テーマ:男の料理(241)
カテゴリ:男の料理
師走になって暖かいですね。
小春日和が続いて気持ちよいです・・・と喜んでいたら夕方からまとまった雨降りとなりました 公民館同好会の「男の料理」に加入して6年にもなります 今年最後のメニューはいつもながら恒例の「手打ちそば」です。 猛暑が災いして今年のソバは不出来だったそうですが会長さんは苦心惨憺、新粉を10kg仕入れてきてくれました 会長さんはこの筋の師範並の腕前です。 毎年師走にはソバ打ちが定着していますのでみなさん上手ですね 今月だけは講師の先生も受講生です 小さく切るのが面倒とこんな機械もあります(手動式) 台の上にソバを乗せ包丁付ハンドルを一定角で上下すれば裁断されますがハンドルを高く上げればその分だけ台は右にスライドする仕掛けです。 ソバですので包丁と台の角度=30度くらいが適当です。 それ以上上げればウドンのような巾になります 始めは使い難いのですが慣れればこの方が大量に精確に裁断されて能率は手作業よりも格段に向上します・・・・・イベント向きでしょうね(笑) --------------------------------------- <脱線しそうですので本論に帰ります> ソバを熱湯の中に1,2分ゆでて さっと掬い上げ冷水で急冷し予めヌメリを洗います。 購入しておいた露を大匙1杯に大根おろしを同等入れ(自分の好みです)これを薄めます。 それに葉ネギの刻んだのを入れて食べます <いただきます>茶色な汁はそば湯+だし汁少々(そのままお茶代わりです) 一人1kgを配分されたが教室では半分を打ちましたがそれでも全部食べきれません 残りは「お持ち帰り」です 帰宅したら女房殿の友人が来客中、「これは美味い、ごちそうさまでした」 「新粉と大根下ろしの露」がうまくマッチして美味しいソバにありつけた料理教室でした。 ----------------------------- <余談ながら> 「割子ソバ」とは山陰、出雲地方のメニューで全国バージョンではないそうです。 「割子」とは・・・ ザルそばの製法の一種なのですが・・・・ 1.茹でたソバをサット冷水に浸けて滑りを軽く洗い落とします 2.これを3等分して3段重ねの丸い容器に均等に3等分して入れる 3.3段の夫々のソバにはとろろ芋、きざみ海苔、下ろし大根+かつお節 趣向を凝らして夫々に異なった薬味を配置するということですね。 だし汁(露)は3段とも同じものです。 4.このだし汁を一番目の容器にかけて食します 5.次は2段目、3段目という具合に露をかけて食べる、薬味がそれぞれ異なるというのがザルソバと異なった所です。 出雲のソバ通はこの「割子ソバ」しか食べないと豪語する方もいらっしゃるほどですから よほど「お気に入り」なんでしょうね たしかにソバは寒い冬でも冷やして食べるとソバそのものの風味が出て美味しいものです 私も「割子ソバ」は大好物ですがそれ以外は食べないという偏屈者ではありません お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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