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kanro's homepage

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ヴィッツに乗る

先日、自分の話題の少なさについて述べたばかりでアレなんですが、どうやら話題がもう一つ増えそうです。ついに車を購入したのです。別に、今までずっと欲しくて我慢してきて…というわけではないので、「ついに」という言う必要もないんだけれど、まあ、なんとなく言葉のあやで。小さくて小回りが効くとても可愛らしい紺色の車です。トヨタのヴィッツ。ネットオークションでいろいろ探してて、これはっと思ったので、先方に連絡をとって、横浜まで見に行って、そこで即時に購入してそのまま乗って帰ってきました。11年式で88,000キロ走っているのですが、外装、内装ともにとても手入れが行き届いていて綺麗です。新車といっても分からないくらい（というのは、少し言い過ぎのような気もしないでもないけれど、まあでも、それくらいきれい）。今日までで、500キロくらい走行したのだけれど、特にエンジン関係も問題は感じられず、いたって快適。値段も非常に安く（ほんとに安かった）、中古車屋で買えばおそらく倍近くしたのではあるまいかと推測している。ところで、如何にしてこのヴィッツはこの値段で販売に出されたか？という点について、僕なりにいろいろ想像してみたのだけれど、ひとまず、以下のような筋書きが一番しっくり来るように思われる。前の持ち主は、大手車メーカの販売店となっていたので、ひょっとしたら、試乗車か何かとして使われていたのかもしれない。それで、新型のヴィッツが出たので不要になって、そこの店長か誰かが、知り合いか誰かに「うちで扱ってるヴィッツ1台、処理したいんだけど、誰か買う人いない～？」とか何とか言って、それを受けた人が適当に値段をつけてネットでオークションに出したという筋書きではないだろうか、と推測しているのだけれど、はっきりしたことはよく分からないですね。僕の相手をした人は、その家の子供（といっても30くらいだけれど）だったので、そういった詳しい事情はよく分からなかったのだ。とにかく、そういった点（いかにして、このヴィッツはこの値段で販売にだされたか？）は、残念ながら明確には出来なかったけれど、でもまあ、これは、とても良い買い物をしたといって間違いないと思う。あとは、駐車場を確保して、名義を変更して、ナンバーを付け替えるだけです。今日は、大学の友人と2台で洗車に行ってきました。自分が働いたお金で車を買うと愛着も数倍になるというものですね。

Sep 9, 2005

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家庭教師

久しぶりに家庭教師の話題。うーん、日記を読み返して思うのだけれど、自分って本当に話題が少ないと思う。大まかに分類してみても、1.ソフトボール（オーケストラ）と2.医学、心理学関係と3.大学生活と4.家庭教師のこと、そしてたまに小説のこと、くらいしかないもの…。でも、それくらいしか本当に書くことがないのも事実なのでしょうがないですね。さて、というわけで気をとりなおして家庭教師の日記。最近では、「お客さん」の数が増えてきて、今では6件となっている。内訳は、高校生4人、中学生2人で、そして、男4人、女2人だ。最近になって立て続けに3人増えたため、なかなか忙しい状態。その中でも、特筆すべき（というほどのことでもないけれど）は、女の子が入ったことである。僕は昔から女の子と心を通じ合わせることが少々苦手で、今でも若干その傾向はある。これは、おそらく、僕が中高生の6年間というものを人里はなれた男子校の寮で生活していたことと関係があるのだと推測している。僕のデータベースには、女性の行動なり経験について非常に貧弱な記憶しか蓄積されていないと素直に認めねばなるまい。まあ、それはさておき、家庭教師に関しては今のところ特に問題もなく経過している。女の子のことに関してはまた別の機会に書くとしよう。今回は、中学3年生の男の子について。彼は、僕が家庭教師をしている高校生の姉の弟で、親から、「弟も見てもらえませんか」と依頼されたことがキッカケとなって家庭教師をすることになったもので、今日がインテークすなわち、初回であった。彼は、いわゆる不登校で、2年生のはじめから今に至るまでの約1年間中学校に通っていない状態である。僕は、今までそういった不登校の状態の子供とハナシをしたことがなかったので、行く前はいろいろとあれこれ考えてどうも落ち着かなかった。図書館に行って不登校の本なぞを4冊くらい借りさえもしたのだ（結局あまり読んでいないけれど）。で、今日会って来たわけだけれど、いわゆる普通の印象である。普通に話もするし、考え方もしっかりしている。むしろ、考え方がしっかりしすぎていて、中学3年生らしくないという印象を受けた。結局2時間、勉強は一切せずに、ハナシをしただけで終わってしまったのだが、初回としては、全体としてよい雰囲気を感じたように思う。ひとまずは、・2学期から学校に行く（ことが出来るようにいろいろ工夫をすること）・進路について考えること・そのために受験勉強をすること、などを本人の口から聞いた。中々、ホネのある中学生にあたったわけで今後の展開に注目していきたい。

Aug 18, 2005

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西医体、おわる

４泊５日（うちフェリー２泊）の西医体の日程が無事終了して本州に帰ってきた。こういったクラブの合宿に参加するのは初めてのことだったのだけれど、なんというか、とても良かった。もちろん、最初から最後まで全部良いことだらけというわけではなくて、間にいろいろとしんどかったりめんどくさかったりしたこともあったけれど、それにまして良いことが多かったように思う。結果は、４位だった。と書けばなんだかよさそうだが、実際６チームしか参加していないので、「良い結果だった」とは、やっぱりいえないだろう。でも、結果よりも、過程を楽しめたような気がする。すべての試合が終わってファウルグラウンドの芝生の上で、自分のプレーがうまくできなかった悔しさからひっそりと泣いたチームメイトもいたし、帰りの中の船での反省会で泣くプレーヤーやマネージャーたちもいた。そんな若い人たちの中にいて、僕はなんというか、とっても新鮮で若々しい気持ちになることができたような気がしている。試合は全部で4試合あって、結果は、予選リーグが1勝1分で決勝リーグが2敗。2敗はともに1点差の僅差であった。もし、チャンスで一本のヒットが出ていれば勝っていたような惜しい試合だった。実に惜しかった。そんな中で僕個人としてはとっても満足できる内容だった。ポジションはセカンド、ファースト、キャッチャーと転々としたが、特に大きなエラーはしなかったし、バッターとしても6番バッターとして2本のヒットと3つのフォアボールを選んだ。すっごい場面で打順がめぐってくることもあった。最終回、同点で、2死満塁。ヒットを打ちさえすればサヨナラの場面、というやつだ。しかも、最終回で5点差あったのを徐々に追いかけていって、ついに同点になったという感じでベンチのムードは押せ押せの状態。僕はどちらかといえば、注目されると緊張してしまうタイプの人間なのだけれど、そのときはぜんぜん緊張していなかった。むしろやる気がみなぎっていて打てる気まんまんだったのだ。でも、結果は空振三振だった。たぶん「欲」が出たんだと思う。きれいなヒットを打ってヒーローになってやろうというような…。後から考えてみればきれいなヒットを打つ必要なんてぜんぜんなく、内野に転がしさえすれば良かったんだと思う。相手チームのサードは緊張で足がガクガク震えていたそうだったのだから。バットが空を切ったときは、とっても悔しくて、応援してくれるチームメイトに申し訳ない気持ちになった。でも、その場面でバッターボックスに立てたことはとってもいい思い出になったし、いい経験になった。ソフトボールっていいもんですね。

Aug 15, 2005

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明日より西医体！

明日から我がソフトボールクラブチーム一行は、西医体すなわち西日本医科学生総合体育大会なるものに参加するため、はるばる北九州まで遠征に出発する。西医体というのは、西日本の医学部のクラブが年一回クラブごとにある場所に集まって、行われる競技大会のこと。医学部の体育会に所属している人たちにとっては、この西医体こそが、日ごろやっているクラブ活動を対外的に表現できる最大のイベントなのだ。これで優勝するために一生懸命クラブ活動に励んでいる（人もいる）といってもいいかもしんない。今回のソフトボールチームの会場は福岡県の北九州なので、僕らは明日フェリーで出発して、全部で4日間の日程をこなしてくることになる。30年生きてきた中でクラブ活動でこんな合宿をするのは始めてのことなのだけれど、なかなか楽しみに感じている。といってもさすがにウキウキはあまりしないけれど…。7月にテストが終わってから、昨日まで、楽なことで有名な我がソフトチームも、ガラに似合わず結構ハードな練習を積んできたのだ。目標は「優勝」なんて、これまたガラに似合わない合言葉を引っさげて…。といっても、去年は準優勝だったそうだから、このチームは実はひょっとしたら強いのかもしれない。まあ、とにかく、せっかくの機会なんで4日間フルに楽しんできたい。合同レセプション（＝飲み会）は、ちょっと勘弁して欲しいのだけれど…。

Aug 9, 2005

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初めてのツーベース

いよいよ明日試験一発目「組織学総論」。2週間前から少しずつ準備を重ねてきていたので、そんなに焦ってはいないものの、到底、試験前日とは思えないだらだらぶりです。なので、気を紛らわせるためだけにこの日記を書いています。ええと、今日は何をしたっけな？えー、まず組織学の勉強をしようと思い立って図書館に行った。それで、組織学と中国語の勉強をやったのか。その合間に、図書館を巡り歩いて本をぱらぱらと立ち読みなぞしたんだ。結構広い図書館なんだけれどいつも行くコーナーは大体決まっていて、医学書のコーナーと心理学のコーナーと児童図書室と小説コーナーくらいだ。今日もその4つのコーナーを順番にローテーションした。そして確か心理学のコーナーで一冊本を借りたような気がするんだけど、タイトルはなんだっけか？えーと、…がさごそ…えーなになに「心電図を学ぶ人のために」。あ、心理学じゃなかったのか。へへ、うっかり。で、それから家に帰ってきてゴハンを食べて中学1年生のところに家庭教師にいったんだ。すると、そこの母親が夏休みの勉強計画表を立てていてくれてくれたんだっけ。こういったことをしてくれるとこちらとしては大いに助かる。子供－家庭教師－母親（の円環）といった具合につながりが広がっていって、いろんなことが共有できるようになるから。ここの家庭は、ある事情から時給がとっても安いのだけれど、いろいろとこちらが勉強になることがある。将来の仕事でも必ずやこういったタイプの母親と子供と接する機会はあるだろうなと思うような母親と子供。それにしても、体の節々が痛い。そういえば昨日は、ソフトボールの試合だった。僕はスタメンでは出られず4回の裏に代打で出場した。相手チームのピッチャーは、我がソフトボールチームのOBでとても速い球を投げる人だった。そのせいか、うちの強豪打者達もさっぱり打てず、うちのチームはそのとき既に半ば諦めムードが漂っていた。それでもそのとき代打に出された僕はなぜかわからないけれど、とても気合が入っていた。なぜだかわからないけれど、その打席が何か決定的な意味合いをもっているように感じられた。「ここではなんとしてでもヒットを打たなければならない」後からよく考えてみても、なんでそのときそんな気分に支配されたのかはよくわからないのだけれど、とにかくその時は必死にバットを振った。するとボールがピンポン玉のようにレフトの頭の上を超えていった。初めてのツーベースだった。手ごたえは、今でもくっきりと両手の中に感じることが出来る。一塁まで走ったときのことや一塁ベースを蹴って2塁ベースを踏んだときのことも。この打席のことはこれから先もずっと覚えているような気がする。でもそれにしても今日は体がイタイ。

