さいました。 守部さんは、９月に実業之日本社（日本で最も古い出版社とも言われる）から「知れば知るほど　聖書」という本を出されたばかり。ボクは　9月に一時帰国した際に、日本で購入していました。それで　本の扉にサインをしてもらいました。「主よ、この地は　あなたの慈しみで　満ちています」 （詩篇119章64節）守部さんは　昨年8月のボクたち夫婦の同時洗礼にも立ち会ってくださいましたし、非常にご縁があります。この本の出版は昨年今頃に　ある人の紹介から話がまとまり、なぜか　上海の日本人メンバーを想定して一挙に書き上げたといいます。（ボクはその話を聞いて瞬間　背筋がピンとはりつめたような気持ちになりました）実業之日本のような出版社ではこういう本を出すことなど今まで全くなかった、そうですが、やはり　時代が求めつつあることのひとつの現象なのでしょうか。実業之日本社は初代顧問が　新渡戸稲造。創業者は　増田義一。早稲田の創立者　大隈重信も協力しています。（写真参考）・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「知れば知るほど　聖書」　（実業之日本社）　　守部　喜雅　執筆　　もりべ　よしまさ1940年中国上海生まれ。慶應義塾大学卒。1977年から97年までクリスチャン新聞編集部長99年から2003年までキリスト教信仰雑誌「百万人の福音」編集長。ジャーナリストとして、四半世紀にわたり、中国大陸の迫害下にあった家の教会を紹介した「中国、愛の革命」（いのちのことば社）「レポート中国伝道」（クリスチャン新聞）がある。現在、クリスチャン新聞編集顧問。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・知れば知るほど歴史のつながりもおもしろいところを感じます。

  2007.12.03

• 神奈川県予選

  ２００４年１２月からブログを書いていますので、過去に書いたことを検証することができます。キリスト信仰の話が中心となっているいまと違ってもっとイケイケ調だった時のものに「ブス・ユニバース」なるタイトルのものがあります。（２００５年４月３日筆）この中でボクは　当時携わっていました日本語学校での授業内容を紹介しています。こんな感じ。。。「・・・授業中、わたしは中国にはミス・ユニバースに選ばれる潜在的美女が最低20万人はいます、と話した。中国の女性の人口は約7億人でしょ。まあ、赤ちゃんからご老人まで含めての数字だから、14歳から26歳くらいまでの条件下の女性はたぶん1億２０００万人はいる、と思うんです。このうち、すれ違ってハッと思わず振り向いてしまう容姿の子が100人に１人と見積もっても、１２０万人。もっとハードルを高めにして、３００人に１人としよう。これで４０万人。ここまで絞っても、４０万人もいる。むかしの川崎球場の年間入場者数だ。ミスに選ばれるのは、見てくれだけでなく、ある程度の教養も品も選考要素だろうから、この半分にしよう。で、２０万人。根も葉もない仮説。」こうやってフィーリングだけで書いたつもりでも、今回ミス・ワールドに大会史上初めて中国代表が選ばれた、ということで上記のふとした「思い」は証明されたような気もします。ところで、こんな感じで中国の美女は実にけっこうレベルが高いから、今後は中国国内で勝てば、だいたいベスト８から優勝候補に挙げられる、要するに中国国内での選抜は、高校野球における神奈川県や大阪府などの県予選みたいなもので、そこで勝つことの方が実はよっぽど大変という、ことになりそうです。選挙みたいに人口割りだったら、１０人以上中国から参加させないといけないとするならば、おそらくずっと中国勢が勝ちつづける可能性がありますね。

  2007.12.02

• 自由の束縛

  Gくんは ボクの中国語の家庭教師の先生。 現在　美術大学の大学院生。 専攻は　彫刻。 友人の中国人G教授夫妻の 推薦で 彼をボクに紹介してくれて かれこれ半年。 ひじょうに素直で クレバーな青年。 この度、G教授の紹介で　香港の企画制作会社と作品の契約を結ぶことができて収入の道が開かれました。彼は　キリスト信仰に 関心はあるけれども いま　一歩踏み込めない、 その理由に、 「束縛」を尋ねてきました。 というのは　師匠格にあたる G夫妻のご主人で 美術大学教授のGさん の作品を見ていると、 キリスト信仰以降 「作品が鳥の籠の中のようです」 と言ってきました。 確かにGさんの作品は 新生以降、 ほとんど天の国が メインテーマ。 以前の人間の心の闇を 表すような作品は消えてしまいました。 Gくん 「信仰を抱くと、ゴルフやカラオケ、 酒やタバコ、女性 こういった　ごく普通の 人間の様相とかけ離れてしまって、 思考自体は否定はしないけれども、 世界から離れて 自由を取られている感じがします。」 こういう主旨のことを 語ってきました。 じつは、ひじょうに 深い問題で、 安易な回答は避けましたが、 「真理はあなたがたを自由にする」 という聖書のみ言葉を 出す前に、 人間の罪の問題を 話す必要があると思いました。 彼だけでなく、 ボクも　自由を束縛するものから 解放されたい、 それは　当然の心理でしょう。 この「解放」というのは かなりキーワードだと思っています。 形式主義や　体裁だけで 解決できないから、 聖書の真理が　与えられているのに、 これを学ぶことによって かえって　自由から束縛されてしまっては、 本末転倒です。 ボク個人の問題でもあるので、 今後も一緒に　本物の自由への解放に 向けてこの 「芸術家のたまご」と 話し合っていければと思います。 （中国語だし）

  2007.12.01

• 事案はいくらでもある広大さ

  事務所の無錫でのセミナーに70社以上の参加企業があって、それにクリスマスプロジェクトのリーダーＨ総経理が出席され、報告を受けました。（ボクはその事務局長）事務所の無錫での日系企業に対するサポートシェアはじつに30％超となってきており、弁護士が特に足りない上、事務所も手狭なのが現状です。その上、来年から　労働契約法の改正、そして江蘇省の特別条例発布などがありますので、非常に忙しくなること必至です。さらに　会計部門でもＪ－Ｓｏｘ法にからんで内部統制の準備が一段と厳しく迫られそうで、弊所のように超大手がたくさんクライアントになっていて、それなりに内部で対応できるような企業さまでも、こと中国での対応はそう簡単ではない。事務所では　少少高い給与でもいい人材が欲しいと探し回っているところです。変化があるところにチャンスあり、実務と見合わせて進めていけるのが今の一番のメリットです。

  2007.11.28

• 主に思いをひとつに

  ほんとうのことを 打ち明けると言うのは かなり勇気が必要です。 私たちは 弱いので ほんとうのことを 打ち明けられません。 それは　自分に対しても、 他人に対してもです。 勇気を持って ほんとうのことを 打ち明けるときに、 初めて あたらしい境地が 見えてくる、 のではないかと 思います。 このとき、 必ず　自我が否定され、 野ざらし状態に なることがあるかと思いますが、 そこからが スタートであると感じます。 死んでも生きる、とは まさにこのことでしょう。 Ｋ兄は 豊かな才能に恵まれ、 まじめな信仰姿勢があるにも かかわらず しかし　自分がどう 歩んでいいのか わからない、ということで ため息混じりの 生活が続いています。 これを受け入れてあげる 器が必要です。 「わたしの弟子だという理由で 水一杯与えてくれるなら、 報いを受ける」という 聖書の箇所があると思いますが、 人に密接に　接していくという 作業は　言うほど易くはありません。 人の子は 憎まれ、ののしられ、蔑まされ、 て　己の命を投げ出します。 これに似た者でありたい、と 願いつつ、 霊の力に拠らなければ とても　続かない、と 感じてくるのも 主の恵みでしょうか。

  2007.11.27

• 三本の木の願い

  ときどき「天の梯子書店」という聖書関係の専門書店に出入りしています。中国にもこんな店があるのか、とキリスト教に何の興味もない方でも驚かれます。今年のクリスマスカードもここで購入するのが中心です。大手スーパー　カルフールにもたくさんクリスマスグッズが並ぶ季節になりましたが、天の梯子書店のカードは　それよりだいぶ　安いんです。事務所でも　会社として年賀状系クリスマスカードを準備しています。だけども、身内や　よくお世話になった方々には　じぶんで用意したカードでお送りします。さて、そこで「三本の木の願い」という絵本を見つけました。昔　ある山の頂に三本の木があった。一本目の木は将来　切り倒されてすばらしい宝物を入れるような宝石箱になりたいと願った。二本目の木は将来　切り倒されて王様を乗せる船になりたいと願った。三本目の木は将来切り倒されて天に上るような梯子になりたいと願った。しかし、一本目の木は馬小屋で　使用される飼い葉桶になった。二本目の木は漁師が使う普通の小船になった。三本目の木は罪人をはりつける十字架になった。それぞれの願いは天に届かなかったように思われた。だけども数年して　馬小屋の飼い葉桶には一人のみどりごがいた。その数年後には漁師の乗る船に　ある説教者が乗っていた。さらにその数年後には十字架の上で　その説教者が死んだ。それぞれの木の願いは　実は成就した。みどりごは　人類の宝石　であり、漁師の舟には　王の王　が乗ったのであり、十字架で　天との橋渡しが完成した。テーマはイザヤ書　55章9節「天が地よりも高いように、わが道は、あなたがたの道より高く、わが思いは、あなたがたの思いより高い。」写真は　天の梯子書店の　すぐ近くにある「景霊堂」　宋慶齢らのお父さん宋耀如が一時牧師をしていた教会堂です。

  2007.11.26

• 始まった

  ずーーーっと いろいろ入ってしまって、 ブログを 書くタイミングを 逸し続けています。 クリスマスプロジェクトの 事務局のリーダーを 拝命しまして、 ちょっと忙しい状況なのです。 「主に用いられますように」と 昨年の今ごろは 朝昼夜　問わず お祈り続けていたんです。 でも、一年経って　 こういうプロジェクトの 事務局として お手伝いできるのは とても素晴らしい恵みです。 タイタイも同時に事務局入りしたので、 光栄です。 日本人のこの集いは総勢120名ほどで、中国や韓国の数千人、数万人規模と違って決して大きくはないですが、聖霊さまの豊かな油注ぎのために非常に恵まれた活動の歴史があります。きょうは超多忙のＩ兄も出席してくれて、 事前打ち合わせ、 その後　10名のプロジェクトメンバーが 集ってくれての初会合。 それぞれいいアイデア出してくれて 感謝です。 上海における教会活動は 異国　しかも中国という 状況を鑑みて、 非常に難しい部分もありますけれども、 クリスマスを通して、 集う者の一致と喜びが 与えられることを感謝します。 祈りの館が始まった ような気がします。

