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　昨日、えりちょは何を思ったのか、同じ幼稚園の友だち数名を誕生日に呼ぶことにしてしまったのだ。そんな事は一言も言っていなかったし、誕生日の日にはプレゼントを買いに出かける約束をえりちょとしていたので、急にそんなことになっても困る。

　それに幼稚園くらいのうちはあまり誕生日に友だちを呼ぶようなことはしたくないというのが正直な気持ち。幼児のことだから、クラスで誰が呼ばれて誰が呼ばれなかったかってことが話題になってしまったら、呼ばれなかった子が悲しいだろうし、親は親でプレゼントだお返しだと気を遣わなくてはならなくなる。大袈裟になるからイヤなのだ。

　どういう理由でそうなったか探ってみると、どうやら友だちのひとりが、自分の誕生日に友だちを呼んだことがあったらしく、その子の話からそうなったらしいのだ。ともかく話を聞いたのが幼稚園だったし呼ぶことになっていた子も親も居合わせたので、その場で断らせて頂いた。

　そういうわけで昨日は家に帰るまでは機嫌が悪かったけど、この頃毎日のように遊んでいるS君と公園で遊んでからはすっかり機嫌が良くなった。


　そんなこんなの今日が、えりちょの誕生日。玩具売り場でシルバニアファミリーのいろんなセットの中から即決で、
「コレとコレ！」って選んだのは、うさぎの女の子のセットとうさぎの双児の赤ちゃんとベビーカー。


「他にもいっぱいあるのに、それでいいの？」と確認してみたけど、
「うん、いいの。早くピッ（会計）ってしよう。」と急ぐえりちょ。
「待ってよ。お母さんはもう少し見たいの。」と、私の方がいろいろ見てしまった。
実はシルバニアファミリーのおもちゃなんて、今までひとつも持っていなかったから、私もどんなのがあるのかよくは知らなかったのだ。

　それらを買ってラッピングしてもらって帰宅する途中、家のすぐ近所の神社で
「こんなに大きくなりました。ありがとうございます。」とお参りをしてきた。
家に帰ると、ケーキでお祝いする前にお父ちゃんからはラブベリのカードを入れるファイルのプレゼント。おじいちゃんおばあちゃんからは、ラブベリの光るリストバンドとストラップ。もちろんえりちょの好きなベリーの色のブルーだったので大喜びで「ありがとう」を言っていた。一日中ハイテンションだったのは言うまでもない。

　シルバニアは家も売っているけれど、正直言うと高いし、しまうのにも場所をとるのが難点だと思うのだけど、今回はえりちょは全く欲しがらなかった。だから家にあったクラフトボックスに包装紙を貼ってカーペットみたいにして遊んで、そのまま仕舞えるようにした。そうやって遊んでいるうちに、壁にはえりちょのアイデアでドアや窓を作って貼付けて、段々ボロい感じになっていく（笑）。