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2009/03/29
カテゴリ：旅行
法隆寺は飛鳥時代の姿を現世に伝える世界最古の木造建築として広く知られています
 その創建の由来は用明天皇が自らのご病気の平癒を祈って寺と仏像を造る事を請願されたが、建築途中でその実現を見ないまま崩御されたという そこで推古天皇と聖徳太子が用明天皇のご遺願を継いで推古15年（607年）に寺とその本尊「薬師如来」を造られたのがこの法隆寺であると伝えられています。 現在、法隆寺は塔、金堂を中心とする西院伽藍と夢殿を中心とした東院伽藍に分けられ広さ18.7万Ｈa の境内では飛鳥時代を中心とした建築物が軒を連ねたくさんの宝物が伝来しています。 国宝、重要文化財190件、点数にして２３００余点に及んでいます  特に1993年12月にはユネスコ世界文化遺産に日本で初めて登録されるなど、世界的な仏教文化の宝庫として注目を集めています  ＜内部は撮影禁止なのでＨＰで鑑賞してください＞ 今回のコースは西院伽藍（五重塔、金堂、大講堂） 大宝蔵院・・・・平成１０年に落成した百済観音を中心とする大宝蔵院です   内部には有名な百済観音像、夢違観音像、玉虫厨子、蓮池の上に座す金剛阿弥陀三尊像、九面観音、百万塔等々の宝物類を多数安置してあります、お馴染みのもの、初めてのもの何を主眼にして書いていいのやら・・・・  金堂の釈迦三尊像、金銅阿弥陀如来像、金銅薬師如来像、周囲の壁面には有名な壁画が描かれて創建当初の美しさを偲ばせてくれます  ※有名な壁画が昭和２４年焼失したが当時幸いにも改修途中であり、移設してあったため間一髪で世界の遺産が助かったのだそうだ 外気に出ると目が開けられないくらい眩しい  その中で美しいものを見ました,この世界遺産を後世にちゃんと受け継いで語ってくれる人たち？ そうです養成中のバスガイドの研修生に出会いました。目下特訓中でしょうか？ 講師も要点を一心に教えている、熱心にメモを執る新人さんの目は一層輝いて頼もしく見えた   約1時間半ではとうてい回り切れない、１日でも無理というものだ。 現役時代タップリと１日をかけて夢殿、中宮寺まで見学したことは今でも有意義であの感動は忘れることが出来ない  帰路は定番の「きみまろ」であった。「あれから４０年・・・・・」キミマロ氏の言葉がグサリと身を刺すのは精神衛生上よくないことだ（笑） 走ること３時間 我々を待っててくれたのは再び薄化粧した故郷の大山であった（夕暮れで動く車窓からです）   ＜お断り＞ 文中の解説は随所でパンフレットを引用しています 法隆寺ＨＰ 百済観音像ＨＰ これで３日間連載の「奈良満喫の旅」を終わります。誤字脱字には御容赦を・・ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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