  2007.11.25

• フライデーカラオケ

  月曜日のカラオケから始まった今週は、金曜日のＫＴＶでしめました。懇意にして頂いているＫ総経理に誘って頂いて南ホイ（浦東のずっと遠いところ）の繁華街へ。ここもメチャクチャ人が多い。Ｋ総経理の社員が誕生日という事で、それに同席させてもらいました。ボクは　けっこう底なしですからね、飲むときは。ビールはカンペイ、カンペイで、中国人の若い衆たちも驚かれていましたが、紹興酒に変えてもらっても飲みつづけたら、恐がられましたね。火鍋はおいしかったし、ケーキもＧｏｏｄ。それからＫ総経理の行き着けと思われるワイ海路のカラオケへ。ここは月曜日とは違うカラオケ。ある意味　中国でのほんとうのカラオケ。総経理ペース速すぎて、そそくさと退散してしまいましたが、ボクはＳ小姐と二人きりでぺちょぺちょ歌いつづけてしまいました。ボクは　もうタッチしていない世界なのでどちらでもいいんですが、最近ほとんどしない株のはなし。熱心に質問してきますので、熱心に答えてみました。こういう場所は嫌いじゃあない、どころか多くの殿方同様大好きなので、多くのあやまちを背負ってしまっておりますが、女性の直感は鋭いものです。いろいろ勉強になります･･･こういう事態に、キリストを信じる者はどういう対処をすればいいか、、、これは個人的にも　ひじょーーーーに重要な問題なので、おいおい明かしていくこととしましょう。

  2007.11.23

• 深夜バス

  古北エリアからアパートのある澳門路あたりまではよく941の路線バスを使用します。タクシーだと３０元くらいかかるこの距離もバスだと３元だけしかかかりません。ボクの知り合いの総経理さんやその奥さん方には何年上海に住んでいてもバスは乗ったことが無い、「乗りたくもない」と言う方が大勢いらっしゃいますが、ボクは　「バス好き」になってしまいました。ひとつは高い位置から変化する上海の景色を眺めることができるから。それと、現地の人の肌感覚が　それとなく感じられるから。昨晩は　水曜のお祈り会が上海動物園方面であって、深夜12時半を過ぎてしまいました。ここからはもはやタクシーしかない、と思いきや、上海駅まで向う深夜バスが一晩中走っていますので、それに乗って帰ってきたのが、深夜の2時。料金は約1時間乗って　たった2元です。このバスもよく利用します。大体　真夜中になると若い女の子は日式のクラブとかに勤めていて終了後に家路に着くために乗り込んできます。ケータイにかかってくる電話に応対するのは日本語。「奥さんいるんでしょ、ダメですよ～もう睡覚、睡覚」子猫のような甘い声で応対しています。こういう景色が観察できるのも深夜バスの醍醐味です。

  2007.11.22

• 霊の家族

  人生を充実させる４つのポイントをテーマに、赤坂教会の姫井先生からメッセージを取り次いでいただきました。聖書箇所はヘブル人の手紙10章の19節から25節まで。ボクが　聖書朗読を担当させていただきました。この日の参加者は約80名。日本からも、数名出張、あるいは旅行の最中に参加されていました。人生はすぐに困難、苦難、思いもよらぬこと、もろもろ苛まれる試練もありますが、もっと有意義に、もっと充実した人生を送るには、どうしたらよいか、ということで以下４つに集約されています。１）神に近づく２）希望を告白する３）注意しあう４）一緒に集るこういうことを築くために教会というものが存在する、ともいえます。どんなことがあっても主が一緒にいてくださるから、希望を口に出して告白しよう、と。人間関係が希薄になり、あるいは煩わしさが先に立ち、自分の世界だけで十分だと思いつつも、何か物足りない、そして　人を取り入れようとやっきになって　疲労する、そういうことも確かに大事かもしれない、だけども主にある家族は霊の家族。それぞれの立場を尊重し、そして　支え合っていくという初代教会の動きを好例に、ただ　主のみ心がなるように、大胆に歩んでいけるように、この日も　整えていただけました。感謝です。

  2007.11.20

• マンデー　カラオケ

  いきなり事務所のアイさんに誘われて下班後、カラオケに繰り出しました。参加者はアイと会計事務所の受付けの子、それに資料室のＬ女史。以上ボクを含めて計4名、というなんとも脈絡の無い組み合わせ。（タイタイは台湾人のお友だちとの個人教授で欠席）場所は黄浦のＰＡＲＴＹ　ＷＯＲＬＤ（中国名　銭グイ）12月の末までかなり安い値段で3時間　歌い放題、そして飲み　食べ放題。菓子パンがおいしかったので、お土産にカバンにつめて持って帰ってしまいました。この一年賛美歌か聖歌しか歌ったことはなかったから、対中国人カラオケの初歩中の初歩「北国の春」「昴」など　数曲歌ってあとは彼女らの圧倒される声量に聞き入っていました。平日ですが、17番目待ちでした。適当に選曲された「金剛と榛名」の「砂の指輪」を夢中で歌っていると、（今まで歌ったことは無い）気持ちよさそうにステップを踏んで踊っていました。

  2007.11.19

• おまえはどう思うのか？

  上海にいらした赤坂教会の　姫井牧師と中国最古のカソリック教会堂のある上海郊外の松江までご一緒させていただきました。散策参加者はボクとタイタイ、それにH総経理夫妻、上海万博の日本人技術協力者代表E夫妻のわずか7名。だけれども、この少人数なのでちょうどH総経理の会社で購入されたばかりの7人乗りトヨタ車に乗って非常に快適な小旅行を楽しむことが出来ました。目的地は古北から　ほぼ30分くらいで着いてしまいます。それから、やや急勾配の階段と山道をもくもくと　30分程度上ると、見晴台と　その横にフランス人宣教師らが建設した天文台。そこから　わずか5分程度上ったばかりの場所に教会堂はあります。1800年代後半にイエズス会宣教師が乗り込んで1925年までにほぼ落成。約500人が収容されるという教会堂の中に入ると、荘厳な雰囲気というほどではなく、ただ　宗教的な儀式をするような祭壇があって、別段　感動するほどのものではありませんでした。ただ、しばらく静かにたたずんで、それから　天文台に行き、さっさぁーと山道を戻って、その近くにある上海メリディエンホテルにかけこんで飲茶の食べ放題を堪能いたしました。（H総経理にご馳走になってしまいました。）全ての行程が終わって、タイタイと二人きりになった時、教会堂内であったことを語らいました。タイタイはこう言いました。「教会内でぐるーーーっと見渡している時に主がわたしに『おまえはどう思うか』とはっきり語りかけてくださった。」で、どう答えたの？とボクが聞き返すと、「なんか、とんちんかんな回答をしてしまった。世界中にある　いろいろな教会を見て周りたいです、と答えた。」ボクは各地にある教会堂の立派な建物を見る時、聖書のことを何もしらなかったときは、ただ感動していましたが、いまでは　主が弟子に言ったときの言葉を　すぐに思い浮かべてしまいます。「先生、ご覧下さい。なんとすばらしい石、なんとすばらしい建物でしょう。」イエスは言われた。「これらの大きな建物を見ているのか。ひとつの石もここで崩されずに他の石の上に残ることはない。」　　（マルコによる福音書13章1～2）神殿の崩壊を予告したイエスさまの発言ですが、これは　われわれが信仰の対象を物質的な神殿（建物）ではなく、目に見えないもの、であるということを気づかせるための言葉であると感じます。また、人はイエスという神殿によって崩されない限り、人に福音が伝わることはない、という意味を感じます。教会は建物ではなく、中身が一番大切です。写真　上が　教会堂　下が　昼食をとった近くのホテル

  2007.11.17

• タイムマシーン

  最近YOU　TUBEで昔の野球選手の動画を見ることが娯楽になっています。 こんな時代になるなんて、ほんとにビックリです。 たとえば、稲尾投手の動画も　かなり残っていて、その独特のフォームから躍動的に繰り出す直球やスライダーの威力もよくわかります。 だけども　ボクにとって相当　驚いたのが大リーガーの映像です。 まず、ボブ・フェラーの投球。 これは元メジャーマニアのボクには衝撃です。 こういう映像を見たいがために、学生の頃には、ひとり寂しく野球博物館に行ったり、ビデオを収集していた挙句、まったく出会うことのなかった映像でしたのに、中国でも　パソコンで検索するとすぐ見られるのですからね。「火の玉投手」と言われたボブ・フェラーの最速は１７０ｋｍを超えていた、なんて伝説めいた話しがありますが、それは　どうかな、と思いつつも、克明に映像が記録されており、このスピードの勢いには圧巻です。１５０ｋｍはラクに出ています。そしてほんとに　ボールが浮かび上がっている。 また、サンディー・コーファックスのピッチング。 これもすごい。まさか、ここで見られるようになるとは。。。。 さらに感動のひとつはさらに古いベーブルースの映像。通常、ボクが見てきた映像はベーブがホームランを打って、こちょこちょ　ベースを早送りのような感じで周るシーンとか、古めかしいものばかりだったのですが、ベーブルースの37歳の時の映像。それが　映画になって残っている。 そしてしゃべっている。これには感激。そして　映画だから早送りのようなコマではなく、普通の動き。 それは昭和7年の映画です。（1932年；日本ではたとえばまだ宮沢賢治がまだ生きていた、、、） この2年後にルースが日本に来て沢村と対戦。第二次大戦の終戦は　この13年後。75年前の映像。ちょう感動です。タイタイのおばあちゃんが95歳。だから　その頃は20歳。おばあちゃんというのは、孫にとってみると物覚えがあるころからおばあちゃんなので、昔からおばあちゃんのように錯覚してしまいますが、ギャル、だった頃があるんですよね。それを彷彿させるかのような映像。ベーブ・ルースが女子野球チームをコーチするという設定。最期に　男子チームと試合をして、女装したベーブが大柄の女性の代打で　ホームランを打って、最期にホームベースに着いたとき、いつもクセで観客とチームメイトに帽子を取って　歓声に応えようとしたらカツラがはずれて　ベーブ・ルースだったとバレテしまう、というべたなおち。やはり75年前でも女の子は同じですね。でも、ボクにとってはほんとタイムマシーンができたような気分ですね。写真）　女子チーム選手を指導するベーブ。　監視にきた奥さん（ほんもの）に叱られて、やばそうな表情。下はピッチングを教えるベーブ。

  2007.11.16

• 主だけを見て歩む 　(タイタイ）

  最近は祈っていることが、仕事上で成し得られなかったこともあり ブログを書く気になれず、久々のブログ更新となりました。 主は 「お前と共にいたい」、とみ言葉を下さいます。 そして私の名前を呼び、「力を与える」と言って下さいます。 主人のブログにもありましたが 不慣れな接待のことを主に祈っていると 「私はあなたと共にいる。　恐れるな」、とみ言葉を下さいました。 先日は、道が塞がれて本当に一心に祈っていました。 賛美歌を聴いていると、自然と涙が流れる。 それを止めることができない。 その時、いい知れぬもの、聖霊様がタイタイを包んでくださった。 会社に向かう途中のバスの中でも 賛美を止めることができない。 そして、涙が拭いても拭いても流れ落ちる。 不思議なことに、いつも見ている街の風景が 全く違って、ものすごく新鮮に見える。 このような経験は、主から頂いて経験しているのに 普段の生活に埋もれて このフレッシュな聖霊の満たしを忘れてしまっている。 人の言葉になびきたくない。 どんなことを言われようが、思われようが たとえそれがクリスチャンであっても 主に「書きなさい」と言われて、ブログを書き始めた。 証し人となる為に。 だから、主だけを見て歩む。

