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◆ウォーロード/男たちの誓い(かなりネタバレ) 2007年 香港/中国 原題「投名状」 <ストーリー> 19世紀の中国、太平天国の乱。自分の部隊が全滅した清将軍のパン(ジェット・リー)は失意の中、運命の女リィエンに助けられ一夜を共にする。翌日、盗賊団のリーダーのアルフ(アンディ・ラウ)とウーヤン(金城武)に出会い、昨夜ともに過ごした女がアルフの妻と知るのだった。貧しい中で生き抜くためには清軍に属するべきと判断した3人は、運命を共にする証として義兄弟の契り【投名状】を結ぶのだが・・・。 映画を見る前は、義兄弟の契り“投名状”は固く結ばれた友情の証なのかと思っていましたが、実際は運命を共にするという契約の“血判状”のようなものでした(流れた血は自分たちの血ではなかったけど・・・汗) 知識もあり国の平和を夢見る野心家のパン (死んだふりして生き残るんかい! なしたたかさを感じた) 人情に厚く仲間のために生きる親分肌のアルフ (女房を寝とられても気がつかないお人よし) 2人の兄貴を慕う純粋なウーヤン (とにかく純粋でまっすぐ) 初めはまとまっていた3人が、次第にそれぞれの立場や信念や野望によって目指すところや守るものが違ってきてしまう。 結局、いつの世にもある上にいる人たちの傲慢で、利用するだけ利用しいらなくなったらポイ!の捨て駒、あのジジイ達の顔の憎たらしいこと(笑) 殺したくないのに殺さなくてはならない、目を潤ませ葛藤するシーンは切ないです。 2人の間で揺れ動く女リィエンは、本当はどちらを愛していたのだろうか? どっちにしろ、不倫は不倫だ!!!許せない(怒) 3人それぞれが存在感がありとても素敵でした。 特に、同時に上映されてるレッド・クリフにも出演の金城武さんは、瓢々と高みの見物をしている孔明とは全く違った役どころで、男臭さの漂う役をとても新鮮に演じてました。 キラキラした目がとっても可愛かったです♪ 戦闘シーンは、見せる派手なアクション的なレッド・クリフに比べてリアルで生々しい感じ。 衣装やセットも丁寧に作られてお金がかかっているなと。 こちらでの上映は15分ほどカットされていたようで、そういえばなんか急に話が飛んだような気がしたところがあったような・・・。 とっても暗くて重い、とってもやりきれないラストを迎えあのアルフィさんのエンディングテーマソングは合わないように思いました。 中国ではアンディ・ラウさんが作詞・作曲し歌ったらしい主題歌を聞いてみたかったですが、あまりに暗過ぎるのでアルフィーさんだったのかしらと? ウーヤン(金城武)の語り部とともに物語が進行、なのでDVDの金城さんの日本語吹き替えは 是非とも東地さんで!お願いしま~す!切望 某新宿映画館で鑑賞、バッタリA様と遭遇し「えっ こんなところで」摩訶不思議 Σ(゚∀゚ノ)ノ 予告で東地さんナレーションの国境なし医師団」のCMで、ムフフを共有出来て嬉しかったです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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