カテゴリ:歳時記
毎年この時期になると田舎の定期作業、干し柿つくりが始まります
と言っても私の地区は干し柿つくりの地区ではありませんが現役の頃、雑種地の竹やぶを整理して果樹を植えたのがだんだんと成長してきたのです。 子供の頃は殆どの農家の屋敷には見上げるような西条柿の高木があり、熟した頃になると長い竹竿に挟んで食したものです。 晩秋の冷気にふれプリプリになった熟柿はとても美味しかったですね 今日は、干し柿の話題です 採り時期の見極めが大切で、青過ぎたり、赤くなりかけたりしたものは対象となりません。 しかも、外気が20度以下にならないと思わぬ失敗をします。 雨天が2日も続いてその後に暖かかったりしたらカビが生えたりしたらすべてパーになってしまうので出来るだけ下旬頃まで待ったが危険がないと思われますが、柿が熟れかかるのでダメなのです。 天日干しを原則としていますので気候に大いに左右されます。中国山地ではもっと遅くされると思います。 それはさておき、今年もたくさんの実を付けました。適当に撤果すればいいのですが・・・・ 小さいものは、渋抜きをドライアイスで行います。 厚めのビニール袋に柿10kgとドライアイスを入れて密封して4日ほどすれば自然に渋抜きが行われています。 <渋ぬき>1日経過しました、順調のようです 1袋12kg、何人分でしょうかね? 保存はせいぜい3,4日程度でしょうか。 捨ててしまうのは勿体ないので美味そうなものだけをいただきます --------------------------------------- これからが干し柿の工程です <大実西条>さすがに大実です 総量30kg 一つ一つ皮はぎを行いますが、便利ツールがあって比較的短時間で行えます。 <消毒?準備>道具(昔の炊飯器)は納屋から出してきました グラグラと煮え上がった熱湯に10秒間浸けます。 <熱湯消毒>下からは勢いよく薪を突っ込みます <乾燥>日当たりがあり風通しのよい場所に吊るします 自然乾燥でこのまま約1ケ月ほど待ちますが途中で2回ほど1個づつ摘んで全体をほぐしてやると渋が満遍なく早くぬけるのだそうです WEBより <おまけ>狂い咲き? 好天気が続くからでしょうか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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