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　実家の両親と一緒にボリショイサーカスを観に行った。えりちょは以前から、観たがっていたので大喜び。前売り券は既に完売だったので、当日券が買えるかどうか心配なので早めに家を出るために、おばあちゃんが朝の食器を片付けるのを手伝うえりちょ。食器を丁寧に拭いていたらしい。

　電車に乗って出かけ、会場に付くと長蛇の列が・・・と思いきや、そちらは割引券を持っている人の列。当日券売り場はガラ空き。楽々と入って行けた。ロビーではポップコーンやフランクフルトなどを売っていて、まるで遊園地のような食べ物の匂いがしていた。

　指定席なので自分の席に付くと、周りの子供たちは買ってもらった食べ物を食べている。えりちょも食べたがるのかな？と思ったら、欲しがったのは何とパンフレット。おばあちゃんに買ってもらって、えりちょはどんな人が出て来るのか確認していた。

　サーカスが始まると、おとなしく見入っている。びっくりしたのは、どう見てもえりちょとそう歳も変わらない子供がジャグリングをやっていること。ローラーの上に板を乗せて、その上にまたローラーと板、そしてさらにローラーと板の上に乗ってジャグリング。さすがに傍で大人が落ちたら受け止める用意をしていたけれど、見事成功！　スゴかった。

　えりちょが一番喜んだのは、白いプードルが６頭ほどでやる芸。大きなプードルから順に小さなプードルまで。一番ちびっこのプードルはグレーなんだけど、次に大きいプードルが２本足で歩いてグレーのプードルのリードを持って散歩させているのが可愛いくて、サーカスが終わってからも「お散歩させてて、可愛かったよね。」とずっと言っていた。

　後半はえりちょが一番見たがっていた空中ブランコがあった。スゴイ技を見せてくれようとしている人が２度も失敗してネットに落ちて、場内にどよめきが。プロでも失敗するようなスゴイ技なんだろうなと思わずにはいられなかった。大人はこういうスゴさがわかるけど、やはり子供は失敗すると「なあんだ。」ってことになってしまう。
「とっても難しいんだよ。」と説明してはみたけれど。

　で、後の方で気付いたんだけど、「場内飲食禁止」の貼り紙が。
だったらなんであんなに派手に食べ物を売っているんだろう？　ロビーは狭いから座って食べるような場所もないし、しかもアナウンスでは注意してないし。知らなくてペットボトルのお茶グビグビ飲んでた。多分ほとんどの人が気付いてないと思う。よく考えたら体育館だから、普通は飲食禁止のはず。えりちょが漢字を読めないから聞かれなかったけど、読めたら突っ込んできそうなところだと思ってしまった。