  2007.11.14

• 総本山

  今週末　日本から日本基督教団赤坂教会の姫井牧師が　いらして下さいます。先生は　牧会歴　かれこれ40年！近く、特に　スポーツ選手向け、あるいは　場所柄　国会議員向けの礼拝を　なさっている方です。 特に　最近では　ドイツのワールドカップで日本代表を前にしてドイツで　祈祷会をされたり、（もっとも　伝わったのが　三都主　くらいかな）プロ野球選手、監督向けに（あるいは　日本人メジャーリーガー向けに）伝道メッセージをたゆまなく　続けられてきた器です。（よく知られているのはカージナルスの田口選手がアメリカに渡ってから　クリスチャンになりました。いまは　斉藤隆、　松井秀喜、　カズオ、イチローなどが時どき　聖書の学びに出るようになってきたことです。かれらは　まだ　公には信仰告白はされていません。これからも無いかもしれません、ただ　松井秀喜は　愛読書は「聖書」だと　はっきり公表しています。メジャーの球場には必ず教会が付設されてありますので、信仰がもちやすい環境とも言えます。） サッカー　ブラジル代表が強いのは試合前に　自分たちの勝利のために祈るのではなく、相手のチームのために祈るからだ、というのは世界のサッカー界ではよく知られているらしいのですが、日本代表では　そういう観点からのお祈りはなかなか伝わらないかも知れませんね。 一方、　土肥議員や　麻生太郎氏などのように数少ない日本のクリスチャン議員がおりますが、（意外と日本の歴代首相にはクリスチャンが多い）議員さんのための祈祷会も牧されてきました。 先生の上に　ますます豊かな油注ぎがありますように。 ということで、この先生とともに今度　松江の　余山　（余ではないが似ている字）という場所に　遠足に繰り出すことになりました。 この場所は　中国最古とも言われるカトリック系の天主堂、立派な教会がそびえたっておりまして、今では中国カトリックの総本山とも言われている拠点です。 ボクは　毎日のようにこの丘を眺めながら青浦や松江の会社や工場を訪問しているのですが、この場所へ行くのは今度が初めてです。去年から　行きたい、行きたいと考えていたところです。 どういうわけか、わたしどもには　皆目わかりませんが、主が　われわれを日本から連れ出して、ここで　信仰を与えてくれました。 ミッション　インポッシブルという　表現は　ありますが、不可能と思えるミッションをお与え下さり、いつも　そのために　祈っています。 今回のように中国の教会見学を日本の牧師先生とすることは非常に　稀なケースです。 ＭＩＳＳＯＮ ＩＭPOSSIBLE は　ほんとうは　ＭＩＳＳＯＮ Ｉ’Ｍ　POSSIBLEなのだ、と米沢の田中先生のコラムにありました。 すべては信仰の成長のため、と感じることがあります。

  2007.11.14

• 高額接待

  もちろん日本ミライズとか何とか洋行とかのレベルではありません。タイタイ（呼称復帰）が、ある会社の総経理と董事長さんを食事にお誘いしました。と言っても、こちらは　現地基準の最低生活が　長いものだから、何を　計るにしてもやや極端に言えば「生きられればよし」という発想からなかなか　抜け出せない。。。こんなところでいいんじゃないか、という日本料理店をピックアップしていざ　連絡取ったら、先方指定はイチもニもなく「彩寿司」でした。ボクは　おウチでひとり　きのう　作っておいた「おでん」で　留守番。さて、彼女の　接待は、如何、と家で　もじもじ　しながら留守番。10時を過ぎてご帰宅。ひじょーーーーに満足げな様子。ま、おいしいお寿司を食べられて良かったね、という思い。どんな話し合いがあったのか、少しずつ探り出す間もなく、「総額で○○○○元だったってよ。」と。ひえーーーー、 桁がいつもの接待の感覚より一桁多い。毎夜の食費の感覚からすると二桁多い。しかも　限りなく万元に近い。。。その寿司屋　そんなにかかるものなのか、と想像はしていたものの、やっぱ　そうだろうな、とも。タイタイ　申し訳程度に懐に入れて持っていった　お金も出番なく　全て　先方さまが出して下さいました。すみません、接待を申し出たのはこちら側なのに。その上、あるお仕事のお話もまとまりました。タイタイ念願の第一歩です。それを聞いて　ボクの方がよほど興奮して服を全部脱いでしまうほど体が暑くなってしまいました。「信じて祈るならば、求めるものは何でも得られる。」　　　　　　 (マタイによる福音書　21章22節）

  2007.11.13

• 動機がたいせつ

  上海で幼稚園運営をされている日本人K夫妻とお話するチャンスに恵まれました。最近は入園待ちのために手続き2、3日前から徹夜で並ばれるご父兄が出てくるという人気ぶり。入園するのもほんとうに狭き門です。だけども、まだ中国では幼稚園運営の許可が部分的にだけ解放されているため、自分たちの思っているようにはなかなか進まない、と仰っていました。それでも、少人数の規模でも確実にご父兄の支持を集めていかれているのですから、上海進出は決して失敗ではなかったのではないでしょうか。ボクには何もできませんが、神さまが家内を通して与えてくれた「祈りの館」のビジョンを実現できたなら、子ども向けの児童館のような施設が欲しい、という思いもあります。先に日本に戻った際に聖書を中心とした絵本を沢山持って帰ってきました。中国には　子供向けの神さまのお話が　ほとんど普及していません。（大人向けは　相当出回っている）日本語ですが、絵本は　かわいらしいし、視覚でうったえますので、なかなか　いい　アイテムです。ボクの担当している青浦という地区に大きな企業集団Yグループがあります。（近頃は　タクシーなどにも広告を出すようになってきている）ここの創始者（中国人）と今年の1月にめぐり合うことが出来て、その巨大な執務室でお祈りを一緒にしたことがあります。かれは元々マントウ屋からスタートした実業家で　各方面に公表してはばからないキリスト者です。また近々　お会いするチャンスがありそうなので、だんだん　温めているビジョンを伝えていけたら、何か生まれるかもしれないな、と大いに期待しています。大和カルバリーチャペルの大川先生もとうとう　来年2月にブッシュ大統領主宰の食事会に招待されるということが決定したし、福音のため、という動機があれば、通常では思いもしないような導きがありそうな気がしますが、、、。どうかな。

  2007.11.11

• スタバの小学生

  1998年何とか本気で自分で商売を立ち上げたいと思い立ち、最初どこかへのフランチャイズ加盟を考えました。その候補だったのが「ブックオフ」「コロちゃんコロッケ」「ブックマーケット」「ファミリーマート」「QBハウス」そして「スターバックス」です。業種に　全くまとまりはありません。それぞれに問い合わせをしてみました。開業候補地は千葉県の茂原から大網付近です。この中で　「スターバックス」だけが、今後も　東京など一部の場所以外店舗展開を広めない、と丁寧に回答してきました。「コロちゃんコロッケ」「ファミリーマート」は、資料検討した時点で　まるで採算が合いそうにないのでボツ。「リサイクル」に重点を置いた「古本屋」系のブックオフは　相模原、ブックマーケットは　四国の香川の本部まで　足を運びました。非常に面白いんじゃないか、と思いましたが、加盟金やら何やらかかる金額だけで数千万が必要でしたので、やめて、自分だけで似たような店をできないものか、と模倣して　始めたわけです。フランチャイズ本部には本屋横に散髪屋のQBハウスと珈琲ショップを併設して展開したいと提案したのですが、全く　受け付けられませんでした。「スターバックス」はまだ　そんなに知られてはいなかったけども、「ドトール」くらいは伸びそうな気がしたので、安い本でも買ってもらって、横の珈琲ショップで読んでもらう、そういう流れを期待したのです。特に地方都市は　都会的な刺激に飢えている上、ついでに消費する傾向が強いので、そう安易に考えたのです。この時は　あくまでも店舗運営に関心があって、シュミレーション上で土地の余った　地方都市の相続人ならまだしも、カツカツの薄利展開では本業で利益を生み出しつづけるのは容易ではない、と痛感したものです。さて、そんな10年も経たない前に起こった自分の思い出とは裏腹に、　上海ではどんなローカルな　場所にもいまや　スタバが出来つつあります。コピーではない、正規のスタバです。きょうは　家内と散歩買い物がてら元ミスド跡地の　スタバに入ってみました。横では　オープンテラスに学校帰りの低学年の小学生が座ってコーヒーを飲んでいます。コーヒー豆の値段が　倍額になるのも時間の問題かな、と感じました。

  2007.11.10

• B級グルメ街道

  桂林米粉といううどん系　面状の食べ物がチープなB級グルメ魂を揺さぶる時があり、きのうがその症状に出くわしました。されど、こういう店はいざ　食べようと思う時には身近に見つけることが出来ず、全く　頭から離れていました。帰りは　ケンタッキー（肯徳基）の全家桶（ファミリーセット）が無性に食べたくなり、最寄駅の近辺をくまなく探し回りましたが、こういう時に限って、どこにでもありそうなケンタッキーとも出くわせませんでした。だんだんお腹がすいてきたので、もうここら辺で適当な店に入ろうとおもむろに目にしたお店が桂林米粉のお店。そうだ、そうだ、これもおとといから食べてみたかったんだ、とそのうどん系チープな味わいの、でも　中に入っている落花生とレタスがなんとも　民衆の心を捉えてしまいそうなこの　食べ物でかなり満たされました。酢を入れるとあっさり味にこくが出るのがポイントです。よってきょうは朝から夜はケンタッキー、という一部の中国人的な食生活を選択して臨んだ晩御飯。ギトギトのチキンと小ぶりのピリから揚げで、やっと　落ち着きました。やはり食に満ちた世界では、ある時は　家である時は　外である時は　道で、バランスよく　食を楽しむのが一種の楽しみなのでしょう。ところで　週末夜のヤオハンの周りは出店でいっぱい。キャンディー屋さんがかわいらしいキャラクターキャンディーやら砂糖菓子を並べていて、縁日のような気分で買って食べてみました。キティーちゃんマッシュルーム砂糖菓子は大中小あって　10元7元5元。なかなか美味でした。