Jul 18, 2005

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まもなく2年前期試験

そろそろ前期の試験が始まる。2年生になってから、基礎医学の講義もぼちぼち始まっているので、まあ準備もそれなりにきっちりしていかないといけない。専門の科目としては、組織学、発生学、生理学、生化学…といってもそのうちの一部しかまだやっていないのだけれど。ちょっと簡単に紹介してみよう。組織学っていうのは、いわゆるミクロの世界。皮膚とか胃とか肝臓とかのごくちっぽけな端くれを顕微鏡でのぞくと、どういうものが見えてどういう世界が展開されているのかといったことを、勉強するというものです。とはいっても、実際に顕微鏡を見るというわけじゃなくて、今のところは本の上での勉強のみなのですが。発生学は、精子と卵子が合体したちっぽけな「かたまり」がいったいどういう変遷を経て、赤ちゃんという形を作っていくのかを勉強するもの。う～んこれはずいぶんと不勉強な状態であります。生理学は、いわゆる「はたらき」についての勉強。腎臓の働きとか心臓の働きとか…というような感じです。この生理学というのは、のちのちの臨床になっても大事になるようなので、頑張らねば。生化学は、体の中の働きを「科学の目」で見ていこう！というもの。化学が嫌いな僕は、必要最低限度の勉強で乗り切ろうと思っています。しかし、基礎医学の勉強を始めて思ったのは、やっぱり1年生の時に臨床の自主勉強をしておいて良かった、ということ。おかげで無味乾燥な基礎医学の記述にも想像が働いて僕なりの文脈（というほどのものでもないのだけれど）が誕生してきます。医学部のカリキュラム編成っていろいろあれこれ言われたりするんだけど、やっぱ白紙の状態で基礎医学から積み上げていくっていうのは、本当にしんどいと思うし、結局詰め込みになっちゃうような気がする。ま、とにかく試験を落ちないようにしよう。

Jul 15, 2005

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ソフトボール中止になる

このところ再び生活のリズムが乱れがちで朝も目覚めが悪い。きちんともとに戻したいところ。今日は昼からソフトボールの試合が2試合予定されていたのだけれど、朝起きてみると雨がしとしとと降っていた。「こんな様子じゃあ多分今日は中止になるだろうな」と思って朝からぐうたらしていたところに「試合は予定通りあります。がんばりましょう！」とのメールが入る。「ええ～あるの～？めんどくさいなあ」と思いつつ準備をして家を出て待ち合わせの駅まで原チャリを走らせる。先月まではあれだけ入れ込んでいたソフトボールもこのところの「運動過剰」と「食事の不摂生」が祟ったのか最近では、やや腰重状態になっている。のどもとすぎて熱さ忘れた感はどうしても否めません。まあいい加減な自分。といいながらも、不思議なもので、いざグラウンドに到着してユニホーム（背番号24）に着替え、ストレッチをしてキャッチボールをする頃合にさしかかると、僕の中の「少年のこころ」がむくむくと頭をもたげてきて、すっかりやる気満々になってしまった。「ようし雨の中頑張るぞ」と思った矢先、審判団のおじさんたちから「今日はやっぱり中止～」との連絡が入る。若いチームメイトたちは、ぷりぷり怒っていた。そりゃそうでしょうね。多分みんなも雨が降っているので今日は中止だろうなと思っていたところに強行する旨の連絡が入り、準備してはるばるやってきたところ「いざ」というところに鶴の一声で「中止！」なのだから。まあでも仕方ないときは仕方ないのでしょうがないですね。天候に対しては対抗していくよりも、従順な姿勢を守っていくというのが古来からの日本人の美徳なのだし、こういうときは「そういう時もあるさ」と自分を納得させるのが一番の対処法のような気がしている。とにかく、ソフトボールが中止になったので、2年生4人で喫茶店に行って抹茶パフェを食べた。抹茶パフェを食べることは生まれて初めてだし、そもそもパフェを食べたことがかれこれ10年ぶりくらいだ。月並みな感想だけれど、とっても甘かった。もう後10年は食わなくてもいいだろうな。

Jul 3, 2005

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よくある話と片付けることはできるけれど

ある何気ない一言が他の人を傷つけてしまうということ、というのはあるのだろう。よく聞く話ではあるのだけれど、そのことをはっきりと認識したのは今日が初めてではないにしろ久しぶりのことのような気がする。ある話の成り行き上で、僕がその言葉を言ったとき、彼が「こたえた」のを感じた。というよりも正確に言えば「言葉」ではなく僕の「笑い」が彼を傷つけることになった。笑いが人を傷つける事だってあるのだ。彼がこたえたことは僕にはとてもくっきりと手に取るように感じることができた。それは後から考えてみれば、ジャブの打ち合いのようなもので、ちょっとした毒の混じった若者のありがちな会話に過ぎなかったのだけれど、たまたま僕のはなった笑いが彼の急所に当たってしまったのだ。その結果彼は傷を受けた。僕も今までいろいろと傷つくことはあったし、傷つくことに関しては権威とはいわないまでも、まあまあいい線いっていると思っている。なので、なるたけ他人を傷つけないようにしようと思いながら日々暮らしているわけなのだけれど、普通に生きていればどうしても他人を傷つけてしまう状況になることだってある。今日のように傷つけたことがはっきりと分かった場合はまだよいくらいで、知らない間に誰かを傷つけていることだって間違いなくやっているのだろうと思う。自分が気づかないだけで。とはいうものの、「傷つく能力」ということに関して言えば、不思議なもので年を重ねてくるうちに人間はだんだんと傷つかなくなっていくような気もする。僕だって5年前と比べれば傷を受けたと感じる機会はずっと減った。だから何かに傷ついた人を見れば「そんなに気にすることはないよ。それが一生続くわけでは決してないから」と言いたいのだけれど、言われたほうにとってそれが具体的ななぐさめになるのかどうかはよくわからない。とにかく僕は彼を傷つけた。後から考えてみれば、そのときもう少し慎重さのようなものがあればそれを回避することはできただろうと思う。でも「成り行き」ということを考慮に入れて考えてみれば回避できたかどうかは難しいとも思う。後で僕なりのフォローはしたもののそれが彼にとってのフォローになったかどうかはもちろん分からない。こんなことを言うのも変かもしれないけれど、少なくとも大学生をやっている実感は増したような気はする。

Jun 29, 2005

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家庭教師

久しぶりに家庭教師のことについて書いてみようとふと思いついた。日記を振り返ってみれば、このまえ家庭教師のことについて書いているのは、はるか5ヶ月まえのこと2月7日の日記までさかのぼらなければならない。もちろんその間にも、ちまちまと家庭教師のアルバイトを継続していたのだけれど、あえて日記に書こうというような気になることはなかったのだ。その5ヶ月の間にまあいろいろとあった。そのときは確か同時に4人見ていたのだけれど、5ヶ月の間に3人が終了し、そして新たに2人が追加して今見ているのは3人という具合になっている。中学1年生と高校1年生と高校2年生ですべて男。あたりまえのことなのだけれど、3人3様それぞれ性格などが違って中々おもしろい。ここで、それぞれの人物について何か書いてみようと思ってコトバを探してみたのだけれど、中々コトバが出てこない…。漠然と人物像をつかんではいるもののそれをまだコトバに置き換えることができていないのだ。考えてみれば、今まで「他人」についてコトバに置き換えてみようと努力したことがあまりなかったように思う。というよりも、軽々しく「他人」のことについてコトバにあらわすということを意識的に、あるいは慎重に回避していたような気がする。のだけれど、今日ふと、そのあたりのことにちょっとした変化が訪れたような気がした。またこのあたりのことをこれからじっくり考えてみようと思う。今日、センターのタニグチさん（仮名）から「2件紹介しようと思うんだ」と連絡があった。僕としても今見ている3人も軌道に乗っているところだし、3件だけでは経済的に少し心もとないし、ということで、「ぜんぜんかまわないですよ」と返事をした。そういうわけで今日は、中々よい日だった（昼間のテニスは疲れたけれど）。

Jun 28, 2005

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定期演奏会

我が大学（という言い方は最近あまり聞きませんね）、僕が通う大学のオーケストラ部の定期演奏会が昨日、行われた。半年前に行われた前回の演奏会までは僕も部分的ながら実際にバイオリンパートとして演奏に参加したのだけれど、今回は、裏方としての参加だ。裏方の仕事といえば、受付それから、ステージに出る扉の開閉、演奏会終了時の花束贈呈、後片付け、楽器の車による搬送…などなど。僕の感想としては、バイオリンを持って演奏会に参加するよりも、こういった裏方的な仕事の方が面白いように感じられる。と、いうよりも、このオケは裏方的な役割を担う人がどう考えても絶対的に不足しているという風に感じられるので、全体のバランスを考えればそれを引き受けざるを得ないところがあったりするのです。といっても、しょせんは、小さな大学オケなのでそういうきちっとした裏方仕事がなくてもどうにかこうにかうまくことが運ばれていくというのも事実なんだけれど。それにしてもソフトボール部と比較してみると、この部は結構キツイ。何がキツク感じさせているのかというとやっぱり女の子の数が圧倒的に多いということだろうと思う。2年生の部員は全部で7人いるのだけれど、そのうち5人が女の子である。今まで、会議などや会食などできるだけ参加してきたのだが、どうも「女の子の集団」というものがどのような行動基準で動いているのかいまだによく理解できていないところがある…ような気がする。細かいところに配慮があるかと思えば、肝心（だと僕が感じられるところ）で、おそろしく無頓着なところがあったりする…ような気がする。…とこんなことを書き出すと、女性を敵に回してしまいそうになるのでこの辺でやめておきたいところなのだけれど、「居心地のよさ」という点では圧倒的にソフトボール部の方に軍配があがる。うちの大学には医学科の他に看護学科が隣接されているのだけれど、100人中3人くらいは男がいるのであるが、僕なんかにはとてもじゃないけどそんな環境で4年間も勤まらないだろうな…という気がする。

