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　一昨日、ドッジボール大会が中止で帰宅してから、えりちょは具合が悪くなり始め、お昼頃には38.9度まで熱が出てしまった。「頭が痛い、気持ち悪い」と繰り返し、寝かせようとしても、吐き気がして眠れないのだ。えりちょは熱が出る時、よく吐き気を訴えるので、お腹を痛がっていないのを見ると胃腸風邪ではなさそう。

　吐き気が治まった時に擦ったリンゴを少し食べさせて、頭を痛がるので小児用バファリンを飲ませて、頭を冷やして横にさせた。やっとほんの一時間ほど眠って、後はずっとメソメソ泣いている。久々の熱はかなりしんどかったのだろう。心細いような自分が縮んでしまうような感覚があるみたい。

　夕方にも擦ったリンゴを少し食べた後、身体を拭いてあげたら気分が少し良くなったらしく、まだ熱が高いので息は荒かったけどようやくぐっすり眠った。夜中も一度起きただけで、水を飲ませたらそのまま昨日の朝まで起きることもなく。

　昨日はまだ微熱があり、食欲は少し戻って来て、お昼には素麺を食べられるくらいになったけれど、元気があまりない。台風で延期になっていた卒園した幼稚園の夏祭りが夕方からあり、行きたがっていたけれど、まだ微熱が下がらないので我慢させたら、とても悲しそうだった。卒園してから会っていない友だちに会うのをすごく楽しみにしていたからなのだ。

　今朝はもう平熱になったのだが、まだいつもの食欲ではなかったので、学校へは行かせたけれど、もしかしたら先生から電話があるのではと心配していた。一応何かあった時の為に、おばあちゃんに保険証とかかりつけの病院の診察券を渡して、検定を受ける為に教習所へ向かった。
　
　けれども、帰宅したえりちょはすっかり元気で、友だちと遊ぶ約束までしてきた。夕方まで帰れないはずの私がもう帰っているのを不思議に思ってはいなかったけれど、
「車の運転のテスト受けたら落ちちゃったんだ。」
と、言ったら、
「ま、そういうこともあるよ。」
と、慰められたほど。やっぱり元気なえりちょが一番。