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前から見たかった「ぐるりのこと」「1408号室」と一緒にレンタルして見ました。 ◆DVD「ぐるりのこと」感想 90年代実際に起きた様々な社会的事件を背景に盛り込みながら、一組の夫婦の10年の軌跡を丁寧に紡いだ物語。 『めんどうくさいけど、いとおしい。 いろいろあるけど、一緒にいたい』 <ストーリー> 1993年、何事にも几帳面な妻の翔子(木村多江)と法廷画家の夫カナオ(リリー・フランキー)は、どこにでもいるような夫婦だったが、あるとき子どもを亡くしてしまい、その悲しみから翔子は心を病んでしまう。そんな翔子をカナオは温かく支え続け、2人の生活は少しずつ平穏を取り戻してゆく。 裁判シーンは、幼女殺害や地下鉄サリンなど90年代に起きた実際の事件がモチーフになっていて、法廷画家である夫の目から見た観点で描かれているのですが、実際に誰かが傍聴してたのを参考にしたのかと思えるように描かれ、病んだ人間の怖さを感じました。 子供を亡くしたことがきっかけで鬱になり、仕事にもストレスを抱える妻。 折角、第2子を妊娠したのに・・・心が痛みます。 頼りなさげに妻をだまって支える夫役のリリー・フランキーさんがいい味出してます。 どこの家庭でもしていそうな下ネタな夫婦の会話にもちょっと・・・ うふっ 手をペロリとなめる浮気鑑定法にも ニタリ!としてみたり。 ぐるりのこと 世の中のことも含め自分の周りをぐるりと見回してみる・・・・人、人、人 夫婦って? 自分のまわりの“ぐるりのこと”いろいろ考えさせられる映画でした。 生きていてくれるだけでいいんだよ・・・なんて言ってくれる人がいたらいいな。 今夜9時から、金曜ロードショー「マスク2」見てね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.04.24 20:14:43
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