Jun 26, 2005

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銭湯に行く

ついこないだ、2005年の元旦を迎えたような気がするのだけれど、月日の経つのは早いもので2005年ももう半分がすぎようとしている。学校の方は、7月にテストがあるので、そろそろ準備をはじめないといけない。テストが終わると夏休みに入り、夏休みが終わると、後期の日程が始まる。そこで、もっとも医学部らしい講義である「人体解剖」の実習が始まるのだ。…とまあ、先のことはおいておくとして、今日は大学のテニス仲間3人（といっても、僕を除く2人は25歳と19歳なのだが、最近は年齢なぞあまり気にしなくなってきた）で久しぶりに銭湯に行ってきた。広い敷地の中に露天風呂があり、値段も500円とまあまあ安くて中々気持ちよい銭湯である。湯上りのソフトクリームが美味い。その後、お好み焼きを食べた帰りにコンビニによってつまみを買い、友人のアパートで夜遅くまで酒を飲んだ。なんというかこういったいかにも大学生的な時間を過ごしたのは、本当に久しぶりなのだけれど、まあ悪くない。さすがに、なし崩しにズルズルと朝まで過ごすことせずに、まだ夜の間に僕は家に帰ることにした。そこまでは若くないのだ。アパートの持ち主は、19歳の方で、最近の若者らしく非常に部屋が整頓されていてきちんとされていた。白いソックスやテニスウェアがきちんとハンガーにかけられているし、パソコンの上のほこりは、きちんと拭かれている。彼の親は、とある地方都市にて外科医院を営んでいて、彼もいずれはその医院を引き継ぐのだろう。そう思って彼の顔を眺めてみると、若くして院長の風格が備わっているように見えてくるから不思議である。まあ、そんなことはさておき、彼は大学では、ほとんどの時間をテニスコートで過ごしていて、腕と顔が真っ黒に日焼けしている。その点はまあ僕も似たようなものだけれど、彼は図書館ではほとんどというか一切見かけることはない。でも、人は見かけではよくわからないもので、実は彼はまあ本も普通に読むという人間だったことを今日知ることになった。彼が酒を飲みながら「高校の時に読んだ罪と罰とかカラマーゾフとか面白かったなあ」と言う台詞を聞いたときはずいぶんというかかなり「ええ～！？」とびっくりしてしまった。少なくとも僕は高校の時に「罪と罰」とかを読んで絶対に面白いとは思えなかっただろうから。100歩譲って「罪と罰」ならばまだ面白いとも思えるかもしれないけれど、「カラマーゾフ」は高校生ではわからんだろうよ～とどうしても思ってしまうんだけど。。医学部に入って発見したことのうちの一つとして「やっぱり医学生は、理系の人間なのだなあ」ということがある。図書館に行っても、専門書以外の本を読んでいるような人はほとんどいないし、ましてや小説について話をするといった状況にめぐり合うことさえない。でも、僕のささやかな人生経験（と呼べるような代物があるとして）に照応させて見て考えてみても、医者の仕事は絶対に、文系的な要素、というか物事を物語としてとらえていくような姿勢が必要になってくると思うのだけれど…。まあ、とにかく最初のうちは、彼もそういったいわゆる理系の人間だと思っていたのだけれど、いや、人にはぱっと見では分からないところがあるものですね。なんだかまとまりのない日記になってしまったけれど、今日の収穫は、なんといっても彼が読書家であることを知ったということ、です。

Jun 18, 2005

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有機化学のテスト

久しぶりの日記。「最近は、テニスとソフトボールに明け暮れている」といったこの前の日記からちょうど一ヶ月が経った。そして一ヶ月が経った今でも、相変わらずテニスとソフトボールに明け暮れている毎日が続いている。金曜日のテニスと土曜日のソフトボールがないと、大学生をこれから先5年間もやってられない、というのはちょっと言いすぎだけど、毎週決まった日に決まったスポーツをやることによって、日々の生活を送る上でのメリハリのようなものを与えられているということはまあ確実に言えると思う。いつもテニスのパートナーをしてくれるN君にささやかなお礼を言いたい。ありがとね♪それから、時々ダブルスの相手をしてくれるテニス部連中にも。それから、土曜日のソフトボール部の練習にも大いに助けられているのを感じる。金曜日あたりから、身体がムズムズしてきて、試合であれこれ活躍していることをいろいろ空想したりしてしまうのだけれど、またそれがそれで楽しかったりする。…というような日々の中で今日、有機化学のテストがあった。これは必修科目なので落としてしまうと即留年決定という非常に恐ろしいもの。昨日おとといと、教科書の問題を繰り返し解いて準備したものの、なんというか難解な問題が続出したため出来としてさっぱりであった。再試験という救済措置はあるにはあるのだが、出来ればそんなものは受けたくはない。どうにか通っていますように祈。

Jun 10, 2005

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授業再開＋テニス＋ソフト

5月の連休が明けて授業再開。月曜日　法学　臨床心理学　生理学　中国語火曜日　英語実習　英語　組織学水曜日　芸術学　有機化学　地域文化論木曜日　教育学金曜日　有機化学　統計学　発生学　倫理学といったカリキュラムが夏がおわるまで続きます。月曜日は、なかなか授業が忙しく、火曜日は、合間にテニス。水曜日は、合間に図書館で勉強して木曜日は、勉強＋ソフトボール自主練。金曜日は、合間に勉強。こんな感じで大学の1週間を回しているような感じ。なんといっても楽しみは火曜日の昼からの空き時間にやるテニスです。今日も、昼から白のＴシャツと短パンに着替えて、スコーンとテニスをしてきました。昔は、思いっきりトップスピンをかけたりして妙な力が入っていたものでしたが、いつの間にか、省エネスタイルのテニスに変わってしまっているのを発見しています。悪く言えば「オッサンテニス」ですね。テニスを週1回のペースでやるというのは、多分8年ぶりくらいだと思うのだけれど、不思議なもので、テニスの腕前は、上達しているのです。テニスに限らず、ソフトボールもびっくりするくらい上達しているのですね。自分のグローブでソフトボールをするのは小学5年生以来のことなのでかれこれ18年ぶりくらいのことなんだけれど、自分でもびっくりするくらい上達しているのです。振り返ってみれば、僕が小学生の時は、昼の給食を大急ぎで食べて、一番乗りに運動場に走っていって、ドッチボールばかりしていたのを思い出す。なんであの頃は、あんなにドッチボールに夢中になれたのだろうと思ったりもするのだけれど、やっぱり身体を動かすのが好きなんだろうと思う。これからの、5年間を乗り切る上で、テニスとソフトは、欠かせないだろうな～。

May 10, 2005

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2005年4月終了

4月が終わった。2005年も3分の1が終了。早いもので残すところ2/3。考えてみれば暦というのは便利なものです。なぜなら、この暦があるおかげで僕たちは「ああ、明日から5月が始まるんだな」とか「やあもうすぐ衣替えだなあ」とかを考えることが出来、その結果、「う～んわくわく」とか「まいったな～」とかいう風に心にメリハリを与えることができるんだもの。もし、暦というコトバをもたなかったら僕たちはべろ～んとた現実の中でべろ～んとした生を送って、ヘタをするとその中で溶けてなくなってしまうのかもしれない。最近また、医学本はあまり読まなくなり、その代わりに、心理学系統の本を多く読むようになった。こういうのは、きっと旬みたいなものがあるのだろう。昨日も図書館で、「なんかええ本あらへんかいな～」とばかりに物色していたところ、一つ面白そうな本を見つけた。榎本博明という人が書いた本。これは中々ヒットしました。というよりもホームランに近いかもしれません。例えば「生きるとはどういうことでしょうか？」とか「自分とはナンでしょうか？」ということを僕はそれなりに今まで考えてきたのですが、それに対する一つの答えがすっきりした形となって表現されているように感じました。簡単に言えば、「人生とはものがたりだ」ということを非常に分かりやすく解いておられます。このことは、そんなに真新しいことではないのかも知れませんが、このことを深く掘り下げて書かれています。僕が一時期好きだったアメリカ人のジョン・アービングの「ホテル・ニューハンプシャー」という小説の一節に「人生とはおとぎ話なんだよ」という台詞が出てくるのですが、僕はそのとき、心のそこから「はあ～そうなんだよなあ」と納得した覚えがあります。雑多な現実に自らが意味を与えていくことによって、現実と現実を紡いでいって物語りにしていくこと。村上春樹とかジョン・アービングとかトルストイから学んだ一番大きなことは、簡単に言えば、このことだったと思う。わざわざ小説家を挙げるまでもなく、最近では「物語る」というコトバが巷にあふれてきている感じがするのは僕だけでしょうか？でも、現実に自らが意味を付与していくことと簡単に言っても、「現実問題としては」そう簡単にはいかないのですね。例えば、日本の場合今までは、日本人の多くが共通する物語を生きていました。分かりやすい例を挙げれば、いい大学を出て有名な会社に就職して、結婚して家庭を作って…という物語を多くの人が信じていたのですが、最近ではこういった共通の分かりやすい物語が崩壊してきたように思うのです。こういった共通の物語がなくなってしまえば、各人がそれぞれの物語を作っていくしかないわけですよね。でもこれはこれで実は結構しんどかったりする。思い返してみれば昔の共通の物語時代の方が楽だったのではなんて思いもわきあがってきたりもするわけです。そのあたりの、処方箋が、この榎本博明という人の本に書かれているような気がします。とりあえず（自分に）おすすめ。

May 4, 2005

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平和な春の日々

2年生になって、はや1ヶ月経過。時の経つのは早いものです。早起きは、相変わらず続いており、朝の公園での散歩（というよりも最近はジョギングになったりしているのだけれど）も相変わらず気持ちいい。おかげで、2年生になってから、無遅刻無欠席で、こんなことは、高校生以来というもの。授業も出来る限り「聞く」ようにしている。いざ身を入れて聞いてみると、今までどんなに「聞いていなかった」かが実感できたりする。このタームは、「芸術学」とか「教育学」とか「倫理学」とかいった、僕にとっては中々興味の持てる科目があるので、中々面白かったりもする。特に、「芸術学」の先生は、僕と思考過程が似ているように感じられるところがあったりして、じいっ～っと聞き入ってしまうものがある。例えば、「さて、この世においては、概念が先でしょうか言葉が先でしょうか？」など、とても面白いことを聞いたりする。ヘタをすると、「概念」とか言ってしまいそうになるんだけれど、それはとっても「危険でおそろしい」誤解なのだ、などと言ったりする。この世は、「概念が先行した過ち」に満ち溢れていることを社会人時代に実を持って体験した僕としては心から賛同する。極端な例を挙げれば、戦時中には、お国のために死ぬことが正しいことという「概念」がはびこって「言葉」を抹殺していたように、この「概念」というやつは、実は結構なクセモノだったりするわけなのだ。…とまあ、カタイことはまあ抜きにしても、「絵の描き方」とか、印象派絵画が誕生した物語、などの中々楽しい話も聞けたりする。授業が終わって週末には、ソフトボールの練習があり、これがまた楽しい。と同時に勉強になる。小学校の時に、毎日のように「空気ボール」で野球をしたものだけれど、それを思い出してついつい一生懸命になってしまう。それから、火曜日の午後は、クラスメイトとテニスをすることにしている。僕が通っている大学は、立派なハードコートとオムニコートが全部で6面もあって、テニス部が使っていないときは自由に使ってもよいのだ。めぐまれております。振り返ってみれば、1年生の頃は、大学生という身のあり方に中々アイデンティファイできなかったのを思い出すのだけれど、ようやく、最近「大学生」ということに自分が納得しつつあるのを感じはじめている今日この頃…。

Apr 28, 2005

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ソフト部

2年次、滑り出し快調。このところの早起きが板についてきたためか、今週は毎日早起きして、公園で1時間ばかり散歩できた。大学の授業も1限から、気合充実、気分爽快で受けることが出来ている（と、こんなことを書いてしまうと往々にして後でろくなことがないというものなんだけれど）。それにしても、まあこの調子で夏休みまでを乗り切っていきたいものだ。一週間が終わって、日曜日は、朝からソフト部の練習。1週間に一度の運動っていうのは、とても快適。今日は新一年生が男女合わせて8人ほど見学に来ており、一緒に練習した後でバーベキューをした。考えてみれば、1年前の今頃の僕は、クラブ見学というものをほとんどしなかった。アルバイトがほとんど毎日のように入っていたので、クラブどこではなかったのだ。でも、今から考えてみれば、やっぱり、いろんなクラブをじっくり回って選んでから入部を決めるほうがいいのだろうと思う。まあ、当たり前のことなんだろうけれど。特に、（閉鎖集団的な）医学部においては、あるクラブに所属することが、その個人にとって学校内でのアイデンティティを確立する上で結構なウェイトを占めているのでなおさらだろう。さらに、クラブにいないと、タテのつながりをなかなか見出しにくいし…。何らかのクラブに所属しないまま6年間過ごすのはかなりの余分なエネルギーが必要になるような気がする。僕もソフト部に入ったおかげで、学校における居心地が少しよくなったと間違いなく言える。この「ソフト部入部効果」についてもう少し詳細に検討してみると、僕の個人的な周辺部分においていろいろな好影響をあらわしているのを発見する。例えば、家庭教師先との関係。中学2年生の男の子は、野球部に入っているのだが、勉強の方は×な方で、なかなかすんなりと机に向かってくれない「きかん坊」なのだが、僕が購入したてのまっさらなグローブをもっていくと、喜んでグローブの手入れ法などについて講釈してくれた。そうすると、素直に勉強にも協力してくれるようになった。この他にも、ささいな好影響がちらほらとあり、なかなか良い部に入ったものだなあと思う。これで、オーケストラとの兼部になるが、金がかかるオーケストラには貧乏人の僕にとっては、経済的に少々キツイ。演奏会に参加するだけで3万円飛ぶのはちと痛い。ひとまず、次の定期演奏会は、参加せず、金のかからない裏方の仕事に専念することにしよう。