  2007.11.09

• 気になるビジョン

  このブログでもたびたび取り上げたことのある台湾華僑のＸさんから電話をもらいました。Ｘさんは子ども時分から東京育ちで大学まで東大だから、バックグランドは　ほとんど日本人。早くから日系の大手ゼネコンで頭角をあらわし、現在でもその国際部門の顧問をされながら、ご自分でも　さまざまなビジネスコンサルに携わっておる大変有能な方です。（最近では重慶飛行場など）もっとも、彼の本業は「福音伝道」。香港拠点に　キリスト教関連書店と新聞発行まで手がけていますから。さて、電話をいただく直前ボクは　Ｘさんのクリスマス集会へ向けて何をプレゼントにすればよいだろうか、と思案していた矢先でした。一方、Ｘさんは　ちょうど　日本から上海に戻ってきたばかりで、何となくボクの顔を思い浮かべて電話してきたというのです。何とも　タイミングが良いものです。Ｘさんは　世田谷の有名住宅地S学園駅のK下病院のすぐ近くが実家。なので、「Sさんのおうちは　北口なんでしょ。そういえばS学園駅はすごく立派な駅ビルが出来ちゃったね。」と言いますと、ボクは「そうなんです。この間9月帰ったとき、あまりにもイメージが変わってしまったので、ビックリしました。あそこだけで、もう十分という印象でしたよ。」と返しました。何とも不思議な縁で　上海で知り合いになりましたが、Xさんのボクに対する関心はただボクと家内が主から示されたビジョンをどう祈っているか、ということが専らのようです。

  2007.11.08

• 何の話題で盛り上がるか

  先日のセミナー講師の幸地司さんからメールがありました。・・・上海オフショア開発勉強会に参加してくれたK又さんがブログで紹介してくれています。名前が一部間違っていますがご愛嬌ということで。 http://katu1109.exblog.jp/7663090/そのK又さんを尋ねて、市内の会社へ訪問。上海の日本人野球チームに所属しているということで、「接待キャッチボール」の約束を果たしました。さて　幸地さん　セミナーの後上海にとどまり、沖縄県の中国経済視察団の団長として杭州、蘇州を周られて木曜日に日本に戻られます。次回上海は来年の春以降かな。ところで　日本語の堪能なR弁護士。非常にきめ細かい対応が好評で、ボクらの相当頼りになる実務家です。こういう人をNさんが今度上海に戻ってきたときにあわせたいですね。彼の友人が最近メキシコで事業を始めたということ。メキシコでは中国製品は「安くて　品質が良い」と評価されていますから、非常に業績が良い、という。また　今日　某企業との間で年度本監査の契約に立ち会ってくれたうちの事務所の本部長Rさん。彼の友人は　アフリカで商売を始めた、という。そういう人が身近にいるのが中国人ネットワークのグローバルなところかも。ところでR本部長、野球観戦が趣味という意外な話題。レッドソックスのチーム分析までしていました。最初　日本人と話題を合わせるため仕方なく知るようになった野球。でも、今では　ほんとうに好きになってしまった。ところでR部長、「中国人と話題を合わせるには」と質問すると「株」　次に　「不動産」　と全く　疑いようのない答えが即座に返ってきました。「中国石油」の話題だけでみんな盛り上がるよ、ということ。

  2007.11.07

• 昭和30年と2007年

  上が毎日新聞より借用した昭和30年の日本。国会議事堂前の様子。何と！割烹着で洗濯物干しています。これは驚いた。下が最近撮影した上海市内の　高層マンション前の工員住み込み宿。と　発砲スチロールを運ぶおばちゃん。目一杯担いでいます。昭和30年というともう　52年も前。上海では　ちょうど52年前に日本にあった　ような光景も見られるわけです。道路沿いでもまだまだ　洗濯物干しているし、きょうなんか日本で言えば「お天気おねーさん」でも通るようなキレイな子がパジャマで買い物していますからね。地下鉄の中に　山のような荷物を携えて乗り込んでくる地方から出てきたオジちゃんとかの顔にニオイを感じます。他方　都会に住む若者は男でさえ　サッパリした香水のニオイを帯びるほどになってきました。昭和30年と　2007年が共存しているのが上海なのかもしれません。

  2007.11.06

• 交通カードが折れたなら

  愛用している上海交通カードがパキンと真ん中から折れた場合。最寄の駅構内の事務室に　持って行き、15元払って10日後に　取りにいけばカードを換えてもらって元の使用状態に戻ります。きょう　その手続きをしたのです。いろいろへまをやらかします。今回はズボンに入れておいたままキャッチボールをしてしまったため。腰を割って重心を屈んだ際にカードも割ってしまいました。ズボンには　交通カードを入れたまま洗濯したこともありますが、これは事なきをえました。洗濯は　パスポートを入れたままの事がありました。これは、ふやけましたが、使用には問題がありません。そう言えば　携帯を入れたまま洗濯してしまって買って3日目に壊してしまったことがあります。一方いまのところ、携帯や財布を盗まれたような被害はありません。

  2007.11.05

• 参加者ゼロの集会

  すばらしい恵みの証を聞きました。日本に７０００教会があると言われていますが、だいたい20名から40名が集るところがほとんど。10名以下も少なくない、と言われます。ちなみに中国では上海だけで地下教会が推定２０００ヶ所、セッコウ省の温州という場所では　そこだけで何と3万ヶ所集会拠点があると言われております。（あくまでも推計）そういう日本という環境で一番多くの教会参加者がいる大和カルバリーチャペル（1500名）の牧者、大川従道牧師がつい先週　アメリカに日系人伝道に行かれた時の話です。当地では　日本で最も用いられている器が　アメリカに来るというので、さぞや　大きな集会になると思われた　ある日の祈祷会。フタを開けてみると、何と参加者ゼロ！神奈川県の大和市に毎週500名祈祷会に集めるという説教者が　何と　ただの1人も参加者と巡ることが出来なかったと言う奇蹟。主の意図を察した、ということです。ハレルヤ！　ボクも喝采しました。喩えは　良くないですが、マークシート試験問題で　０点取るのだって難しいのに、　何も告知しなくても数十人集ってしまう「有名」説教者がゼロ、なんですからこれは主の御業としか思えない、と思いました。主は用いる器に特別な訓練をされるように感じます。どうしてですか、どうしてこんなことになるのですか、大川牧師は　祈られました。そして、主から「ただ　お前と一緒にいたいんだよ」と声をいただいた、と言います。この証は　すごい重要なメッセージだとボクは感激しました。人には理解できない、とんでもない計画と言うものがあって、これに従うだけ、そのときに主が力を与えてくれるのです。信仰がなせるわざです。さて、きょうはフィンランド人P兄が来られて、「接待キャッチボール」の約束をしました。ボクはずっと以前　インド人のAさんを新宿西口で　立ち食いソバ屋に接待し、（七味唐辛子を山のようにかけていた）アメリカの黒人Kさんとクリスマス集会を企て（この人のおかげで　家内と　六本木で遭遇することになった）茂原で勝浦の国際武道大学に通うポーランド人Cさんに剣道漫画を販売し、米沢でイラン人DさんにHビデオを販売し、（ダルビッシュのお父さんとは関係ありません）中国人Yさんに福音伝道され、このたび　上海で　フィンランド人P兄と接待キャッチボールを約束することに成功しました。ひじょーーーーに国際交流に貢献できて感謝しています？？？・・・しかし、わたしたちの本国は天にあります　 （フィリピの信徒への手紙3章20節）

  2007.11.04

• 接待キャッチボール

  南京からI兄。この間　日本に帰国されたと思いきや、晴れて　新規事業立ち上げのため、また　中国に。期間は　短期。この事業モデルはいままでと逆。中国企業の日本進出。そのお手伝い。要するに現地法人は日本。夜のメンズ集会までの空き時間。天山公園の片隅の空き地でキャチボール。ある意味　念願の「接待キャッチボール」の成就。硬式ボールだから慣れてないので痛い、痛い。しかし、I兄もほんとに野球好き。まだまだ球威が衰えません。ボクは最近シャドーピッチングをしながら肩の調子を整えていたはずなのに、なかなか制御がつかず。周りの中国人たちは、球の投げあいを珍しそうに眺めていました。

  2007.11.03

• 環境を味方につければ

  満員御礼!　オフショア開発勉強会 懇親会　洛城広場　の　焼酎和風ダイニング「ぐら田々」　17名参加!　 3次会　古北路555弄の ワインBAR　GENSO　　10名参加!　 一年半以上　間の空いていた「オフショア開発勉強会」の企画。 告知間近であったのにもかかわらず、定員締め切り20名を大幅に突破してしまう参加申し込み。 会場が　狭かったため、ウレシイ誤算。　　　と、同時にヒヤヒヤ。 非常にやりにくい部分が　あることは毎回　反省の材料になっていますが、また　今後に生かせれば。。。 プロジェクタをお貸し頂いたH兄。受付けを手伝っていただいたS姉。唐突な要求に　応対していただけたことに感謝します。 懇親会に17名も参加され、いろいろ繋がりや　参考意見を聞かんとばかり、意欲的な皆様に　関心。 11時半を過ぎて、3次会。結局　3時近くまで。 こういう機会が　ボクはほとんど無い方なので、全部が「勉強会」となりました。 人には人の段階と言うか、歩数があるし、ある決まった基準から型はめて考えていくことがいかに　じぶんの歩みを拘束していくか、ということを　会を通して　あらためて考えさせられました。 いつもまとまりのない戯言に立ち寄って下さる方に感謝します。今回が1000回目のブログ記述。 ただでさえ活字情報の多い世界にこういう　ヘンテコな日誌で目を疲れさせるようなことを書きつづけてしまう　ことができるのは、程よい上海のストレスのおかげです。何事にあれ環境を味方につければこっちのもんですね。より完全なカタチの勉強会を目指して熱弁する講師の幸地氏（↓）

  2007.11.02

• 上海の地下鉄にて

  帰宅時の上海の地下鉄です。上海動物園から嘉定のある企業さんを訪問して事務所に戻り、R弁護士にお願いしていた依頼の件を　再確認。W会計士に　疑問点の確認。オフショアセミナーの準備などもあって、かなり　へとへとです。地下鉄内で　ふとした瞬間　あれここは　中野か高円寺か、と　錯覚してしまうようになっています。サブカルちっくな若者のファッションも板についてきて、上海はますます中国にいることを忘れさせてくれる街になっています｡｡｡

