あぁ、どうも。お久しぶりです。HgNです。
前の日記から、けっこう時間が経ったので、かなりの作品を読みました。覚えているのは以下の作品です。順番が一部不同かもしれないが、お許しを。
・有栖川有栖
「暗い宿」
「乱鴉の島」
「幻想運河」
「幽霊刑事」
「作家小説」
・伊坂幸太郎
「重力ピエロ」
「ラッシュ・ライフ」
・石持浅海
「セリヌンティウスの舟」
「水の迷宮」
・京極夏彦
「鉄鼠の檻」
「絡新婦の理」
・倉知淳
「幻獣遁走曲 猫丸先輩のアルバイト探偵ノート」
「猫丸先輩の推測」
「猫丸先輩の空論」(途中)
・島田荘司
「斜め屋敷の犯罪」
「御手洗潔のダンス」
「御手洗潔のメロディ」
「ロシア軍艦幽霊事件」
「UFO大通り」
「溺れる人魚」
「最後の一球」
「摩天楼の怪人」(途中)
・奈須きのこ
「空の境界」上・下
・三津田信三
「厭魅(まじもの)の如き憑くもの」
・宮部みゆき
「レベル7」
・リレー小説・笠井潔、北村薫、法月綸太郎等
「吹雪の山荘」
と、まだあった気がするがとりあえず。ちなみに今はクロフツの「樽」を読んでます。(途中)って書いてあるのは放置中。
気に入ったのは、猫丸先輩シリーズ。タバコを吸ってるのは気に食わないがね。ジャンルは日常の謎なんだけど、北村薫先生のとは違う。なんというかバカバk(ry。
あとは石持浅海先生の作品。かなり前に「扉は閉ざされたまま」を読んでなかなか感動した記憶はありますが、ヤッパリ良いね! 他の作品も読んでみよう。
三津田先生の作品は結末がぞくっとした。ああいうホラーは好きだ。だが二作目が見つからない。
ええと、御手洗シリーズは挨拶や暗闇坂が見つからなくて困ってる。良く最近の御手洗より、初期作品の方が面白いと聞くが、僕は学究肌な御手洗さんも好きだ。知的好奇心が満たされる感じもあるし。もちろん初期も良い。ちなみに「御手洗潔のメロディ」に収録されている「さらば遠い輝き」という短編は心に残る作品だった。「異邦の騎士」をお読みになった方はぜひ。
伊坂先生ははずれが無いね、今のところ。「重力ピエロ」は死刑廃止派の僕にとってはかなり考えさせられた。重いテーマの作品も軽く読めるのがこの人の作品の特徴かもしれない。
「レベル7」は前々から気になっていたのでこの際にと。一応社会派なのかな? まぁ結末は驚いたし、宮部先生だし文章は間違いないよね。やっぱ次は「模倣犯」とか「龍は眠る」かな。「楽園」も気になるところだ。
今回読んだ有栖川作品は、異色作品が多かった。「乱鴉の島」は言い過ぎるとネタバレになるので自重するが、「幻想運河」はマリファナを吸ったあとの描写にショックを受け(そのかわりドラッグの知識がちょいと身についた)、「幽霊刑事」は切ない気分になり、「作家小説」はもうなんと言えばいいのやら・・・・・・。
リレー小説は、もうアレだね。北村先生凄いッ。って感じたのを覚えてる。最後はちょっとグダグダかな。まぁ仕方ない。
「空の境界」は薦められたので。でも私はああいう小説は苦手かも。なんだか立ち直れなくなる。京極先生のもそうだった。あれも一種の伝奇小説らしいし。うぶめ読んだ後とか死ぬかと思ったもの。ミステリだったのが救いだった。いや大げさじゃないよ。うん。
まぁいろいろありましたがだいたい楽しめました。よかった、うん。
ではさよなら~