Apr 17, 2005

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2年生開始

冬が終わって、雨がやんで、暖かくなって桜が咲いて、学校が始まった。最初のガイダンスのときに、1年次の成績表を受け取る。まあまあ順調。学校は明日から授業である。もっとも、4月いっぱいは、サークルの新入生勧誘活動がせわしなくあるため、どこかしらふわふわとした雰囲気が漂っている。そのような中で僕の大学生活の一つの転機となることが起こった。ソフトボール部への入部である。たび重なる運動不足解消のため、というのが入部の一番の理由。昨日早速練習にいってきたが、とても楽しい。キャッチボールがこんなに楽しいとは今までまったく気がつかなかった。そして、今日さっそく朝から試合。2試合目に7番ライトで先発デビューを果たす。（いきなり入部していきなりレギュラーになれるというくらい、人手不足なサークルであるわけなのだ）。4打数0安打。1死満塁の好機で三振、と攻撃ではまったくいいところがなかったものの、守備ではフライとゴロをそれぞれ一個ずつ処理できた。初物尽くしで今日はげっそり疲れてしまったが、いい運動になった。

Apr 10, 2005

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春休みの読書について

この春休みは、医学書以外の本は、ほとんど読まず。しかも、そのほとんど読まなかった医学書以外の本といっても、ジャンルで言うと医療関係の本だったりして、結局のところ小説とかノンフィクションとかは、まったく読むことはなかった。はあ、なんと味気ないことで、と思うところですが、医学書も読みようによっては、中々面白かったりして、一人「ふむふむ」とか「むむぅ」とかやっているわけです。勉強の成果は、ドラマ「ＥＲ」でチェック。去年の今頃と比べると、格段に深くわかるようになってきているのが密かなる喜びなのだ。それにしても、ＥＲというのは、本当に良く出来ているなあと、見返すたびに思う。でもさすがにそんなことを1ヶ月も繰り返していると、ちょっとヤバイかもしれない。一週間ほど前に、目はショボショボになって、顔色も青白くなっているような気がしてきた。気分もどうもサッパリしない。そこで、凍結中だった「早起き三文計画」を再び起動して、数日前から実行している。朝6時くらいにおきて、逆立ちを3分間行い、トレーニングウェアに着替えて近くの朝日が見える公園で走ったり体操したりしている。朝日＋朝運動は効きますね。帰ってきて見ると、ほっぺたがツルツルになって、顔色もよくなっているのです。本当の話。これは、続けなければなりますまい。…というのはおいておいて、今日は、久しぶりに面白そうな本にめぐり合うことが出来た。臨床心理士の岩宮恵子という人が書いた「思春期をめぐる冒険」という本。副題が心理療法と村上春樹の世界。もちろんこのタイトルは、村上春樹の「羊をめぐる冒険」からとったのだろう。内容は、中学生の息子の突然の代わりように困惑する母親などといったさまざまな現実にあるケースについて村上春樹の作品を通して解釈を加えているといったもの。本を読んで興奮する、というのは本当に久しぶりのことだ。村上春樹が好きな人には特におすすめ。

Apr 1, 2005

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ずいぶんと

長～い間といっても1ヶ月半なのだけれど、ＨＰをほったらかしにしてしまいました。時々ページを開いたりはしていたのですが、なにかめんどくさくて、、というか、気が乗らなくてというか、モードに入らなくてというか…とにかく日記を書く気が起きなかったのです。その間、大学の1年次の日程はすべて終了し、春休みに入った。この春休みの1ヶ月は、だらだらと勉強ばかりしていた。勉強が終わると、アルバイトに出かけ、帰ってくるとまただらだらと勉強した。あるまとまった期間に、こんなに集中して勉強したのは生まれて初めてだというくらい、勉強しつづけてしまった。そのとき、「何が僕をしてこんなに机に向かえせしめているのか？」ということについて、（閑人という特権を利用して）たびたび考えてみた。決して勤勉とはいえない人間がこんなにコツコツと勉強をしているというのはいったいどういうわけなんだろうか？と。…まあ、いろいろあるにせよ、結局のところ「不安だから」ということなのだろうと思う。医者の仕事に対して不安を感じているので、それを幾分でも解消するために勉強せざるを得なかった、というのがカラクリなのだろうと思う。その医者の仕事に対しての不安というのは、一つ例を挙げればこういうものがあります。70歳のおじいさんが「胸が急に痛くなって息が出来ねえ～」とか30歳の女性が「突然めまいがして気持ち悪いの」とか言って来たときに、一体全体どう対応するかということについて、仮に今、僕が医者だったとしたらひたすらおろおろして「それは困りましたね」とかいって自分が困るしかないだろうと思うのです。胸が痛くなる重大な病気とはどういうものがあって、それはどういう検査をすればより良く分かることが出来て、そしてどういった治療をしてどんな薬を飲めば、まあ良くなるだろうといえるのか？といった知識がまったく入っていない状況なのです。…と、そんなことを考え出すと、スナネズミのように小心なボクとしては、いてもたってもいられず、とりあえず本屋に走っていって本をどっさり衝動買いしてしまうより他になすすべがなかったりするのでした。そういうわけで、ますます貧乏になっていく今日この頃。。

Mar 24, 2005

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テスト開始～

今日より2週間はテスト期間。この間テストを10個受け、出来れば8個以上passしたい。うち6個は何が何でも通さねばならないもの。でもまだ1年生なのでまあ楽な方だと思う。今日は、中国語のテスト。日本語訳とか漢訳なぞいろいろ出たが、きっちり準備しといたおかげで、どうにかpass出来ただろう。夕方より、自営業宅の高校一年生の息子の所に家庭教師。中学1年生の時以来、ずっと家庭教師をつけており、その家庭教師のことが気に入っていた。今の高校（このあたりでは中々の進学校らしいが）に入れたのも、多分彼のおかげだ。その家庭教師が就職のためこれ以上続けられなくなってから、別の家庭教師をつけたのだが、なかなかウマが合わなかったようで、2,3人変えた。確かに、いわゆる「目上の人」に対しては、あまり「受け」がよくない態度がところどころに感じられたりするので、普通の大学生にとってみれば生意気なボウズだと映るように思われた。軽音楽部でギターをやっていて、市中のボクシングジムに通っている。将来何をしたいかはまだはっきりとは決まっておらず、とりあえず大学に進学することが大切なことだという風に考えている。部屋の中にはギターが二つ、本棚には20冊程度の本が並んでいる。何かについて解説しているといった類の本が多く、小説はほとんどない。机の前には、中学校の時のスナップ写真を飾っている。彼は、先日の大人しい高校一年生と同じ学校。彼とはタイプが相当に違う。どうなっていくか期待。

Feb 7, 2005

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試験勉強

再来週から、後期の試験が始まる。今回の難敵は、中国語、英語、確率、遺伝生物学。どれも落とすと非常にマズイ事態となってしまうので、それなりの準備をしないといけない。というわけで、今日は、久しぶりにテスト勉強をした。明日から図書館に行って、やることにしよう（したい）。夕方から、高校1年生のところに家庭教師。この男の子が通っている高校は、明後日に中間テスト(この学校では中間的考査と呼んでいるのだが）が控えている。それにしても、中間的考査とは妙なネーミング。何で真ん中に「的」が入るのだろう。なんだか中国語のようでどうも馴染めない。中間的考査の科目、テスト範囲を聞いて、進捗度合いを確認。もっぱら進んでいない模様。ちょっと、がくっとくるが、これで準備万端だったら、そもそも家庭教師なんて必要ないわけだからと思い直す。彼が、数学の方がやりたいと言ったので、数学の三角比をチェック。確かに、英語をやるより数学をやったほうが即効性があるというもの。彼は清潔でどちらかといえば大人しい印象がある。部屋もきちんと片付けられ整理されており、CDデッキの細かい隙間にもほこりひとつない。布で磨かれたような状態を保っている。時々、合間に椅子の脇の窓を小さく開けたり閉めたりをする。外気を入れたくなるのだろう。時々首を回したりする。「ひょっとして、よく肩が凝ったりしない？」と尋ねてみると「うん」と答える。

Jan 29, 2005

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家庭教師

先週で小学6年生の家庭教師が無事終了した。昨年の9月以来から約半年間、まあいろいろとあった。後は、中学入試の結果待ち。彼は3つの中学を受験する予定で、前期後期あわせて最大で4回受験することになる。今日が2つ目の試験日なので、どうだったたかなーと思っている矢先に、先方の母親からメールが来た。「サクラチル」とのこと…。う～ん。返事に困った。思い返してみれば僕も小学6年生のときに中学を4校ほど受験したのだが、最初の本命は見事に散ってしまったのだ。手ごたえはまあまあといったところで、受験してから合格通知がくるまでの日々は、半ば楽しみにして過ごしていた覚えがある。郵便で知らせが届き、ドキドキしながらはさみで封を切って中を見ると、中には「サクラチル」というような文言がカタカナで一言書いてあった。僕は、自分の部屋に帰ってひとり泣いた。まさか自分がこのようなことで泣くとは思っていなかったのだけれど、きっとショックだったのだと思う。空き缶の中にコツコツとためておいたタカラモノがある日突然なくなっていて母親から「あのごみ捨てたわよ」といわれたときのようなショックにやや近いかもしれない。もっともそこまで理不尽ではないかもしれないけれど。それにしても、このようなときに、「人生には、そういった出来事は数え切れないくらいあるんだから大丈夫だよ」というのは何の慰めにもならないのだろう。う～ん、まあ次頑張って♪