  2007.11.01

• それでも　建てルンです。

  やはり、というか案の定と言うか。金茂ビルの隣りの金融センタービルがまだ完成してもいないそばから、その隣りに高さ５８０メートルの新しいビルの着工計画が　決まりました。ご存知の通り施工主は　金茂　金融とも森ビル。ただ、いまのところ第三のチョー－高層ビルの施工主は決まってないようです。このビルを毎日眺めながら通勤しているので、ときたま　「バビル２世」の歌を　口ずさんでしまいます。バビル２世は　横山光輝の漫画ですが、バビルは　バベルの塔から借用していると思います。バベルの塔に住んでいる～というフレーズでしたからね。バベルは　旧約聖書の創世記に出てくる非常に重要な箇所で、人類史上最初に権力者というものを生み出した土地です。ここで、天に向って弓を放った、地上の王に　神がお怒りになり、地上の人々の　言葉をばらばらに乱されてしまった、というエピソードが有名です。共通語としてのことばは　何は無くとも英語でもなく中国語でもなく日本語でもないです。だって、家内とすらいまだに　完全に会話が成立しませんものね。主に向って捧げる霊的なうめき、だと感じますね。こういう時は家内とも中国人とも通じ合うんですよ、不思議と。バベルの二の舞いにならないように通じ合う　もの「へりくだり」を目指していくことを傍らで見ながら弱弱しく　祈っております｡｡｡

  2007.10.31

• 人相が変わったらしい｡｡｡

  青浦の某企業に出向いた帰り、初めて中国の刑務所と監獄というものを見ました。入り口はまるでゴルフ場のクラブハウスと見間違うほどキレイに整備されていました。もしかしたら　いつかこういう場所に福音伝道に来るのかなあ、と少しだけ感じました｡｡｡中まで入っていくまでの用事はなく、この後これまたすぐ近くの法律政治専門の学校の様子も見学することができました。大体中国の学生は寄宿舎で生活してまるまる勉学漬け　のケースが多いようですから、親は大変ですよね。でも、就職率は悪いほうではないようです。さて、事務所の所長が急病で緊急入院。最近痩せたようだな、と思ってはおりましたが、少し時間がかかりそう。癒しのお祈りをしてみます。先月　日本に帰国した時、特別養護老人施設に入居中の家内のおばあさん（95歳）に対して　ボクは一心に祈りました。おばあさん、目をつむってしかめた表情をずっと崩さない状況が数ヶ月も続いていたようだから、ボクは　癒されるように、と肩に触れて　お祈りしました。最近の報告によると、これが　あの　おばあさんなのか、と見間違うほど　人相が変わってしまっている、ということでした。気休めでも　そういう報告が来るのは　嬉しいことです。

  2007.10.30

• 引き戻された瞬間

  日曜、虹梅路のイタリアレストランMACALLE（美味しい）で数名で昼の食事会をした後、帰路いままで面と向って会話したことも無かった年輩のご婦人S姉と立ち話しをしました。 どういういきさつでその話が始まったのかはほとんど覚えていないのですけれども、信仰の先輩であるS姉と話していくうちに、非常に霊的な満たしが与えられ、まるまる一時間もしゃべってしまいました。 S姉は教会に行くようになって30年。一方ボクはクリスチャン人生1年生。 ところが、ボクが大胆に証しをするものだから、S姉は驚かれました。 「上海に来て　最初　国際礼拝堂に行った時、こんなに　人が集っていること自体、驚いたし、　信じられなかったのだけれでも、わたしは　30年日本の教会生活を送ってきて、あなたのような年齢の男性がこれほど力強く　イエスさまの　話をしていることは　いままで　出会ったためしがありませんでした。こんなに嬉しいことはありません。」とボクを抱擁せんがばかりに喜ばれました。 そして　「中国で　国際礼拝堂以外にさまざまな　場所で　主を賛美し、また　多くの人が集っている事実を知って、ほんとうに　上海に来てよかった、と思います。」と仰りました。 また　「日本で　わたしは　静か目の教会に属していたので、預言とか　奇蹟とか　いやしなどはほんとうに　避けていました。でも、あなたの話や　実際に　非常に強く祈っているこちらの教会の様子を間近に見てしまうと、きょう　HS姉から与えられた本はほんとうに読むのが楽しみです。」とも言われました。 その本とは　ボクも国慶節に読んだ高木慶太先生のご著書で、福音派の先生が「預言」について大胆に綿密に解釈されている本でした。 高木先生は戦中の上海生まれ。慶應卒業後、神学校で学ばれ数年前に天に召されましたが、その働きは　いまなお　強く、信徒のしるべになっています。 一般に　聖書で語られる奇蹟や癒し、さらに　預言などは非常に難解で　人智では到底計り知れない事柄が多く、それが人に誤解や無理解を　生じさせる基になっております。しかし、それは　主ご自身が　そのように配慮されているふしが　あります。 主は「見えるものを見えないようにし、見えないものを　見えるように」なされる方です。 ボクはこの2週間ほど特に仕事などで落ち込むことなどもなく、いい気候になって過ごしやすい時を送っていましたが、何かが「満たされない」気分に陥っていました。 昨年のいま頃は旧約聖書の学びに必死で、仕事はほとんど無いような環境でも非常に満たされていました。 で、数日前から「主は　ボクに　もっと　祈って欲しい、もっと　聖書に触れていて欲しい」と強く臨まれている示しがありました。 「わたしはアダムに楽園を与えた。いま　あなたにイエスを与えた。それでも不満なのか。」そういうはっきりした　思いを与えられたことしの1月のある日。 主は　「証し人として用いたい」と言われました。 だから　このような出来事もあったのでしょう。 ボクは「身代金を支払って買い取られたキリストの奴隷」という身分なのだ、とわかってしまいました。原点に引き戻されたような瞬間でした。「召された時の身分のままでいなさい」まさにいまがその時です。

  2007.10.29

• こ　こ　ろ

  偽装大国と忌み嫌われる中国で　 ニセモノ市場で買い物をし、 ニセモノ日用品や食品を享受し、 ニセモノ製品のニュースを 海外（おもに日本）から聞いている 生活をしてきているわけですけども、 ボク自身　自分の気持ちを 正直に出すことが もっとも偽りの罠にはまってしまっていることに しょっちゅう気づかされます。 そして治らない。 エレミア17章9、10節にはこうあります。 ･･･心は　よろずの物よりも偽るもので、 はなはだしく悪に染まっている。 だれがこれを、よく知ることができようか。 「主であるわたしは心を探り、思いを試みる。 おのおのに、その道にしたがい、 その行いの実によって報いをするためである」 だから　いま　ここにいるのでしょう｡｡｡

  2007.10.28

• 希　望

  残席僅少!!　上海オフショア開発交流会 11月2日（金曜日）に 開催決定！です。 （8日予定が変更になりました） 講師）　幸地　司氏　　　企画運営）　ライングッド　 　　オフショア開発フォーラム 代表　 http://www.1offshoring.com/ 　　アイコーチ有限会社 代表取締役　 http://www.ai-coach.com 　　日刊ベトナムタイムズ 編集長　 http://www.vietnam-times.com/ 　　琉球大学 非常勤講師(APITT) http://www.crc.uryukyu.ac.jp/apitt/ 告知が10日前を切って　過去最短の募集期間の上、　 一年以上間があいた企画ですが、 各地から参加メールをいただいております。 感謝です。 上海では、ホテル、いくつかのホール以外は、 会議室がだいたい20名前後のものが中心となります。 少し前はそうではありませんでした。 ただ、おそらく中途半端（50名～100名以内）のキャパの場合、 採算性などを最近の上海の土地の値上がりに連動して、 仕切ったり、あるいは　つなげたりして 貸し部屋の 稼働率を高めているのだと思われます。 なお、友人の牧者（LGさん）の地下教会は 最近リバイバルで、 現在　100名を突破してしまって、 どこで礼拝をしているか、というと｡｡｡ （これをバラすと地下ではない、か） 龍之夢のテナントの中ですよ！ えええっ!　だったら、 隠れようにも隠れることが出来ない すぐわかるじゃん、ていう場所ですよ。 牧者が常時10名いて、 住んでいるマンションの　一画に 事務所を構えることも許された、そうです。 今月　雲南省の教会に 不要になった衣服など500kg分、 その他　現金3万元を送って 物質面でも すばらしく　恵まれた働きができています、と 喜んでいました。　　 ボクたち夫婦は　この教会に ことしの4月イースターの　ときに 親睦旅行で招かれました。 その時25名ほどで、 しかし　ボクと家内は　証をし、 みな　主の聖霊によって 涙と感動が　注がれました。 いまは　前のように 始終　顔を合わせることはありません。 主が　各々　ひとりになる時間、 別々で　歩む時を　お与えになっているからです。 「あなたたちが　裁く権利はどこにあるの」 これは上海人伝道者G女史の　よく言われるせりふです。 LGさんのところからGさんのところへ 多くの信徒が流失したのは　昨年の秋。 LGさんたちは　それからますます 整えられました。 Gさんのところも　整えられてきました。 ボクたちは　いま浮世の現実に縛られること、 それを十字架と思い、感謝しながらも 決して主のいましめ　から離れないように、と 願っています。 以下は　内村門下　江原萬里の文章です。 希　望 常に希望を失ってはならない。 神に義とされた者は、何を有たずとも希望だけはもつ。 希望をもたぬ者は義とされたと云えない。 何となればキリストを信じ彼に在る神が我等を愛し給うことを信じないからである。 希望を失ってはならない。 どんな暗黒、どんな苦労、どんな誤解、逆境、人が見て絶望とし、 回復困難とし、如何なる学問如何なる方法も駄目とする時でさえ、 キリストに在りて希望だけはあり得る。 そしてそれが基督教の身上である。 　　　　　　　　　　（『全集』第3巻．557頁）江原萬里なお、聖書ではこうあります。有名な箇所です。「それゆえ、信仰と、希望と、愛、この３つはいつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。」　　　　　　　　　　（第一コリント　13．13）

  2007.10.27

• 独立信徒

  ただいま参加者ぞくぞく申し込み中!! 上海オフショア開発交流会11月2日（金曜日）に開催決定！です。（8日予定が変更になりました）講師）　幸地　司氏　　　企画運営）　ライングッド　　　オフショア開発フォーラム 代表　 http://www.1offshoring.com/　　アイコーチ有限会社 代表取締役　 http://www.ai-coach.com　　日刊ベトナムタイムズ 編集長　 http://www.vietnam-times.com/　　琉球大学 非常勤講師(APITT) 　http://www.crc.u-ryukyu.ac.jp/apitt/ 上の内容とは　関係ございませんが、↓　内村門下　森本慶三の文です｡｡｡　いま学んでいます。 独立信徒独立信仰の特徴の第一は、制度や儀式からの独立である。特定の組織とか礼典とかを救いの条件としては絶対の必要としないということである。‥‥‥‥‥集会の場所はどこに動いてもよい。一所の会堂に固定する要はない。礼拝や葬儀や結婚式は、信仰をもってすれば誰がつかさどっても差しつかえない。特に僧侶や牧師でなければならないということはない。‥‥‥‥‥‥‥もし独立信徒にしてその信者の数がふえ、立派な会堂や有給の牧師などをおくようになったら、大いに警戒を要することを知らねばならない。そしてそんなものはいつこわしてもさしつかえないだけの覚悟をもっておらねばならない。そんな外部的のものの衰退とともに、信仰までが萎靡しないようにありたい。ここに独立信徒の生命がある。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥独立信仰の特徴の第二は、教理信条からの独立である。信徒各自が、イエス様の聖霊によって直接に示されたものによって歩むことである。たとえどんな立派な正統的といわれる信条であっても、盲目的には尊崇しないのである。迷信におちいるからである。またいかに偉い先生の教えだからとて、無批判的に追従しない。人物崇拝に陥るからである。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥独立信仰の第三の特徴は、経済上の独立である。経済的に圧迫され支配されて、せっかくのりっぱな独立的信仰が崩されることはありがちのことである。世のいわゆる教会が、財政的に悩まされて俗化堕落していくように、信者個人の信仰も、個人の経済事情によって大いに左右されることは免れない。よって独立信仰を全うするためには、あくまで独立信仰を阻害されないような経済生活を営まねばならない。独立信仰をまげねば収入を得られないような職業や地位に身を置くべきではない。‥‥‥‥　　　（『選集』第3巻．401～404頁） 森本慶三

