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2006年11月07日
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カテゴリ:子どもの言動
 えりちょはお風呂に入っている時に、その日にあった幼稚園での出来事を良い事もそうでない事も、細かく話してくれる。普段は誰と誰が喧嘩してどうなったとか、○○ちゃんがこんなことを言っていたとかそんな事が多い。自分の失敗や注意された事も時には話してくれる。

 今日はその注意されたことだった。昨日同じクラスのSちゃんにえりちょが「デブ」と言ってしまったことで、Sちゃんはショックを受けて家でお母さんに話したらしい。それをSちゃんのお母さんが担任の先生に手紙で知らせたので、それでえりちょが注意を受け、Sちゃんに謝ったらしい。けれどもSちゃんに何度謝っても、なかなかえりちょの方を向いてはくれず、やっとのことで許してくれた(?)とのこと。

 そのことに関して、担任の先生からは何も聞いておらず、えりちょ本人から全て聞いた。えりちょは
「Sちゃん、きっとまだ許してくれないよ。」と言いながら泣き出した。Sちゃんとは幼稚園では最近一緒に遊ぶようになったらしいのだが、どういういきさつでそんな事を言ったのかは不明。本人も
「何でそんなひどいこと言っちゃったんだろう。」って言っているほどだから、ほんのはずみで悪気はなく言ってしまったらしい。

 大事なことは先生が言ってくれただろうし、えりちょも反省しているようだから、私からはあまり叱るようなことは言わずに、どうしたらいいかヒントをあげられればと思った。
「せっかく仲良くなれたのにそんな事を言ってしまったら、元の仲良しに戻るには大変なんだよ。いっぱい謝っても簡単には忘れないと思うから、これからも一緒に遊んで楽しいことでいっぱいになれば、元通りになっていくんじゃないかな? これから小学校、中学校と一緒なんだし。」
この程度のことしか言わなかった。

 するとえりちょは、
「もっと叱られると思った。」と言った。
「叱るのは先生がしてくれただろうし、えりちょが正直に自分から言ったから、お母さんはこれからどうしたらいいかアドバイスくらいしかできないよ。」と私の答え。

 その後、えりちょが見ていない時に、Sちゃんの家に電話をして詳細を伺った。Sちゃんのお母さんが仰るには
「家ではいつも言われ慣れていることだったんだけど、最近えりちょちゃんと仲良くなってきたので、そんなこと言われたのがショックだったようです。こちらも大した事ではないと思っているんですけど、クセになったら困ると思って先生に知っておいてもらおうと思って手紙を書いたんで、申し訳なかったです。」と逆に謝られてしまった。
 
 一応、誤解があるといけないので、先生から聞いたのではなく本人から聞いたことを言い、謝罪して本人も反省している事を伝え、Sちゃんの様子を聞いた。すると担任の先生もSちゃん宅に電話をしてくれていて、えりちょが謝ったことや、一度言えばわかる子なので同じようなことは2度とないと思うことなどを仰ってくれたらしい。Sちゃんはもうあまり気にしていないようなので、それだけは少し安心できた。

 Sちゃんのお母さんが先生に手紙を書いてくれなかったら、今度の事は知らないうちに過ぎてしまうところだった。だからSちゃんのお母さんにはとても感謝している。えりちょには、無責任な一言によってどれだけ傷付くか、言葉の怖さや大切さを知る良い機会になったと思う。





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最終更新日  2006年11月07日 22時16分02秒
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