Jan 22, 2005

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家庭教師

そろそろ大学も冬の試験シーズンが到来しかかるころで、なし崩し的に授業があったりなかったりする季節。今日も大学に行ったはよいものの、突然休講になり、やることがなくなったので、大学図書館に行って、しばし勉強。最近は、腎臓について勉強していることが多い。暇なときに（といっても、基本的に暇なのであるが）、「将来どういった科で働こうかいな？」などと考えたりするのだけれど、最近では、腎臓内科あるいは、泌尿器科あたりは中々よいのであるまいか？といった気持ちになったりしている。循環器科も一時期いいなと思ったのだが、なにかこうセカセカしたイメージがあるので最近あまり関心がなくなった。なんとなく花形っぽくて僕には似合わないような気がするのも大きな要因のひとつ。もっとも単なる個人的な偏見で実情はよくわからないのですが。夕方家に帰ると、家庭教師センターからTELあり。登録してから3件目の紹介。このセンターのタニグチさん（仮名）は、よく紹介してくれるのでありがたい。現在、僕と会社組織なるものの唯一の接点でもある。今回は、高校一年生の男子。今日、夜の9時40分に先方にTELしたところ、「タニグチさんから9時に電話があるって聞いたからずっとまっていたんだ。ぷりぷり」と言った具合でさっそく父親から怒られた。その父親は、自宅で材木商を営んでいる。確かにまったくサラリーマンといった感じではない。今までの父親の職業はというと、小児科医、大手企業の経理、通産省の役人、自営業。どの家庭でも、父親ではなく、もっぱら母親が対応してきたのであるが、今回は、父親が全面に出てくる気配。いろいろあるものですね。夕方から、中学2年生のところに家庭教師に行く。僕は「家庭教師ノート」というものを作っていて、それにやったことや簡単な感想などを書き記しており、それを家庭教師が終われば母親に手渡すようにしている。この母親は、いつも返事みたいなものを書き添えてくれる。これは、母親との良好なコミュニケーションにはなかなか便利な代物で、僕にとっては、それを読むことが楽しみのいｈとつになっている。親父さんかいてくれるかな？

Jan 19, 2005

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生物実習のスケッチについて

昼より生物実習。10月より、10回にわたって行われてきた実習も本日最終日。今日の作業は当初からビンの中にず～っと保存しておいたラットの骨格標本をとりだし、観察してスケッチを行う、といった内容。薬液により肉が溶けてしまって赤く染色された骨だけになっているラットが小さなガラス瓶の中でうずくまっている。中のグリセリンを捨てて、骨だけになったラットを取り出し、全体観察＆スケッチを行った。いつもは、実習中がやがやとうるさいのに、なぜか今回だけはし～んと教室中が静まり返っていた。まるで試験の最中のような雰囲気。（もちろん、最初だけだが）。まあこちらのほうが、集中できて断然よいのだが…。無事スケッチを終了。スケッチも何度かやっていくうちにコツがつかめてきた。スケッチと言っても、人物スケッチとか風景のスケッチとかいろいろあるのだろうけれど、生物系の場合やっぱり、大切なのは、モノの位置関係なんじゃないかなと思う。頚椎が7個あって、胸椎が13個あって…などの方が大事で、あまり細部にこだわってリアルに書くよりも、全体の構成のほうが大事な要素なのだろう。僕は、最初、「医学部のスケッチ」というものに何かしら情緒的なニュアンスを付け加えて妙な憧れのような気持ちを抱いており、当初は、やたらとリアルに書いてやろうとリキをいれていたものですが、そんな必要はまったくなかったのです。。今では、なるべく素人っぽく、なるべく分かりやすく、を心がけてスケッチしていこうと思っている。

Jan 18, 2005

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新年会

今日は、オーケストラの新年会があった。夕方に家庭教師を済ませ、家に帰り、インターネットで店の所在地を調べてから、電車とタクシーを乗り継いでその店に行った。店の暖簾をくぐると、なんだか老舗の高級日本料亭のようなたたずまい。これはおかしいと思い、店の人に尋ねると、どうやら同じ名前の店がもう一つあるようで、店違いをしてしまったもよう。そういうわけで、再びバスに30分ほど乗って、その同じ名前のやや大衆的な料亭に到着。40分の遅刻。う～ん。うっかりミス。以前、医療ニュースで同姓同名の人に間違えて手術をしてしまったなどといったニュースを聞いたことがあるが、普段よくぼけ～っとしたりして、こういったミスをやらかしているで、怖いなあ。オケの部員全員が来ていたわけではなく、どちらかと言えばこじんまりとした雰囲気で中々居心地がよかった。しかし、もう少し男の人数がいればよいのだが…。

Jan 15, 2005

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大学休み

昼過ぎに学校に行く。今日は、なんとなく歩きたい気分だったので歩いて学校まで行った。歩いていったほうが断然気持ちが良いというのは分かっているのだけれど、ついついバイクで通ってしまう。学校は人気が少なく、ひっそりとしていたのでおかしいなと思ったが、今日は休講だった。うーん。どうやら明日から始まるセンター試験の会場になっているようで、その準備のため休講ということだった。そういえば、去年の今頃は、受験生だったのだなあ。あんなことは、もうコリゴリだ。もう一回やれといわれたら、絶対に出来ない、とはいえないが、多分出来ないと思う。でも、今も大学生で、数年後に試験もあるわけだしそんなことは言ってられないのだ。…と、いうようなことを思いつつも、仕方が無いので、生協の本屋でしばらく立ち読みして歩いて帰ってきた。スーパーマーケットに行って買い物をし、家に帰ってきて夕食を作って食べた。最近はやたらとネギづいている。チャーハン、味噌汁、納豆…。そろそろネギにも飽きてきたので、なにか他の野菜を使った簡単な料理を考え中。どなたか教えてください♪

Jan 14, 2005

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勉強開始

今日は、ほとんど授業なし。昼休みに、授業料免除者を対象に説明会があったので出席。授業料免除は、とてもありがたく利用させていただいているので、しっかりと聞いた。（これから審査が厳しくなる旨繰り返し説明があった。ふ～やれやれ）。家に帰ってきてから、しばし勉強。とはいうものの、年が明けてから、どうも勉強に身が入らない。勉強に身が入らないときは、今までのパターンからいくと、小説などを読みたくなる傾向がある。医学の勉強はどちらかといえば、左脳よりで、簡単に言えば、機械の取扱説明書を読んでいるかのような感じがある（もっともそこまで無味乾燥ではありませんが…）ので、時に、ぐぐっ～っと文系的思考に対してののどの渇きみたいなものが自分の中に形成されるタイミングがあったりする。こんなときは、河合隼雄の本を読んだりしてバランスをとっているのだが、今回は、昨日の仏教レポートがバランスをとるのに大いに役立った。はるか昔のインドのある国に王子様が生まれ、家を飛び出して各地をさまよい歩き、あるときに、女性からお粥をご馳走になったことがきっかけとなって目覚める、といった物語に思いを馳せて…といったロマンチックなものでもないけれど、おかげで今日から勉強モードに突入することが出来る（かもしれない）。

Jan 11, 2005

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シッダールタ

今日、ようやく仏教についてのレポート完成。レポートといっても別に大学教授を目指しているわけではないので、ひょいひょいっと自分なり仏教の中で興味のあるところを取り上げて適当にまとめあげている感じ。指定された参考文献もほとんど斜め読み状態だ。この際、以前に読んだ、「梅原猛の授業－仏教」と、河合隼雄の本は大いに役に立った。僕のレポートの骨子はいつも河合隼雄の考え方にのっとっている。内容としては、1.今なぜ仏教なのか　2. ブッダの一生 3.キサー・ゴータミーの話（ケシの実の話）4.四苦八苦について。最近こういったことを考えることも少ないので、とても新鮮であった。自分なりの文章をパソコンにつづった後で、それを印刷してもう一度ゆっくり読んで行くというのは中々気持ちの良いことだし、気持ちが幾分引き締まったような感じを覚えるものです。仏教の考え方は中々理論的で哲学的で実践的だと言われるのだけれど、実践するのはズボラな私にはとてもムリかもしれません…。なんとかこのズボラな生活からの脱却を目指して少しでも実践していきたいものですが --);

Jan 10, 2005

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哲学レポート

冬休みが明けて、授業再開。さっそく、社会学のプレゼンテーションで僕らの班はグローバルスタンダードについて発表。僕は、チベットの医療について、20分ほど発表した。出来ればこんなことはやりたくないのだけれど、まあ仕方がない。明後日までに仏教についての哲学のレポートを仕上げないといけない。仏教は、今までに中々関心があった時期もあり、手塚治虫のブッダやヘルマンヘッセのシッダールタを一時期愛読していたし、インドに旅行に行ったときも、ブッダのゆかりの地を訪れたりして、感慨にふけっていたこともあった。けれども、最近ではそういった方面には興味が薄れているようで、中々そういったことに、どうも関心が湧いてこない。若かりし日々は、既に終了してしまったことを最近富みに感じております。それにしても、手塚治虫のブッダは、すごいもんです。今、レポート用資料として長尾雅人という人の書いた「仏教の源流－インド」という本の中の釈迦の一生を書いたところを読んでいるのだけれど、そこに出てくる「カピラヴァストゥ」「スジャータ」「ダイバダッタ」などの言葉が出てくるにつけ、マンガの中の絵が自然に思い起こされてくる。今日は、中学2年生のところに家庭教師。やや失敗気味かも。何度説明しても分かってもらえないため、ますます「説明」が多くなり、相手が受け取り拒絶気味に陥っているように思われた。「なんで、こんなん分からへんのん～」といった言外の無意識のメッセージを彼は敏感にも察したのかもしれない。こういう場合はお互いに疲れを感じる。彼の場合、どういう風にアプローチすればよいのか中々難しいものがある。少し反省。

Jan 9, 2005

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家庭教師

先週、センターより、家庭教師依頼のTELがあり、今日第1回目。電車にのって2駅、歩いて2分のところに行く。高校1年生の男子。引継ぎの資料には、おとなしいとか、進路の方向で迷っているとか、いろいろなことが書かれていた。いわゆる誉め言葉は少ない。それを読んでいくうちに、自分の中にいろいろな先入観が植えつけられていく。先入観というものは、知らず知らずのうちに養われていくのだ。メモを読んでいくうちに、あまり良い意味ではないほうの先入観が自分の中に蓄積されていくのを感じた。実際に今日、その家庭に赴いたのだが、思ったよりも「普通」であった。「普通」というのは、いかにも日本人らしい言葉－よく考えてみると微妙な意味を含んだ言葉－だと思う。僕はあまりこの言葉は好きではないのだけれど、純粋な日本人なのでついつい使ってしまう。と言うわけで、会ったときに、つい「普通じゃないの」と思ってしまった。家庭教師のアルバイトもこれで3件目なので、だんだんと慣れを感じてきた。最近では、新しい家庭に行くこと自体なかなか面白さを感じるようになってきている。う～ん、病院にじ～っと閉じこもって仕事をするよりも、訪問医という仕事もなかなか面白いかも知れない。。…まだ3人目なので、はっきりしたことは分からないのだけれど、傾向としては、最初は中々スムーズに進む。お互いに、ある種の緊張感が保たれているような感じだろうか。そして、4,5回と回数を重ねていくうちに、一つのある種の壁にぶつかるように感じられる。やっている内容が少しマンネリ化してきて、子供にある種の倦怠感のようなものが出てくるような気配を感じるのだ。で、そこでちょっと「めんどくさいなぁ」と感じたりするわけだけれど、それを乗り切ると、よりスムーズに進んでいく（ような気がする）。僕の場合は、バイクで通っている中学2年生の男の子がこの段階に相当している。そして、20回目くらいになると、再び、ある種の壁に突入する。これがどういう種類の壁かは、まだよくわからないのだけれど、ともかく突入する。甘えを受けているような感触の壁かな？よくわからない。小学6年生の男の子がこの段階かもしれない。こういったことを考える際に真っ先に思いつく本としては、中井久夫という精神科医の書いた「精神科治療の覚書」という本。この本は、なにも精神科医だけではなくて、僕のようなとくにこれといってなにもしていない人間にとっても、中々参考になるなと感じた。結局途中で投げ出してしまったのだけれど、確か治療関係を登山にたとえて説明していたことを覚えている。これは、なにも治療関係だけではなく、結構いろんなことに応用が利くのではないのかな、と当時思ったのだ。もう一回読んでみようかなと、今日ふと思った。