  2007.10.26

• すがりついて叫んで祈る

  この世の中ほんとに思っても見ない展開になることがあることです。家内が　東京渋谷のある教会の神学校の先生から招かれる恵みをいただきました。彼女の前途に祝福がありますように。激しい頭痛がして、風邪かなと思って訪問早々アパートにに引き上げてきました。頭が割れんばかりに痛くなって、こういう時には「信仰心」が増すんですよね。。。都合よく。しかし、いくつもボクの内面の罪を示されました。そして、しばらく嘔吐が続き、吐き疲れた挙句、布団をかぶってしばらくうたた寝。熱が発散して、いまは復調しました。「助けてくだせーーー。イエスさまーーー。」とすがり付いて　叫んで祈るんです。ほんとうに信仰薄い者ですな。苦しい時は　こんなにラクに叫び祈れるなんて。そろそろ　もうクリスマスの準備が始まろうとしています。下のポスターは　ミッション・バラバのメンバーが　会堂建築してリバイバル中の　東大阪のベタニアチャーチのことしのクリスマス集会の案内です。そう言えば　ことしの１月には　上海に井上薫牧師（ミッション・バラバメンバー）が　ご奉仕に来てくださいました。この教会では今年市民集会的なクリスマス集会をされるようです。メッセンジャーはボクらの洗礼者　中野牧師。先生の力強い働きが守られますように！最近　世の基準で動くチャンスが増えていたため、頭痛を以って静かになって祈る時間が与えられました。「わたしは多くの人に怪しまれるような者になりました。しかしあなたはわたしの堅固な避け所です」　　　　（詩篇７１.７）

  2007.10.25

• ブリッジSEの条件とスキルアップ法

  上海セミナーをお手伝いさせて頂いている幸地司氏のセミナー　開催日が11月8日から　2日に変更になりました。以下に概要お知らせします。▼スペシャル版！オフショア開発勉強会＜2007年11月2日(金)上海＞ 第6回上海オフショア開発交流会　　■講演テーマ：ブリッジSEの条件とスキルアップ法　 ～未経験者でもオフショア開発で活躍できますか?　■講師：幸地　司（オフショア大學 学長）　■日時：2007年11月2日(金) 15:30-17:30 (15:00開場)　■場所：【上海】美麗華園商務中心　B-208会議室　　上海市延安西路2633号　美麗華園商務中心 B区　　Shang-Mira Commercial Center, B-208, No.2633, West YanAn Road, Shanghai, China 　■プログラム　15:00　開場　（開始時刻まで自由に挨拶タイム）　15:30　開始　オフショア開発勉強会＜講義＆ワークショップ＞　17:30　終了　（終了後は２次会あり） ▼今回のスペシャル企画には、オフショア開発メルマガ発行人の幸地司先生をお招きする予定です。▼　講演テーマは「ブリッジSEの条件とスキルアップ法」 ●以下、ゲスト講師からのコメントです。 オフショア開発の関係者にインタビューしたところ、日本人でも、文系出身者の日本語通訳でも、本人の努力次第で一人前のブリッジSEになれるという肯定的な意見が目立ちました。 しかしただ日本語が話せるだけでは、必ずしもブリッジSEに適しているとは限りません。例えば、「NO」と言えないタイプの人や、「何でもできます」と条件反射的に口にしてしまう人は不適切だと思います。 では、ブリッジSEに求められる要件とは何でしょうか？ ある人は、優秀なブリッジSEの条件として、優れたマネジメント能力に卓越したコミュニケーション能力、システム設計ができて、ある程度の業務知識を持ち合わせていることだと言います。もちろん複数の言語を自在に操ることも絶対条件です。 あなたは、どう思いますか？ もしかしたら、私たちは、ブリッジSEに対して過剰な期待を抱いているのかもしれません。前出の条件を満たすSEがいたら、その人は間違いなくスーパーマンです。おそらくブリッジSEとしてではなく、プロジェクトの全責任を負うPMとして活躍することでしょう。 今回のスペシャル講演では、ブリッジSEに求められる資質や成果を出しやすい行動特性について、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。 詳細　→　http://www.ai-coach.com/seminar/workshop_sp.html

  2007.10.24

• 速攻見切り

  先日の続き｡｡｡クリニックは上海の超一等地に借り切っています。 その他に数ヶ所 診療所を参観させていただきました。 ただし、 お話を伺い、今後の展開を 鑑みた結果、 先日「金曜日」に 決心した「Yプロジェクト」の 件、きょうにて 終結宣言しました。 これは、家内にアドバイスを受けた 上での　わずか3日での 「見切り」です。 いままでなら　ずるずる市場調査や もろもろの手配などを　着手してしまうのですが、 こういうことは　上海に来て以降 数度と経験してきたので、 「いまのままでは」 カタチにならない、と 判断した、からです。 （ほんとうは　話を聞いた瞬間すぐに　判断できないといけないのですが･･･）であるので、Y氏には別の道を ご提示しました。 家内が　大変　主の祝福を いただいていますので、 その支えが ボクを　救ってくれました。 確かに環境をセッティングしてくれた K兄にはありがたいことでしたが、 家内は　すでに 先週の金曜にその話が来てから 心に平安がなく、 きょうは　涙ながらに 「主はそのことに関わることを 喜んでくださらない」と 訴えてきました。 「わたしたちができることは ただ　祈ることだけ。 あなたは　あなたの与えられた いまの仕事を精一杯してください。」 ボクの弱いところ、 これを　サタンはよくよく熟知しており、 それを　近しい人間を通して 罠にはめていこうとします。 ･･･愛する人たち、すべては あなたがたをつくり上げるためなのです。 わたしは心配しています。 そちらに行ってみると、 あなたがたがわたしの期待していたような人たちではなく、 わたしの方もあなたがたの期待どおりの者ではない、 ということにはならないだろうか。 争い、ねたみ、怒り、党派心、そしり、陰口、高慢、騒動 などがあるのではないだろうか。 　　　　（第二コリント12・20） また、こういうボクの弱点をついた 巧妙な誘惑が 新たに舞い込んでくることと 思いますが、 主から示された道を 従順に歩んでいかなければ。。。 悪魔は天使のふりをして近づいてくるのですね、 ほんとうに、、、（もともと天使だったしね）

  2007.10.23

• アイディンティティの回復

  昨年に続き、この時期に上海にいらしてくださる東京メトロチャーチの林幸司牧師の日曜礼拝がもたれました。 説教テーマは「アイディンティティの回復」。エレミヤ29章１１節から。 ・・・主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災いを与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。・・・ ただ、先生の説教の場合、聖書の該当箇所を説く、というよりもパワーポイントを駆使してご自分の体験や実際に日常起こっている出来事を通じて、真理をわかりやすく説明されるというスタイル。 わたしたちは、「どんなものにでも、あなたが注意を集中するものがあなたに影響を与える」「悪魔はあなたのアイディンティティを攻撃してくる。あなたがつまらないものであるかのように、思わせる」 人の価値と神から見た価値、これを知っているか、知らないかで、幸せの体感が違ってきます。 もともと演奏の賜物がおありになり、演出力があるせいか、旧式の礼拝スタイルとは一線を画しております。 礼拝後は　食事会。先生のおじい様は堀江謙一（太平洋ひとりぼっち）氏に資材を提供された経緯のあるシキボウの工場長で、ヨットマン。 シキボウの印が「マーメイド」だったので、そのまま堀江青年のヨットの名前がマーメイドになった、という逸話も教えていただきました。 メトロチャーチはまだ150名の集りですが、主からの3000名牧会のビジョンに向けてリバイバル中です。 主がますます先生をお用いになることでしょう。

  2007.10.22

• ミラクル・ロイヤルズ

  上海蟹の季節ですので、近所の市場で適当な大きさの蟹を買ってきて、炊飯器で茹でてみました。本物かどうかは、この際どうでもよかったのですが、（上海蟹はたいていニセモノ）蟹味噌はたっぷり入っているし、一流店で食べたものとほとんど変りありませんでしたので、一個○○元はとてもリーズナブルでした。今年はちょっとだけ巨人に肩入れしていたんですけど、中日にあっさりやられてしまいましたから、日ハムを応援することにします。 クライマックスシリーズというのが設けられたため、たとえリーグ優勝してもあっさりリーグ代表にはなれない、というオモシロイルールに最初にはまってしまったのがジャイアンツでした。。。 本業宣教師と公言してはばからないトレイ・ヒルマン監督は来期　カンザスシティに行ってしまうので、日本での最期の指揮となりますし、北海道だから野球界におけるクラーク 博士みたいなものなので、応援します。カンザスシティ・ロイヤルズはあの好打者ジョージ・ブレッドの在籍した、、、という時代から　確かにいまや　かつての広島みたいに大リーグのお荷物球団 と言われているチーム。 日ハムだって、新庄、小笠原抜けて目立ったスターがいなくともこの戦いぶり。 ロイヤルズでもボクはミラクルを展開してくれると期待していますね。日本とゆかりの深いかつてのメッツ、デーブ・ジョンソンや今年のインディアンス　赤鬼マニエル監督と同じくらい手腕の確かさを感じます。

