テーマ:政治について(20202)
カテゴリ:政治・経済
自民党総裁の岸田文雄氏の任期満了並びに総裁選不出馬に伴い、新たな総裁を選ぶ選挙が行われ、決選投票の結果、石破茂氏が当選しました。 総裁選挙では9人の候補が立候補しましたが、従来であれば派閥単位での立候補となったのですが、裏金問題で派閥は解消されたことになっていて、派閥の縛りはありませんでした。 そのため、多くの候補者が立候補したことになりましたが、総裁選では旧派閥の動きがあったりして、派閥そのものの解消は出来ていないと思われます。 さて、総裁選の1回目の投票では、いずれの候補も過半数を得ることができず、投票結果1位の高市早苗氏と2位だった石破茂氏との決選投票となりました。 なお、有力視されていた小泉進次郎氏は1回目の投票で3位にとどまり、決選投票に進めませんでした。 小泉進次郎氏はまだ若く、経験不足が明らかで、また、その答弁では何を言いたいのか良く分からない感じがしました。 人気度は抜群の小泉進次郎氏ですが、その人気は進次郎氏本人によるものよりも父親の小泉純一郎氏のおかげによる部分が多いのではないかと思います。 さて、決選投票の結果1回目の投票で2位だった石破茂氏が逆転で高市早苗氏に勝利して、自民党総裁として当選しました。 国会議員の多くが高市早苗氏を避けて、石破茂氏に投票したそうですが、とかく保守的で右寄りな高市早苗氏が敬遠されたようです。 というのも、高市早苗氏は、中国に対しても物おじせず堂々とした態度で、それはそれで頼もしいかもしれませんが、そのような言動だと外交面で問題となりそうだからということのようです。 ともあれ、新たに自民党総裁に就任した石破茂氏は、国会で新首相に選任されることになり、どのような政治手腕を見せてくれるのか、注目したいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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