テーマ:大相撲全般について(394)
カテゴリ:スポーツ
先日終了した大相撲の秋場所では、関脇の大の里が優勝して、大関昇進を確実にしました。 その秋場所では、優勝争いのほかに注目すべきことがあり、そのひとつが大関から関脇に陥落した貴景勝の引退でした。 貴景勝は、そのしこ名に「貴」の字があるように、大横綱だった貴乃花の弟子となって、大相撲の世界に入りました。 その後、貴乃花親方はいろいろあって大相撲の世界を離れたため、貴景勝は現役時代の貴乃花と同じ部屋にいた元隆三杉の常盤山部屋に所属していました。 横綱になることを目標にしてきた貴景勝でしたが、その目標には届かず、28歳という若さで引退して、親方となることになりました。 スポーツ選手は高年齢まで現役でいることは難しいのですが、それにしても28歳というのは、かなり若いです。 おそらく長年抱えている首の故障の状態が、相当に悪いのでしょうね。 若くして引退することになった貴景勝ですが、その一方で長く相撲を取り続けている力士もいて、その力士が玉鷲です。 玉鷲は、初土俵以来、一日も休むことなく土俵に上がり、連続出場の記録を更新中です。 その玉鷲は、大相撲の世界で多く見られるモンゴル出身の力士で、今年の11月で満40歳になるそうですが、まだまだ現役で頑張るようです。 玉鷲は、過去に2回も優勝していますが、最高位は関脇で大関には上がれませんでしたが、それでも立派な土俵を務めていると思います。 ケガに苦しみ、わずか28歳で引退する貴景勝、頑丈な身体で長きにわたって相撲を取り続ける玉鷲、対照的な両力士ですが、それぞれ一時代を築いたお相撲さんだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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