カテゴリ:旅行
北の町から帰って来たらなんという暑さでしょうか 熱中症で毎日、数人が亡くなっているんだそうですね 毎年ながら、広島の原爆の記念式典が終わると、途端に盂蘭盆会の準備に忙しくなります 何もする気もなくてジーット夏の過ぎ去るのを待っているのに、この行事のせいでノンビリとしておれません。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 広島、長崎の原爆投下、そして敗戦、最後は盂蘭盆会、戦後の高度成長の落とし子として誕生した「各地方都市の**祭り」これが8月に集中しているのですから、たまったものではありません 昨夜のナイターではカープ球団が揃ったユニフォーム、背番号はオール86で犠牲者の方々のご冥福を祈って試合が行われたようですね。 「あの日を忘れない」という意思表示はいいのですが、歴史は過去の事実として何もしなくても作られてきますが、「こんな惨状に2度と繰り返さないために私たちは何をしなければならないのか」ということが先行しないといいけませんね。 ただただ、夏祭りの人寄せイベントのためだなんていうのは愚の骨頂だと思います。 この企画も東日本大震災を参考として行われたと想像しますが、もっと早い時期(昭和2,30年代)からやっていたらなお一層その意義が大きいと思いました。 けっしてケチをつける気はありませんがそんな節目の時期はたくさんあったのに早くこれに気が付かなかったのでしょうか ーーーーー 話題が大きく反れてしまいましたが、盂蘭盆会のお飾り準備のために久しぶりに土蔵に入って提灯その他を出してきました。 我家の土蔵は天保年間の建築物ですのでそうなんですが ただ云えるのは外気温度が普通の建物とは時間的にずれてやってきてづれて過ぎ去ることで冷房機能はまったくありません。 35℃以上の猛暑温度は外気温の継続時間が短時間でその痕跡はありません(最高最低温度で調べました) 早朝は土蔵は涼しい間に2階から持ち出しますが、今では無用の長持ちが占用しています。 <長持> 輿入れ収納凾 子供時代はこの中にご先祖様の亡骸が入っているとばかり思っていました ふとある所に時代物の手提げスーツケースが・・・・目に留まりました。 <旅行カバンと行李> 麦わら帽子は最近のものです これは映画「フーテンの寅さん」より昔のもののようです・・・・寅さんは戦後物語ですからね。 現在ではこれだけでは旅には出れそうもありません、寅さんのかばんより一回りも小さいのです。 材料は柳、通称・・・・・柳行李といっていました たぶん、大正時代のものでしょうけど、手提げカバンとしたは大きすぎます。 きっと小旅行で使ったものと思われます。世間体さえ気にしなければ今でも堂々と使えそうです。 これを提げて、下駄を履いて着物姿で扇子を帯に差し <孫の持ち物しては大きいですね> 純粋なmade in Japanです これを提げて新幹線ホームに立てば見せ場になるのではないかと空想の世界に浸っておりましたらだんだん暑くなり本日の提灯組立に取りかかることになりました。 便利ではやい乗物が出来て速いテンポで時代は流れていきますが、けっして良い事ずくめでもないようですね。 こんなたおやかな日本があった時代もあったのですね。 <さくら帰ったぞ、はいお土産。オイ(伯父)ちゃん、皆と一杯やるか!>
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