  2007.10.21

• 千円札が好きな男が読んだ「千円札は拾うな」

  「千円札は拾うな」（サンマーク出版；安田佳生著）というベストセラー本を読みました。安田さんはボクと同世代の企業家。この世代で起業する、という場合　特に成長期は　安定した大企業志向が当然だったから、周囲の当りは今などと比較にならぬほど大変だったとも思いますが、そういう「反応」をモロに体験してこられた方のせいか、珍しくボクは共感し、著者の思考に「すーっと」入っていくことが出来ました。「千円札」は　ボクのような小商いが肌身についた男にとっては「大金」です。もっとも　タイトルはあくまでも象徴的なものなので、それは　半分冗談として、たいせつな教えが凝縮されていました。一見刺激的な内容だとも捉えられそうですが、仕事の基本がしっかり記述されていて、もう一冊「仕事の選び方人生の選び方」という本も6時間くらいで読みきってしまいました。この２冊の本は日本に帰国されたI兄が置いていってくれたものです。同世代の話が　いかに共鳴しやすいか、（当然　立場の違いにもよりますが）これが　よくわかるようになりました。同時に　ボクより　若い世代にはこれをそのまま受け入れる、本質的な部分をよく理解できるかどうかは不明です。事務所の同僚Sさんにこの著者の考え方を紹介して、「通信教育」と称して、意見交換をしています。考えはもっともだけど、実際にやるとなると、たじろぐ場合が多いですからね。さて、いくら本の感想を書いていたところで、店は開かないと、始まらないように、空論で終わってしまいます。そう思っていた矢先、K兄に紹介されYさんにお会いしに行きました。 Yさんの本業は「歯医者」。 台湾企業の某社出資のプロジェクトにYさんのおじさんが一枚かんでいるため、Yさんはその日本人市場担当で上海に来ています。 Yさんとは初めてお会いしましたが、感覚がK兄に似ているという点と、持っている環境、経歴など加味すると、なかなかオモシロイことが期待できそうで、ここで出来るだけの協力をしましょう、ということでまた来週月曜日にこの会社の抱えている中国屈指の新天地の診療所を案内していただくことになりました。 歯の業界とすれば、前から上海市の松江区の市政府関係者や広島のK社長の視察、など　いろいろ縁があるのですが、Yさんの場合、背後に欧州市場で上場を目的とした企業内での個人的プロジェクトなのです。（本体はケイマン島に登記） 彼にはいま現在上海で事務スタッフがおらず、また　日本人のサポートがおりませんので、ボクが出来るところをお手伝いすることになりました。彼には月曜までに事業計画書をご用意していただくことにしました。 ボクとすれば、事務所の同僚の元病院営業スタッフTさんにもご協力をあおぎ、今後のビジネスサポートをコーディネートすることで意識が漫々となってきました。 事務所のあるスタッフは日系企業の出資するホテルオープンのサポートに掛かりきりです。ボクの場合は　このプロジェクトをカタチにしてみたいと思います。いくつか同時に案件が進んでいくいいサイクルになってきました。こういう時だからこそ自分の経験や思考（嗜好）だけに頼らず、更に「祈り」が大事です。

  2007.10.20

• たとえ夜逃げしても

  尾山令仁先生の著書「クリスチャンの和解と一致」によれば 躓く（つまづく）という意味は　原語ギリシア語ではスカンダロン、これは元々　動物などを罠にはめる、などと言う時にも使うようですが、同時に「罪への誘惑」という重要な意味があるそうです。 ここから派生した言葉が「スキャンダル」。 我々が「スキャンダル」に関心があり、揺らぐのは　人間の罪が深い証拠でしょうか。 ところで、北京オリンピック期間中北京の全ホテルの部屋に「聖書」が常備されることが中国当局の方針で決まったようです。対外的なパフォーマンスと見る向きがありましょうが、これは　中国の大リバイバルの予兆となるかもしれません。 さらに　いまの第17回全人代において共産党員の信仰の自由が協議されております。 ま、　我々は　主のハシタメとしてただ「祈り」をするために　ここにいるので、「中国を救え」というみ声を聞いて8ヶ月、そんなに　劇的に状況が変わるとか、当然皆目わからないのですが、「万事相働いて益となる」主のご計画を　期待して歩んでいけるのは、この上ありません。 さて　日本の新規進出企業の代表事務所設立案件のご相談に　某社の総経理にお会いしに伺いました。 その折、十数年中国で稼いできた知人の日本人総経理が中国側への所得税滞納が発覚して、過去10年に遡った追徴金額が膨大となり、ついに　夜逃げした、、、、という話が出ました。 きのうのブログで書きましたように、けっこう　最近こういうケースが出てきて大変なのです。 必死に稼いであげくの果て夜逃げした人もいるかとおもえば、下の写真の通り、「勝手に煮ても焼いてもしてみろ！」と言わんばかりに　駅の構内で大の字になって寝ているオジサンもおります。（場所は　３，４号線　中山公園地下鉄駅入り口にて） 臭い物にフタをするしか、ないように思うときもありますが、「すべて隠されているもので明るみにならないことはない」というみ言葉がありますように、このオジサンほどでなくとも腹をくくって　のびのび生きていってもらいたいものですね。（ただ寝ているこのオジサンがのびのび生きしているとも限りませんが・・・）

  2007.10.19

• 何十社も訪問すれば、判ってきます

  K兄を見送りに2号線東昌路駅付近まで歩いた帰りに、この道を事務所に向って歩いていると、はるか先方からひとりの男性がこちらに向って歩いてきました。 最初は　まったく確認できず、ピシッとした背広姿で　よく歩いているものだなぁ、とノーネクタイが　当たり前の上海で　こんなことでも感心してしまったのですが、接近してジロリと見ると、ボクの最初の顧客F社のS総経理でした。 何でこんなところ歩いているの？と思うのは、向こうもそう思ったことかもしれませんけど、「きょうから裁判始まったんです。法廷に出てその帰り事務所に立ち寄って、いま会社に帰るところです。「まあ、いい方向に向っているようなので。」と。 最初にお会いしてから、数ヶ月経ちましたが、相当　気持ちが落ち着かれているようで、何よりでした。 何度も　脅迫めいた事態や、従業員の業務ボイコットなどその間にもいろいろありました。 「何しろボクとしてはうまくいくように祈っております、としか言えませんです」 最初にお話を伺った時点で、訴訟になることは間違いない、と直感した通りになってしまいましたが、次々に起こる中国ビジネスのトラブルはこの会社に限らずいま　まだ　始まったばかりだと思うのです。知らないだけ、、、か知りたくないだけなのか、、、。 いま　ボクと家内の担当企業の数十社のうち、特に家内の関わっている会社の数社が　かなり　ヒドイ管理だと感じています。 早めに手を打つ必要性を訴えています。 上海オフショア交流会　11月8日（木曜日）場所　美麗華商務中心　会議室近々　申し込み開始！写真は金融センタービル　工事中の様子

  2007.10.18

• 罪に気づく

  昨晩タレントのなべやかんさんが亀田兄弟に似た人物に刃物で刺されてしまう、ヘンな夢を見てしまいました。その前の前の日、池田小学校の児童殺傷犯人　宅間守（死刑執行＝獄中結婚しているので名前は旧姓）について　事務所のスタッフと話していたばかりだったので、何か　印象が混ざってしまったのでしょう。「切腹する」と言って包丁を眺めているスポーツ選手もいれば、何も咎のない7歳の少女が　いきなり刃物で刺されて死んでしまう。。。何とも　やり切れない事件による　情報が氾濫しているせいか、こっちの夢まで　殺傷事件のブレンドが　行なわれてしまいました。煽り扇動する報道というものがあります。一種の群衆パパラッチ現象なのですが、いじめにしろ、「見て見ぬふり」という体質が膿となって表層化されているような気がします。（みんな「見て」いるのです）あの豊田商事事件の会長殺人事件にしろ、オウムの村井幹部殺傷事件にしろ、周囲に「やったれ」というそそのかしが　あったのは間違いありません。「あなた方の中に罪を犯したことのないものからまず　この女（姦淫の現場で捕らえられた）に石を投げなさい。」イエスはこう仰りました。誰かをおとしめて、自分の立場を守る、それが人間のしがないサガなのです。これに翻弄されていきますと、自分の罪の意識が薄れるどころか、それに気づくことはありません。集団的行動の習性を「レギオン（大衆、大勢）」という表現で　聖書では　はっきり「悪霊」にとりつかれたゲラサ人の中に指摘しています。だから何が真理かを学ぼうとする気持ちが大切なのでしょう。

  2007.10.17

• 望みどおりなるように

  上海オフショア交流会 11月8日（木曜日）に開催予定です。 講師）　幸地　司氏　　　企画運営）　ライングッド 　　オフショア開発フォーラム 代表 http://www.1offshoring.com/　　アイコーチ有限会社 代表取締役 http://www.ai-coach.com　　日刊ベトナムタイムズ 編集長 http://www.vietnam-times.com/　　琉球大学 非常勤講師(APITT) http://www.crc.u-ryukyu.ac.jp/apitt/10月も後半戦になると、いくら蒸し暑い上海でも朝晩　冷え込みが厳しくなり、半袖はきつくなってきました。先週末K兄が仕事切れ、ビザ切れを言ってきました。K兄は小学校から高校まで一貫教育でフランス語を学んで、卒業後　慶應外国語学校のフランス語専攻を終了した後、フランスに渡り、フランスの大学を出て、ルノーに7年、フランスの会計コンサルティング会社に2年勤めてから、唐突に　上海にやってきた、変り種の仲間の一人です。つまり　仕事上　中国にいなきゃいけない理由は　ありません。ほとんどいまや信仰生活を成長させるために上海にいるようなものなんですが、どうか上海に残れるように祈って下さい、と懇願していました。いまの会社は人員整理で辞めるため、上海に残るためには１）　いったん香港に出て　ビザを切り替える２）　うまい具合に別の会社に就職する３）　日本に戻って、上海行きのチャンスを見つけるという選択肢がありますが、彼のような一般的には　不可解なキャリアでは、いくら国際都市上海であっても、そう即決で見つかるものではないと、思われていました。それからわずか2日後、家内が市内の某社を訪問した際、話が　人材登用の話に。この日午後K兄は別件で弊所に来る予定があったので、家内は　その話をK兄に持っていったら、と判断。すぐ夕方に面接する運びになりました。結果は　やや?　なのですが、K兄は　面接の機会が　あまりにも早く与えられたことに驚きとともに、感謝をしていました。K兄も上海で約2年弱、水も満足に出ず、電気も停まってしまうような安アパートで生活しながら中国系の企業で人事労務関連の仕事を携わっていたので、だいぶ　プライドのようなものは砕かれてきました。（彼の実家は元　新宿御苑です､､､そんな人めったにいません。民家がないのだから。。西武鉄道の堤オーナーの息子とも幼馴染で、よく堤家に遊びに行ったそうです）だけども、ちょっと履歴にフランス色が強すぎているのが気に係り、それを指摘しましたところ、素直に　改編してみようということになりました。（何でもします、みたいに）もっとも得意なフランス語を全く駆使することなく生きていくことは実にもったいないのですが、いまは上海で生きていくことが彼にとっては優先順位なのです。十字架を口にする、と書いて「叶う」と言います。彼の　望みどおりになるように、　お祈りしています。

  2007.10.16

• 11月上海オフショア開発交流会

  6回目を迎えます上海オフショア交流会を11月8日（木曜日）に開催いたします。時間・場所　は未定。近日発表。「東方欣克カルチャーサロン」は実質休眠状況でしたが、このセミナーで久しぶりに息を吹き返します。できれば、追って「法律・会計」セミナーも行いたいとも思案中です。ご関心のある方はぜひ　ご参加願います｡｡｡

