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風景を憂う

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ヒロ7161

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2006年06月17日
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カテゴリ:日記
最近、堀江さんやら村上さんが色々話題になっていますが、例えば堀江さんが「株主の皆様ご迷惑おかけしました」などと言っているように、企業は株主のために動く、という認識で動いていると思われます。

昔は、「お客様は神様です」というように、企業はお客のために動き、それが社会貢献になり(さらには文化を生み出し)、そうした動きを支援するために株主が株を買う、といった図式だったように思います。そのためであるならば企業が株主のために動くのは当然と言えますが、株主が企業を支援するというよりも個人(もしくは投資機関)の利潤のためだけに株を買う、というように前提が色々と変化してしまったために、あの手この手で金策に走るようになった(モノとお金が乖離してしまっている=バーチャルな経済活動)と思います。

中学・高校の授業で株式の講義が行われている、と言うのを見ると何か違うような気がします。もっと、身近な生活の中で税金がどのように使われているのか、といった部分を重点的に教えないと、ますますバーチャルな経済活動に偏っていってしまうように思います。そうすると、本当に「風景」と言った時点で相手にされなくなるような時代になりやしないか、と危惧してしまうのです。


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Last updated  2006年06月17日 20時52分42秒
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