ぼっちる～む

募集した手紙の中から実際のエピソードをピックアップして作ったという映画「６０歳のラブレター」を見てきました。


きのうは小学校の運動会の振り替え休日だったようで、感謝デーと合わせてすごい混雑、水曜日のレディースデーにすればよかったと後悔。


全席指定なのにたまに好きな席に座っちゃうおばさんがいるんですよね。
きのうも映画が始まってから入ってきた４人組のおばさん達が「あの、そこ私たちの席なんですけど」みたいな事があり、面倒なので丁度空いてる後ろの席に座っちゃいますな感じで一件落着した、と思われた所に夫婦２人が入ってきて「あれ？そこワシらの席」・・・気が散るつーの！（オイ！）


<ストーリー>
仕事一筋の夫・孝平（中村雅俊）と献身的な専業主婦ちひろ（原田美枝子）は、定年退職を機に離婚が決まっていた。会社を出て向かったのは、若い愛人の住むマンション。これまでは家庭と会社のために働いてきたが、定年後は愛人と二人でベンチャー企業を共同経営。一方、離婚して自由になったちひろは、友達も増え、恋のチャンスも…。

そんな孝平とちひろ夫婦と、青春時代にビートルズを謳歌し、今は魚屋を営む正彦（イッセー尾形）と光江（綾戸智恵 ）夫婦と、愛妻に先立たれ娘と暮らす医師・静夫（井上順）と翻訳家として第一線で活躍する麗子（戸田恵子）の３組の人間模様。（なんとなく病院で繋がっている？）


定年退職した日、ごちそうを作って家族は待っていたのに、愛人宅に直行の孝平。
隣の隣にいたおばちゃまが「あらっ」と言葉を漏らした（笑）
大きな声じゃ言えないけど、どこかの旦那も誕生日にごちそう作って待っていたのに彼女とデートだったらしいよ・・・「あら　まっ！」


口げんかは絶えずとも友達のような井上＆綾戸みたいな夫婦、いいですね♪
ほんとうに若いころボーカルをやってたんかい！なイッセー尾形さんの歌う「ミッシェル」の
“アイ　ニジュ～　アイ　ニジュ～”が泣けました。
さすがマーチンギター、いい音色♪

若い人とは一味違う井上＆戸田の中年のちょっぴり臆病な恋も良かったです♪


磨いて綺麗になってボーイフレンドまで出来ちゃった、とても５８歳には見えない若々しくて生き生きした元妻を見て、浮気して捨てたのにやり直そうなんて・・・ね。
６０歳近くになって、誰でも磨けばあんな風に綺麗になると思ったら大間違い！！！
地味な妻のまんまでも、やっぱ君が“アイ　ニジュ～♪”なエンディングがよかったなと。
ひねくれ者なので、あのラストは泣けませんでした。


エンディング・ソングは綾戸智恵さんが歌うのかと思ったら森山良子さんなんですね。（素敵歌声でしたけど）
「夫婦って、結婚っていいな」と思える作品でした。

“ラブレター”
そういえば、、、、支配人から１度も手紙をもっらたことないなと気が付いた。　ボソッ