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カテゴリ:日記
既に乗り遅れた感がありますが、日本橋の景観については、色々と議論がなされているみたいです。一般的な論調としては、日本橋の景観を突貫工事で設けた首都高速道が阻害している、といったところだと思います。
しかし、一方ではこんな意見もあったりして、一概に現在の景観が悪いとはいえない気がします。 日本橋上の首都高速道をけしからん、と言っている人たちは、恐らく道路の象徴として日本橋を取り扱っている気がします(皇居より高い建物はけしからん、と言うのと同じ感覚か)。 しかし、最近では「産業遺産」という考えもあり、首都高速なんかは正にこれに当てはまるのではなかろうかと思います。しかも、日本橋の上に首都高速が架けられてから既に40年がたち、首都高速のある日本橋が、もはや一般的な景観になっていることも否定できません。そのような中で、果たしていきなり首都高速が視界からなくなると、どのような景観になるのかは慎重に検討すべきではないでしょうか。首都高があるからこそ日本橋が注目される(周囲の建物からの視覚的隔離など)、といったことも充分考えられるような気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年08月18日 13時02分51秒
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