Jan 8, 2005

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2005年始まり

2005年も、無事に始まり、ひとまず、あけましておめでとうございます。年末から、実家に戻り、今日、我が家に帰ってきた。いろんなご馳走をしてくれてパワー全快！とは行きませんが、まあ、よい気分転換になった。正月早々こんなことを言っては興ざめだといういうのは、十分にわかりきっているのだけれど、ご馳走を目にすると、僕は宮崎駿の映画「千と千尋」の冒頭シーンをつい連想してしまう。屋台の料理を食べて、豚に変身してしまうというシーン…。思い返してみれば会社時代に何度となく接待業務を遂行したものだけど、そのときからこの連想をするようになったのだ。でも考えてみれば、今の50歳くらいの人の子供時代は、一般的に言ってまだモノが貧しい時代で、いろんな料理を食べることが、すなわち幸福ということに結びついたのかもしれない。僕のような飽食の時代に生まれた人間にとっては、食べること＝幸福という連想がどうしても働かないのだ。じゃあ何が幸福かと聞かれれば、それが結構難しいのだけれど。まあそれにしても、父母ともに、健康だということだけで、今の僕にとってはとてもありがたい。もし、どちらかが、病気を抱えていたらつらい正月になったことだろう。う～ん、正月からなんだかマジメになってしまった…。なにかばかばかしい映画でも見た方が良いかもしれない。

Jan 2, 2005

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水族館のクラゲ

昨日、電車を乗り継いで水族館に行ってきた。水族館に行くということなんて一体何年ぶりだろうかということをしばらく思い出そうと頑張ってみたのだけれど、とんと思い出せない。多分相当に久しぶりなのだろう。水族館には、当たり前だけれど、いろんな種類の魚がいた。魚の他にカニやサンショウウオやペンギンやラッコやアザラシがいた。なぜか理由はわからないが珍しいサルもいた。その水族館にはクラゲのコーナーがあって、世界中のいろんなクラゲが水槽の中で泳いでいた。「水族館のクラゲ」というと、「ねじまき鳥クロニクル」という小説を思い出す。確か主人公の僕とデートをしたクミコが、水族館の中のクラゲについてこんなことを言った。私達は、世界のホンのわずかなことしか知らなくって、同じ地球の暗い場所に、こんな生き物が生息しているということを忘れているだけ。世界の表面しか見えていないのよ。なんていう内容の台詞だったと思う（定かではありませんが）。…ぱらぱらと文庫本をめくってみるとこう書いてあった。「ねえ、これを見て」「世の中にはこんなに鮮やかなピンクのクラゲがいるのね。それになんてきれいに泳ぐんでしょう。このヒトたちはこんな風に一生かけて世界中の海をふらふらとさすらっているのね」…「私たちが肉眼で見ることのできるのは海面というただの皮膚にすぎないのよ。その皮膚の下に本当にどんなものがあるのか、私たちはほとんど何も知らない」…なんとなく、そのシーンを思い出して、クラゲを見てみると、確かにいろんなクラゲがいたし、本当に鮮やかな透き通ったピンク色の触覚をもったクラゲがふわふわと気持ちよさそうに泳いでいた。もし、現実に、デート中に女の子にこういった台詞を言われたならば、僕はそれだけで惚れてしまう、かどうかはわからないがいたく「へ～」と感心するに違いない。クラゲの目になって、しかも、世界中の深い静かな海の中の小さなクラゲの目になって考えないと絶対思いつかない台詞だろうから。でも、今日は、「水族館のクラゲ」が見れたことだしまあ良い一日だった。

Dec 26, 2004

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冬休み突入

今日から冬休み。学生時代は「待ちに待った冬休み」で、スキーやクリスマスなぞいろいろ楽しみなモノがあったものだが、今は、折に触れて、年の瀬がひたひたと迫っているのを感じるくらいである。昨日も、久しぶりにテレビをつけてみると、NHKでベートーベンの9番が流れていたので、しばらく見入る。年の瀬ですね。それにしても、昨日の第9は、テレビとは言えなかなか良かった。とてもシリアスでかつ、小気味よく、そして迫力があった。ホールで聞いたらきっとよいひと時を過ごせたもんだろうな。冬休みも、アルバイトなどを除けば、これといってすることがないので、医学の勉強を（だらだらと）することになるだろうと思う。診断については、「臨床推論テキスト」（good)。薬については、「ナースのための薬の豆知識」(good)治療については、「内科レジデント治療マニュアル」(good)テキストについてはこの3本柱を使っていこうと思う。辞書としては、「早引き薬事典（いまひとつ）」と「家庭の医学(good)」。考えれば考えるほど、勉強することが山のように出てきて、病院実習に出までの4年間で、間に合うのかな？といった気分になったりもしている今日この頃…。

Dec 20, 2004

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忘年会

昨日で、年内の講義日程がすべて終了し、今日から冬休みに突入。ゆうべは、Aクラスの忘年会。忘年会はアルバイトがあったため、1次会の途中から参加。学校だけでは中々まとまって話す機会がないため、こういった会には、出来る限り出るようにしたいものだ。僕が通っている大学は、1学年に大体90人くらいいるのだが、AクラスとBクラスに分かれており、僕はAクラスである。どういうわけか、高齢者と思しき面々は主にBクラスに固まっており、わがAクラスは、おおむね若い連中によって構成されている。Aクラスは、若い結束、Bクラスは個性派ぞろいといった雰囲気がある。2次会は、カラオケ。仕事以外でカラオケに行くなぞ、7年ぶりくらいだ。Aクラスには、まとめ役みたいな人間が3,4人いて、実にうまくまとめているなあとほとほと感心してしまう。それはさておき、若者言葉で、「エロい」というのがはやっているみたいですね。僕達の世代では、この言葉はもっぱら男の間だけで使用されていたのですが、今では、ごく普通の女の子が「エロいな～」というような発言をしているので、かなりびっくりした。物腰などに「つや」があるような時に多発される傾向にあるようです。総じて言えば、まあ平和な飲み会。一般的に言って、「しがらみ」というヤツがこの飲み会には絡んでくるというものだけれど、そういったものがさほどなくまあ気持ちいい飲み会であった。

Dec 18, 2004

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英語実習

今日は、例のアメリカ人による英語講座。前回彼は、「パワーポイントで、英語のプレゼンテーションを今度してもらいます。テーマは各自選ぶこと」などといった宿題を出した（もちろん英語でしゃべっているのですが）。彼の偉いところは、宿題をきちんとする学生なぞ、そう多くないことをあらかじめ見越していて、今日の授業を使ってパソコンルームで、その作業をさせるという時間を設けたこと。これだとみんなまあ、やるというものです。何のテーマにしたらよいかうまく思いつかなかったので、以前、旅行に行ったチベットの文化をテーマにすることに決めた。インターネットから適当に写真を切り抜いてきてスライドに貼り付けると、まあなんとかそれらしいものが出来上がる。あとは、自分の旅を思い出して、それを英語の文章で表現すればよいのだ。文章がおおむね出来上がれば、あとはパワーポイントに自分の声で録音すれば完了。すっかり忘れていた旅の細かいところなどを思い出し、結構有意義な時間であった。チベットに行ったときに、一番びっくりしたことは、チベット語の数字の発音と、日本語の数字の発音が、ほとんど同じだったということ。チ、ニ、スン、シ、ンガ、…チ、ハチ、ク、ジュ…という発音なのです。これは、安宿の女将さんが、おつりを数えているときに偶然知ったのですが、とってもびっくりしました。それはともかくとして、これで、提出かと思いきや、彼は「え～、それでは、来年の2月に提出してもらいますので、続きは家でしっかりやっといてね」と言った（もちろん英語ですが）。彼は中々策士のようです。

Dec 15, 2004

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物理実習

今日は、月曜日なので午前中の平和な中国語講座のあとは、物理のペア実習。今日は、「水の粘性率」なるものを求めるというもの。実習書を紐解いて、実験目的のところを読むと「ハーゲン-ポアズイユの法則を用い、細管内の流量率の測定から液体の粘性率を求めること」とある。う～ん、いかにも難しそうです。もっとも理屈は、難しいのですが、実験の手順は非常に簡単。ビーカーにつながれたガラス管の中に、水を流し込んで、時折ストップウォッチを使って時間を測定したり、数式に当てはめたりすれば、滞りなく手順は進んでいくのです。実験というのも馬鹿には出来ず、理論の理解、実験の進めかた、共同作業、といったいろいろな要素を含んでいるので、一方的な講義よりも、相当にタメになっている。この中で、今、一番重視しているのが「実験の進めかた」。キッチリ作業を積み重ねていって、キッチリ記録し、キッチリ終わらせるといったことを今は一番重要視している。不肖ワタクシとしては、こういったキッチリという点を相当に意識化しておかないと、ズルズル行ってしまうからなのだ。なので、実験の前日に、実験手順をノートにあらかじめ書いておき、手順を一通り頭の中で反芻することにしている。簡単に言うと、イメージトレーニング。こうまでしても、いざ実験するとなると、頭の中で反芻したことの大体2/3位しかキッチリできていない自分を発見したりするのです。夕方より、バイクで20分のところに家庭教師。彼は中々手ごわい中学生である。「なぜ机に向かって数学とか理科とかいった役に立たなくてしょうもないことを勉強しないといけないのか」ということをひとまず納得してもらえないと中々机に向かってくれない模様。この「勉強する理由」という点は、一回目の時から彼は口にしていたのだが、最近は、その納得してもらうのに必要な時間が徐々に長くなってきている。こういうときは、とにかくある程度納得してもらわないことには先に進めないので、こちらも勉強のことはひとまず横に置いといて、その手の話しをしないといけない。今日も、「理科とか数学とかいった存在がこの世から消滅するわけには行かないものか？」という疑問と「日本人すべての人に政府が紙幣をばら撒いたら景気がアップするじゃないか？」といった疑問と「なぜバッターはフォークボールを打つことが（あの短い時間の中で）可能なのか？」といった疑問に答えなければならなかった、というか一緒に考えなければならなかった。彼の場合一旦納得してもらえれば、スムーズに勉強が進むのでまだいいのだが、巷で言われているような、「最近の中学生」だと一体どうなるのでしょう？学校の先生というのは、集団を相手にするので大変だろうな。それはそうと、彼は野球の話をすると目が輝く。

Dec 13, 2004

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生物実習

昼から生物実習。保存しておいたネズミの精巣をごく薄くきった組織片を染色し、プレパラートに乗せて顕微鏡で400倍にして観察。結構めんどくさい作業工程。アルコールなどのいろんな液につけたりしてその間はひたすら待っておくだけ。ようやく完成したプレパラートを顕微鏡でのぞいてスケッチ。精巣の中でコツコツと作られていったネズミの（死んだ）精子を観察。う～ん、初めて精子なるものをこの目で見ました。黒い小さなツブに、なが～い尻尾が生えている。そういうのが、丸い組織の中央にびっしりと整然と並んでいるのが見える。生物の本で見たまんま。昔の人は、この小さなツブの中に、小さな人間があらかじめ入っていると考えた人もいるようですが、中々想像たくましき人ですね。僕には、到底そんなことは思いもつきません。家に帰って家庭教師。う～ん、中々集中してくれず、こちらもつられてだらだらとやってしまった。今日は、どうも気力が湧いてこない。勉強もさぼりがちな一日…。

