カテゴリ:事件・事故
先だって、東京の御徒町の貴金属店に3人組の強盗が乱入して、貴金属を奪おうとしました。 3人組はバイクで店に乗り付けて、いずれもヘルメットを着用し、バールのようなものでケースを壊したそうです。 その際に、お店の店員さんが「さすまた」を取り出して、強盗を追い回し、強盗3人組は何も取らずに逃走したそうです。 強盗退治に活躍した「さすまた」ですが、漢字で書くと「刺股」となるそうです。 「さすまた」は江戸時代に考案されたもので、今でも時代劇の捕物の際にテレビで見かけることがあります。 「さすまた」は、犯人から距離を空けて犯人を拘束できるので良いのですが、犯人が拳銃を所持している際には使えないですね。 なお「さすまた」では犯人を捕らえることができず、あくまでも拘束するだけですから、身動きができないようにして、警察の到着を待つ必要があります。 なお、先だっての貴金属店の事件では、店員さんが「さすまた」を振り回したり、地面にたたきつけたりしていましたが、本来はそういうことはしないほうが良いそうです。 また、犯人を「さすまた」で抑えたとしても犯人が両手を使える状態にあると、さすまたを両手でつかまれて逆襲されることもあるそうです。 そのため、「さすまた」を使う場合には、ひとりではなく複数の人で犯人に対処したほうが良いとのことです。 できれば、「さすまた」を複数用意しておいて、複数の人が「さすまた」を使って犯人を動けないようにするのが良いらしいです。 なお、貴金属店の事件以降、「さすまた」製造会社には問い合わせが殺到しているそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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