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カテゴリ:日記
昔は、「お客様は神様です」というように、企業はお客のために動き、それが社会貢献になり(さらには文化を生み出し)、そうした動きを支援するために株主が株を買う、といった図式だったように思います。そのためであるならば企業が株主のために動くのは当然と言えますが、株主が企業を支援するというよりも個人(もしくは投資機関)の利潤のためだけに株を買う、というように前提が色々と変化してしまったために、あの手この手で金策に走るようになった(モノとお金が乖離してしまっている=バーチャルな経済活動)と思います。 中学・高校の授業で株式の講義が行われている、と言うのを見ると何か違うような気がします。もっと、身近な生活の中で税金がどのように使われているのか、といった部分を重点的に教えないと、ますますバーチャルな経済活動に偏っていってしまうように思います。そうすると、本当に「風景」と言った時点で相手にされなくなるような時代になりやしないか、と危惧してしまうのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年06月17日 20時52分42秒
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