Dec 7, 2004

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もうすぐ冬休み

早いもので、もう12月。12月といえば、昔ならばクリスマスを連想したような記憶があるのだけれど、今は「寒なったなぁ～」ということくらいしか思い浮かばない。悲しいことに…(--)。大学も冬休みまであと2週間。早いものです。この調子で6年間が平穏無事にすぎてくれれば良いのだが…。日記を読み返したところ、医学のお勉強ことについてほとんど書いていないことに気づいたので、遅ればせながら…。1年生の間は、臨床医学なんておろか、まだ基礎医学すら始まっていない段階で、いまだに物理とか地理とか中国語などといった、「ぱんきょー」を勉強している。もっとも、年を食ったkanroとしては、若い学生と同様に、遊びほうけるわけにもいかないので、コソコソと医学の勉強をしております。しかも、基礎医学をすっとばして、臨床医学をもっぱら勉強しています。基礎医学というのは、臨床をある程度わかった上ででやらないと「退屈で死にそうになり、ほっぽりだしたくなる」ことは、もうわかりきっているのだ。もっとも不肖kanroのことですので、だらだらやっていることは言うまでもありませぬ。勉強法としては、「典型的なストーリー」の把握を現時点では重視しています。ある人が身体の不調を感じて、医者に行く→病院が何らかの医療行為を行う。そこにはどのような「ものがたり」があるのか？ということを把握するというものです。前職で得た教訓ですが、何かをコンサルトするといった職業はなんだかんだいって、この「ものがたり」性を理解するというヤツが結構大切になってくると思うのです。ところが、なかなか「これはっ」という本がありません。今のところ、参考になるのは、医者が書いた小説で、例えば、石川恭三という循環器の大学の先生が書いている「カルテの裏側に」とか「心に残る患者の話」など。エッセイだけあって物語性はあるし、知識のフォローにも役立ちます。欲を言えば、「患者の主訴とその背景事例集」みたいな本があればいいのですが。次に、その主訴（胸が痛いなど）を基に、大雑把な鑑別診断をするという勉強。これは、上記の「ケースブック」中心の勉強になっています。僕はメジカルビュー社から出ている「臨床推論-EBMと病態生理から症例を考える」という本を愛用していて、これを1,2年のベースにしようと思っています。あるいは一般向けの奈良信雄著、「病気のたどり方事典」という本も参考になります。で、ケースブックをだらだら読んでいると、「身体診察」とか「検査」とかいったことの知識不足を痛切に感じるようになりました。現代医療は、主訴→ヒアリング→身体診察→検査→診断→治療　といったシステムの上におおむね成り立っているので、それぞれについて知識がないとケースブックを読んでいてもはっきり言ってちんぷんかんぷんなのです。そこで、まず「身体診察」についての本として、看護師向けの「フィジカルアセスメント」本など、何冊か衝動買いしましたが、どうも読む気が湧いてきません。その中で、蓮村靖著「診察の仕方と問題解決ハンドブック」はなかなかいいなと思えたので、現在は辞書代わりに使用しています。次に検査。これは、おおむね一般向けの「検査がわかる本」などで対応中。医学生向けのものとしては「CPC　臨床検査データ読み方トレーニング」という本がフィット。これは、「Junior」という医学生向けの雑誌に連載中のものを本にまとめたもの。「junior」は、安いし定期購読も考え中。このように1年の前半を（だらだらと）薄く広く本を読んできましたが、そうするといろいろな病気の種類の知識が不足しているということと、薬と治療に関する知識も抜け落ちているということを痛感。病気の知識に関しては、「家庭の医学」を便所においてチマチマと時々読むことにしている。あるいは、辞書代わりに使用。「家庭の医学」はごく少ないスペースに一通りのことが書いてあるので案外勉強になります。薬に関しては、これは現在ノータッチ。まずは、手ごろな一般向け本から始めたいところ。

Dec 6, 2004

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土曜日

このところ、気づいてみれば再びぐうたら生活に逆戻り。「早起き三文計画」なんていうのは、記憶のはるかかなたに押し去られてしまった(--)。そんな中で、だらだらと勉強だけは続いている。夕方に家庭教師の所に行った。小学6年生の彼は「ハリーポッター」シリーズをすべて持っていてとても気に入っているようだ。呪文とか登場人物とかの話題になると目が輝くのです。最近上映されて話題になっている（かどうかはよく知りませんが）、「ハウルの大冒険？」かなんとかそういったアニメも見に行ったらしく、さらに本まで購入して読んでいる。おやつ休憩の時に、どんな話かを聞いたところ、すらすらとあらすじを解説してくれるのです。これは中々出来ることではないですね。例えば、僕は今「アンナ・カレーニナ」を読んでいますが、突然誰かから「『アンナ・カレーニナ』ってどんな話しなの？」って聞かれたらきっとしどろもどろになると思うのです。「え～っと冒頭が有名で、不倫が出てきて…もごもご」などととってもつたない説明をしそうな気がするのです。ともかく、彼は「ハウルのなんとか」がとても気に入っているのです。そのことをお母さんに話すと、成り行きで、今度僕も読んでみることになってしまいました。う～ん、図書館にあるかなあ？

Nov 27, 2004

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アンナ・カレーニナ(第3編13章～23章)

【三角関係】アンナとブロンスキーの不倫は、三人にとってどのような意味合いをもっていたのでしょうか。そして、その三人はどのようになっていくのでしょう。カレーニンは、自分の仕事とそれに伴う世間の間での名声をなによりも大切に考えているのでアンナの行った不倫はその名声を汚すものといった受け止め方をしています。そして、名声を汚すような不倫行為を行ったアンナを「権利を享受するのみで、義務を果たさない」女だという風に見ています。カレーニンの考え方は非常に単純であるため、彼のアンナに対する台詞は非常に明快なものとなっています。ヘタをすると、「なるほどなあ～」と説得されかねないほどです。僕の中のアンナは、あやうく説得されるところでした(--)。しかし、そんな彼にはどこか「つめたさ」のようなものが漂っているのです。人間の「感情」という機能をいわば殺しているように見えるのですね。それを殺すことによって、彼の「思考」は冴え渡り、出世を可能なものにしているという風に見ることも出来るかもしれません。ブロンスキーは、外からの感覚や印象でもって物事に対処しているというような印象があります。彼は、「彼女独特の歩き振りや、なだらかな肩の線や、首のかしげ方」などに対して美しいと感じ、また、馬車から眺める外の景色を「すばらしい風景画のように美し」いといった風に感じたりするのです。彼は、彼女に対して「なにもかも捨てて、ぼくと一緒に行こう」と自分の気持ちを表明するのですが、以前書いたように、このことを実現できる経済的な根拠はほとんどないに等しいのでした。しかしブロンスキーもよくやりますね。彼の爪の垢でも煎じて飲みたくなるくらいです。それに対してアンナは、やはり女性であるだけに主に「感情」といった機能を使って対処しているようです。彼女を記述する部分には、よく「嫌悪の情」とか「憐憫の情」とかが出てくるのです。彼女はブロンスキーに対する恋愛感情をとっても大切なものと考えると同時に、夫との子供のことを心配しています。彼女の苦しみの一つは、その中での葛藤にあるのですね。そして夫に対しては、「あたしはもうあなたの妻でいることは出来ません」という風にはっきりと言ってしまいました。ありゃりゃ(--)というのが僕の正直な感想。。以前読んだ河合隼雄の心理学の本で、人間の対処方法には「思考」「感覚」「感情」「直感」というものがあって、どれが発達していくのかは人それぞれだそうです。そして、さらに「外向」と「内向」という軸もあって、これはどちらかといえば天性のものらしいです。これを組み合わせれば、外向的思考型とか内向的直観型というような分類が可能となるようです。もっとも、これは、人間はすべて、8つのタイプに還元できるといった味気のないものでは、決してなく、その人がどのような傾向をもっているかというようなことを大まかに知ることで役に立てようとするというのが本来の趣旨のようです。なので、「彼は内向的思考型だから云々かんぬん」などと言ってしまうと、たんなるマニュアルの当てはめに成り下がってしまうと河合さんなどは言われているようです。確かにそうですね。僕だって「お前は内向的思考型だからな～」なんて断定されると「お前に何がわかるっていうんだ」とぷりぷり憤慨したくなるというものです。。それにしても、自分がどのタイプの傾向があるかっていうのは、案外分からないものですね。

Nov 25, 2004

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バイク戻ってくる

夕方にバイクの修理屋からTELあり、「バイクが直りましたのでとりに来てください」とのこと。さっそく、電車にのって、取りに行った。どうやらいろんなところに「ガタ」が来ていたようで、ブレーキやスタンドなども修理し、オイルも新しいものを入れたとのこと。保障が効いて結局5,000円也。いざバイクにまたがって走らせてみると、ぜんぜん違う感じ。ブレーキのききもいいし、エンジンの音も心なしか快適。帰りに、スーパーでバイク用の手袋を1,000円で購入。快適ですね。これからオイルを入れるときは、缶に入った新しいものかどうかをしっかり確認しようと思います。

Nov 22, 2004

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演奏会終了

昨夜は、演奏会当日。事なきを得ず無事終了。1曲目と2曲目とアンコールに参加。今回は、練習不足も祟ったためか正直言って、演奏していて気持ちよくはなれなかった。不思議なことに（というか何の不思議もないのかもしれないけれど）、事後の後片付けが一番「やりがい」を感じた程です。しかし、まあオーケストラには、いろんな儀式があるものですね。演奏が終わるたんびに、指揮者が出たり入ったりして、で、最後には弦パートのトップの人と笑顔で握手したりする。そして、団員は、ダンダンと床を踏み鳴らしたりするのです。こういうのって、もともとは気持ちの表現だったりしたのでしょうが、今ははっきりいって儀式となっていますねえ。「ほんで、指揮者の人が帰ってきたら、花束渡して、ダンダンならさなあかんねん」みたいな感じになっています。そうなると、やっている人は、「そうか、ダンダンをしなきゃいけないな」なんていう気持ちになってしまって、「う～む、どうやってダンダンしたらいいだろうか？」なんてことを考え出して、結局のところ、儀式と化してしまうのかもしれませんね。まあ、それはそれで必要なことかもしれないけれど、どうも「楽しい」ことからは離れていっているような気がしないでもないですね。まあ、余計なことですが。でも、そんな中でカレリアのバラードの最後の部分のオーボエ（ですかね）の独奏「ぱららら～ら、らららら～、らららら～、ららららら～♪」は、大変にこころ打たれるものを感じました。演奏中、観客に成り代わって目をつぶってじっくり聞き入ってしまったほどです。僕はその部分を聴くことでなんというか、癒された感触を覚えたのです。今日は、家庭教師2件連荘。中学2年生の方が、4日後に期末テストのため、宿題をいっぱい出す。彼は、方向性を与えて欲しいタイプであるようで、ある程度自由な雰囲気の下で、やるべきことをこちらがきっちりと示せば、かっちりとやってくれるといったタイプかもしれない。逆に、方向性を与えなければ、まったくやらないというタイプかもしれません。

