日本不思議発見・ゲイとの遭遇編
先日の温泉ばなしに始まり、だんなが話し出したら止まらなかった日本不思議発見。今を遡る事、数年前。初めて日本という国に降り立っただんな。しかしこの時、だんなは全く日本語を話せなかった。とりあえず成田から都内へ移動しようと、スカイライナーに乗りたくてウロウロしてただんなを、通りかかった親切な女性が「私も行く先が同じだから、一緒に電車に乗りましょう。」と英語で話し掛けてくれて、無事上野に到着。彼女は別れ際に、親切に名刺だかメモだかをだんなに渡してくれて、「何か日本で困った事があったら電話して下さい。」とまで言ってくれたそうだ。ラッキーな事に最初に親切な英語の出来る日本人に会ってしまっただんな。彼は「日本人はみんな日常英会話ができるものだ。」と思ってしまったらしい。しかしその後、暮らし始めた町で、道を尋ねようとその辺を歩いてる人に声を掛けて近寄ると、みーんな何も言わずに逃げて行くか、「あーダメダメ。英語わかんないー。」と手をヒラヒラさせて行っちゃったりとか・・。その度、だんなは「何てみんな不親切なんだ??困ってる人を助けてくれないのか?」と不思議に思ったそうで・・。別に不親切な訳じゃなく、英語が苦手な人は、外国人に話し掛けられると逃げ出したくなる気持ちは、私には良く分かる。でも、日本人はみんな英語が話せると思ってただんなには、ただの不親切にしか思えなかったらしい。そんなある夜、またもや道に迷っただんな。困ってウロウロしてると一台の車が止まり、カタコト英語で話し掛けて来る男の人が。親切に目的地まで送って行ってくれるらしい。ありがたく車に乗り込み、ちょっとした会話をしながらしばらく走ると、何だかどんどん車は暗い山の方へ・・。「おいおい、こっちじゃないよ。」と思いつつ横を見ると、何とそこには、運転しながら下半身を露出させた男の姿が!!助手席に座るだんなの太ももに手を置き、「お・ね・が・い」ビームを送るこの男!!「げーーーっ!こいつゲイかよ!! 親切なフリして俺の体が目的だったのかよーー!!」ひょえぇ~~い!どーする?だんな危機一髪!!しかし、ご存知クリスチャンのだんなは、ゲイとかオカマとか女装趣味とかを全否定する人な訳で・・。このゲイ男、選んだ相手が悪かったわねーお気の毒に。だんなはすかさず怒鳴り声を上げ、それでも駅近くまで送らせ、「二度と俺の前に顔を見せるな!今度会ったらお前の命は無いと思え!!」と英語でまくし立て、呆然とするこの男に、中指立ててさようならしたらしい・・。その時は「どーなってんだ?日本って国は?」と思ったらしいけど、ゲイってのは日本に限らず、他の国でもありますよねー。ただし、だんなの周りではそんなのありえない、男が男として、女が女として異性を愛さない行為は、神への冒涜だという考えの元に生きて来た人達ばかりだったので、なおさら怒り心頭だったのでしょう。私は別にゲイではないけど、オカマちゃんだろうが、ゲイだろうが、バイセクシャルだろうが、特に偏見はない人間です。性同一性障害とか、どうにもならない理由でそういう生き方をしてる人もいるんだし・・。ただし、だんなにはとっても腹立たしい出来事だったらしく・・。突然すごい剣幕で怒り出しただんなに、その男はよっぽどビビッたでしょうねー。なーむー。やっぱり男同士とはいえ、親切そうに見えても、知らない人の車に乗り込んじゃダメですね。危ないよ暗い夜道とゲイの道。交通安全標語には程遠い私に愛の手を♪ ↓人気blogランキングへ