  2007.10.15

• お金が減らなくて困るのよ

  おとといの朝近くの橋の上を歩いていると、前方で若い打工（肉体労働者）が平たく丸いパンを握りしめていました。片方に豆乳を持っており、よく見かける朝の現場工の食事の光景です。しかし、その時彼は　そのパンを不覚にも手元から地面に落としてしまいました。それを拾おうとしたところ、すぐ後ろから　自転車を　手で引いて歩いているオジサンにその落下したパンをひかれてしまいました。パンの上はタイヤの跡が残っていました。それを　非常に恨めしそうに眺めつつ、彼は　そのオジサンを睨んで見つめました。オジサンは　「没見到」（わからなかったよ）というような発言を繰り返し自身の行為を正当化して、その場を立ち去りました。青年は何も言わず、拾ってタイヤ跡のついたパンの泥を振り落とし　パンをかみ締めていました。こんな光景は、　ボクは日本では　見たことがありません。だけども、ここ中国では　これに近いような光景は道すがら　いまだによく見ます。一方、しばしばゴルフ練習にお誘いいただく現在従業員７００名の大手日系企業総経理の友人のお話。友人（中国人）の奥さんのお兄さんは７年前　ある事業を開始しました。（わずか７年前です）彼は　その当時　なかなか事業が軌道に乗らず　すでに３００万元（当時約４０００万円）の借金で　首が回らなくなりかけていました。「食うにも困る」ような状態だった、と言います。その時　友人は　知り合いなどに声をかけて手助けし　何とか　ギリギリ生き残りました。それから７年後、そのお兄さんは　事業が一転、大成功し、また　持っている株式など保有資産が　日本円で１００億円を突破した、という状況に変わりました。急に　大金持ちになったので、何に使っていいのか　わからず、奥さんも　わからないので子どもたちに「あんたたち　何でも好きなもの買いなさい。　お金が減らなくて困るのよ。」という電話までする始末。（子どもたちはアメリカに留学中）もともとごく普通のひとだったのに、最近の浪費ぶりを見て最初はたかりに来ていた周りの知人たちの中には彼らから離れる、人も出てきたほど。「カネが人間を変える」ということはよくある話ですが、冒頭の事例といい、後段の事例といい、まさに中国で　同時に進行している生活模様は、あまりにも　極端です。

  2007.10.14

• バチカンからのひとつの警鐘

  先ごろ　バチカンのローマカトリックが極めて興味深い意見書を流布しました。それはニューエイジ思想に対する警戒の文書です。ボクたち日本人は通常　お墓参りや　お宮参り、クリスマスや　占い、　手相などにいたるまで「いわしの頭も信心」と言われるように、きわめて　寛容な中で　「信じる」ことを許容されていますので、思想と哲学、人々の思考・道徳など　それと信仰の部分が　きわめてあいまいな中で　生活しています。「それもOKでいいんじゃない」という感覚です。ボクらも　そのような感覚だったので、ことさらわかるのですが、このニューエイジと呼ばれる７０年代からアメリカああたりから発信されてきた　スピリッチュアルムーブメントのおかげで　ますます信じるということと信仰というものの　世界が混沌としてきた、と見なされています。たとえば「千の風になって」という歌詞も人によって当然　信じるものが違うということでOKな　世界であるからこそ、受け入れられた内容が　あります。ただ、こういう書や音楽や映像が一気に爆発的に　伝達される時代だからこそ、「真理」を見極めていくことが大切なわけです。しかし、一般に「聖書」の真理は「受け」が悪い。あんまり「聞こえのいいこと」ばかりを言っているわけではない。たとえば、「あなたがたも　じぶんの十字架を背負ってわたしについてきなさい」なんて　「十字架」ですからね､､､大変な苦しみのことです｡｡｡よって、やすきに流れるのが人間ですから、なかなかそれが　伝わりにくい、というところもありましょう。本などは　だいたい　１０年もすればその内容が　あてはまらなくなるものが大半です。ボクも昔は　時代にあった書物を探し求め、そして　その時どきに対処する、というような読書法をしていましたし、いまも　具体的な処世の本ではそういう仕方もしていますが、不変の真理というものが実際に「在る」ということに志向しているので、読書も苦痛でなくなってきました。きょうも家の中にあった誰かからいただいた「信念は実現する」という元ヤオハンの和田一夫氏の本をパラパラとめくっていました。そこには　ニューエイジとほぼ同じような内容が満載である一方、聖書の「言葉がいのち」という記述を引用もしていました。マーフィーなどの成功哲学でもたびたび聖書が引用され、今でも　「成功者」とされた人の本などをみるとよくキリスト者でなくとも「聖書」を部分的に引用して　体裁よく　理論展開をされているものが　非常に多いわけです。ボクも　何百冊となく企業経営者の本を読んだりしてきましたが、だいたい　書いてあることは同じ、それで　成功しているからこそ書いた、というタイミングであるケースが多く、その成功本も（最近ではホリエモンなどの本もそうですが）１０年もしたらだいたい誰も話題にすらしなくなります。当然　この本も　流行的な価値はまるでゼロのものです。これは　そういう金儲けの本だけでなく、宗教本と言われる類もそうです。キリスト関係の本も　すべて風雪にたえるというものではないのは　当然ですが、ただ「聖書」だけが　もう２０００年近い歳月（旧約だとそれ以上）　　ひとびとに力と勇気を面々と送りつづけている、これは　仏典や古代法典には」ない事実です。「神は近づこうとする者に、近づいてきて下さります」ぜひ　手にとって開いてみて下さい。

  2007.10.13

• 和解と一致

  上海にて 日本人ご婦人によるボランティア活動の先駆けを されているS姉から お借りしている 「クリスチャンの和解と一致」（尾山令仁著；地引網新書） を　一読しました。 これは　昨年の暮れに書かれ、 今年に入って出版されたものです。 時期的に　ちょうど昨年　暮れより ボクらが「霊的な体験」をして、 信仰を深めるきっかけになり、 同時に２月、３月には 聖書に基づいて 歩めてきた履歴がありますが、 尾山先生ならではの 信仰体験と　成長への裏づけが 明確に文章化されており、 問題提起書として　これも 手元に置いておきたい （というか　学びの教材としても） ものです。 福音派の人が「聖霊」派を 受け入れがたく感じるのは、 それを身を持って体験していないから、 また　救いはこの世では完成されない、 とか　あらためて共感する指摘が 平易に明瞭に　記されております。 特に　いつも家内と話し合う機会が多い 「サタン」と「悪霊」に対して どのように立ち向かうのか、ということを 「聖書」に則ってきわめて 明確に助言しており、 つまずきや主のみ国の完成を見るためには 一歩一歩　「成長」を遂げないと 「和解」と「一致」という 最大の　主のご命令へ 至らない、とあらためて感じました。 また　この日は通勤途上の 地下鉄の中で 「先のものが後に、後のものが先になる」 という主のみ言葉より 強く示しを与えられ、 その暖かな支えに包まれて 事務所での新規顧客との 打ち合わせを　スムーズに進めることができました。 クリスチャン同士の「和解」と「一致」は もちろん　教会運動において課題になるひとつですし、 また 神とつたないボクのような人間の 「和解」と「一致」はさらに重要な問題です。 それを成し遂げて下さるのが ザンネンながら　家内（タイタイ）でもなければ、 捧げモノでもありません。 ただ主イエスです。

  2007.10.12

• 労働環境激変にともなう国内オフショア

  新しい労働契約法が来年１月１日より施行されますと、企業側はその整備のため大幅な経費が追加されることを懸念する一方、中国の社会的問題となってきている、大卒就職難、定着難を少しでも改善することになる可能性があります。中国の若い人はそもそも全く会社というものに、帰属意識がありません。日本人のそれと比べ物にはなりません。ひとつには退職金制度が完備されていないことにも問題がありました。それでなかなか定着しない、すぐに辞めて、少しでもいい条件のところにキャリアをごまかしてでも転職してしまう。こんな状況がしばらく続いてきました。およそどんな業種であれ、フォームが国の規定で　一律決まっているので、どこの会社に勤めようが、いったん覚えてしまえば、あとは目先　報奨のいい方へ、と身の置き場を変えていくのです。しかし、今度の労働契約法は契約によって　しばらくその帰属した会社に奉公する時期をしばられます。企業側にとって真剣な採用時の契約なので、悪い選手を戦力外通告、することとFAを駆使するには少し時間が必要だ、という感覚に似ているわけですが、これは　企業は人なり、という部分に　光をあてていくことにも相俟って、いいことなのかもしれません。そもそも従来型の経営感覚では、元高、物価高、人件費高騰の上海近郊内では　限られた部分しか採算が取れなくなってしまう、そんな時代にもはやなりました。雇用促進法なるものも先日　施行されたばかりで、労働環境を整備していく昨今の動きは大変　注目するタイミングです。近々　またオフショア　あるいは　BPOに関するセミナー開催予定ですが、ここに来て　国内オフショア（地域格差という意味で）は中国において　非常に意味あるものになっています。 写真）　きょうのビル地下２階社員食堂にて　　　（だんだんコメの味が良くなってきたような気がします。。。）

  2007.10.11

• 武士道（あるべき自己犠牲の美）

  連休明けて複数のお客様より立て続けに連絡が入り、また訪問もあってなかなか嬉しいことです。昨晩は　DVDで「ショーシャンクの空に」を夜中まで観てしまったのですが、何度観てもイイ作品ですね。昨日　書いたように、聖書の力を　世に知らしめようと先達たちは繰り返し繰り返し証びととなり、それが歴史となっているわけですが、先日　日本に帰国されたM兄からS兄を通して手渡された本があります。それは「神に愛された国・日本」（久保有政著・レムナント出版）というタイトルの作品です。久保先生は　大川先生や中野先生が出られたホーリネス系の神学校卒業生で、近現代日本の「自虐的史観」の呪縛から解放し、日本人の存在価値を聖書的観点から賛美評価することを積極的になされている牧師です。中には当然　内村鑑三や新渡戸稲造、さらに　西郷隆盛、上杉鷹山、日蓮など代表的日本人の系譜も記述され、日本人としての誇りをあらためて知るきっかけにもなる著書です。もちろん、それだけでなく、この本は福音と　霊の話題に　偏りがちな信徒に　史実を伝え、日本のあるべき姿（武士道）を　わかりやすく伝えてもいます。これは　現代日本と世界を考える上で、テキストとして非常に役立つように思えました。ノンクリスチャンの方にも　オススメです。写真）きょうの上海浦東夕刻。仕事で移動の途上、異国で武士道を思いつつ。。。　　（腹減った。。。　と思いました）

  2007.10.10

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