Nov 21, 2004

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バイク修理の件、ハッピーエンドとなる

バイクを修理屋に出してから早一週間。実は、とりあえず、保留にしておいたのです。見積で最低6万円とか言われると、「はい、わかりました。じゃよろしく♪」などと言えるはずもなく「ちょっと置いといてもらえますかね～」などといって、先延ばしにしておいたのですね。で、その間に中古バイクをインターネットなどで探していたのだけれど、中々「これは」というものがないのです。1年以上乗っているバイクだし、愛着もあることから、今日修理屋に「保留しておいたバイクの件ですが、やっぱり修理してください」とTELしたのです。今一度、見積の値段を確認してみると「う～ん、やっぱり最低6万円はかかりますねえ」とのこと。(--)(--)(--)。そんなことならさっさと諦めて「あ、そうですか。じゃ、それでお願いします♪」と言えばいいのだろうけれど、優柔不断な私としては、この期に及んでも「う～ん、どうしてもそれくらいかかりますかねえ～」などと、粘る。先方も、かわいそうな貧乏人とでも思ったのか（まさしく図星なのですが(--)、「それじゃあ、もう一度、細かい見積を出して見ますよ」と言ってくれた。30分後に、再びTELあり。「とってもラッキーなことに…」「え？なになに？」「実は、保障期間すぎてるんだけど、○▲～×で、メーカー保障が聞くことになったので、レッカー代の5,000円だけで、結構ですよ」「えええ～。ほんとに？」たぶん、メーカーかどこかに事情を説明して交渉して、それがうまくいったものと推測するのだけれど、わざわざそんなことをしてくれた、修理屋の店長には、感謝ですね。こんなオチが待っているとは予想もつきませんでした。考えてみれば、バイクの故障によって1. 突然バイクが道中で動かなくなるのはとてもさみしい事態であるということを発見した2. 再び、歩くようになった3. 周りの人が親切にしてくれた。バイク故障期間中、僕は少なくとも5回は、車で送ってもらいました。4. タクシーに何回か乗る羽目になった5. バイクの修理代金は、0円であった。といった作用が訪れました。こう考えてみると、まあバイクが故障するのもそんなに悪くはないですね。まあ、バイクが帰ってくるまであと1週間程かかるようなので、もうしばらく徒歩生活は続きますが…。

Nov 17, 2004

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生物実習をやる

昼から生物実習。以前行った実験で保存しておいたネズミの「精巣」を取り出し、それをカッターナイフで小さな薄い切片を作ってまた溶液に保存するといった内容。切片をアルコールで脱水してからパラフィンをしみこませて固まらせる。後日に顕微鏡で観察するためにもっと薄くきらないといけないからだそうだ。それとは、別にネズミの骨格標本の液を取り替える作業もやった。ネズミ君は、肉が完全に溶けてなくなってしまい、小さなガラス瓶の中に小さな骨だけになっていた。エイリアンに出てくるエイリアンを連想するような姿で。その中のKOH液を捨てて、新たにMall液というものとArizarin reds という液を入れて、再び保存。何のために入れるのかもう一つ良くわからないのだが、実験をやっている最中はそんなことを悠長に考えているような雰囲気は決してありません。まるで、合コンか何かの2次会のような雰囲気なのだ。まあ、それはいいとして、自分が何かをやるときに何のためにやっているのかを知らないままでいるっていうのは、よく考えてみれば恐ろしいことです。もし、このArizarin reds というのが、例えばサリンのような毒物だったとしても、教室の誰もそのことに気づく人はいないでしょうね。もちろん、今日の僕もそんなことは気づきません。あくまで例えばの話しで、まあそんなことはありえない話しですが。今日は、ボウズのところの家庭教師。このボウズは、「話したがり」なところがあり、こちらが少し長い説明をすると、とりあえず何かをしゃべらないと気がすまない様子。それも、結構トンチンカンなことを言い出すので、ちゃんとやろうとするとこっちはちょっと困る。2時間の中で、リズムが良くなる時間帯は、40分程度。まあ、サッカーもそんなものだし、2時間の集中を持続するのはやっぱり難しいですね。

Nov 16, 2004

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徒歩より詣で

徒歩生活が続いております。大学までは、長い長い坂道を登っていかねばならず、運動不足の僕にとってはこれが結構「こたえ」ます。今日なんかは、遅刻しそうだったので、寝起き直後にこいつを走って上り、教室に着いたときは、息切れで死にそうになりました。言葉の「あや」ではなくて、本当に死にそうな気分になったのです(--)。はっきりと体力が落ちていることを痛感。夜に、家庭教師をしに、駅まで歩き、家庭までさらに歩いたので、今日は結局のところ、少なくとも3時間は歩きっぱなしの計算になる。万歩計でも買おうかしらん。

Nov 15, 2004

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危機管理センター部長の話を聞く

バイクが故障してからというもの徒歩通学が続いている。大学まで坂道を歩いて約20分といったところ。通学はおろか、コンビニにとかビデオショップにも歩いていっている。おかげで、足が、結構パンパンになっていて軽い筋肉痛のような状態になっている。この程度の散歩で筋肉痛になるとは、如何に運動していないかの証拠ですね。そういうわけで、歩き移動は、結構タメになっております。でも、それ以上に歩いて学校に行くと、中々帰りにくく、否が応でも学校にとどまっていないといけない。それで、図書館などにこもって勉強する時間も増えている。さらに、時間をかけて通学路をふみふみ歩いていくことで、「あ～自分って大学生なんだな」と妙なところで、再確認できたりするのです。ま、変な話ですが。そんなわけで、「歩き移動」は、今のところ中々良い感じであります。ひょっとすると、バイクが壊れて良かったんじゃないかと思わないでもないですが、いえ、そんなことは断じてありません。バイクが壊れたのは、僕にとっては、相変わらずとっても痛ましい事実なのです。2限、医学原論。看護士さん（大学病院の危機管理センターの現役部長）による、医療訴訟についてのお話。とても熱がこもっていました。医師は常に医療事故と隣り合わせであるということをかなり強調されていました。でもあれは、半分おどしがはいっていただろうな。多分少しびびったというか、暗澹たる気持ちになった生徒も少なくないのではないか。まあ、僕もその一人なのですが…。話しの後に、臨床の先生は、「何よりも知識が大事ですよ」といって、知識の不足が医療事故の一番の原因であることを言われた。多分、びびった生徒に対してフォローしたのだろう。これは、健全なフォローですね。3限。平和な中国語講座。ところで、最近また、医学本を読む気モードに突入した模様。今回はクスリについて。「ナースのための薬の豆知識」という本を大学図書館で借りてきた。アンナ・カレーニナは、どうも読む気分になりませぬ(--)。

Nov 11, 2004

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バイク

夕方にバイク屋からTEL有り。エンジン停止の原因がわかったとのこと。どうやらオイルの質が悪かったようで、そのためエンジンの一部分が焦げ付いてしまったとのこと。見積としては、5～8万円くらいかかる模様。う～ん。参った。オイルは、1ヶ月ほど前に、いつも入れているところとは違うガソリンスタンドで入れたことを覚えている。いつも行っているスタンドのオイルは新しい缶を切って入れていたのだけれど、そのスタンドのオイルは、ポリタンクに入っているものを流していたことも覚えている。ひょっとするとそのオイルが、古かったのかもしれない。そのとき少しあれっと思ったのだけれど、まさかバイクが壊れるなんていう結果になるとは思いもしなかった。でも、仮にその店に行って「あなたのところのオイルが悪かったので、バイクが故障しました。弁償してください」といっても、多分弁償してくれないだろうし、特にに行くつもりもない。それよりも、一番困るのは、当面家庭教師への足がなくなってしまったこと。歩くには遠すぎるし、タクシーでは高すぎる。地図で調べると、駅からまずまず近かったので電車で通うことになるだろう。まあ電車は特に嫌いではないのでいいのだけれど。いずれにせよ、修理してもらうか、それともこのままスクラップにしてしまうかを決めなくてはいけません。

Nov 10, 2004

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花粉を観察する

昨日の日記に書き忘れたのだけれど、昨日は、まあまあひどい目にあった。ジャパンコーマスケール　2の20くらいのひどさ（意味不明ですね）。まあ、かなりひどいと、ノープロブレムの中間くらいのひどさです。家庭教師先に急いでいる途中、信号で突然バイクが「ぷすん」とかいった音をたてて、そのまま動かなくなってしまったのだ。セルを何回もまわしても「きゅるきゅる」といった音を立てるだけで、スターターをキックしても何の反応もない。ガソリンは昨日入れたばっかりだし、オイルはランプがともっていなかった。日は既に沈んで、あたりは薄暗く、風邪がぴゅうぴゅう吹いて寒気がする。道路は車がこちらの気も知らないでびゅんびゅん走り回っている。メカ音痴の僕はそこで、ひとまず途方にくれてしまいました。途方にくれると言うよりも、こういうときは、そうとう凹みますね。世界の不幸分布図を書いたとすれば、僕のいたところは、黒い点となっていたに違いありません。もし、これが知り合ったばかりの女の子とデートのまっ最中だったら…ということを考えると、ぞっとしますね。もし、しらけられたりなんかすると、もう一巻の終わりですね。結局、バイクを近くのコンビニの駐車場の隅に放置して、家庭教師先にはタクシーで行ったのです。（この際に、昨日購入した携帯電話がものすごい威力を発揮したことは言うまでもありません）。そして、今日バイク屋に連絡して、バイクを取りに来てもらい修理に出してきました。そんなわけで、今日は歩いて大学に行き、あるいて大学から帰ってきたのです。が、災い転じて福となすってほどのものでもないですが、歩くのも中々良いですね。久しぶりに歩いたのですが、ずいぶんと気持ちが良かったです。明日からしばらく、徒歩生活開始です。今日は午後から生物実習。ムラサキツユクサのつぼみを切り取って「おしべ」を取り出し先端の「葯」をピンでつついて、「花粉」を取り出す。とりだした花粉をプレパラートに乗せて、カーミン液で染色してから、400倍で顕微鏡観察した。そして、それをスケッチして提出。＋カエルの標本の液を入れ替える作業。無事終了。

Nov 9, 2004

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携帯購入

3限物理実習。トランジスタによって電流と電圧が増幅されるのを確かめる実験。回路に、コンデンサーとトランジスタを取り付けてハンダゴテで固定。そこに、電流を流して、それをオシロスコープというキカイを使って、電流が増幅されたことを確認するというもの。実は、予習の範囲を、間違えていたため、何をやったらいいのかがさっぱりわからず。2人1組の実験中、ず～っとぼけ～っと眺めていただけ。何がなんだかわからないまま実験をやりつつ、どうにか終了。この実験で物理がよりいっそう嫌いになってしまった。今日は、まあ記念すべき日。携帯電話を購入したのだ。携帯電話を使わなくなってからかれこれ4年ほど経過するが、電話を探す→公衆電話がなくて困る、といったことを感じる回数が最近ふと多くなってきたように思えてきたので、購入することにしたのだ。学生割引があったので、基本料金2,000円で、30分無料通話。まあ、これくらいなら、いいだろう。

Nov 8, 2004

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日曜日

久しぶりに部屋を掃除し、かごいっぱいにたまった衣服を洗濯した。夕方から家庭教師。これも既に2ヶ月が経過して、ぼちぼち中だるみの時期に突入している。科目は社会のみ。6時に、母親と駅で落ち合う。東京に私用で行っていたので、その帰り道に僕の住んでいるところに立ち寄ったのだ。近くのレストランで食事をした。東京バナナという菓子を土産にもらった。家に帰る途中で本屋に寄り、「研修医当直御法度」と「研修医当直御法度症例集」という本を購入。2冊で6,000円也。1年生からこういう本を読む必要性はまったくないし、救急医療に特に興味があるわけでもないのだけれど、他にやることがないのでまあひとまず。しかし、医学の範囲は膨大ですね。思いつくだけでも、実践医療＞臨床医学＞基礎医学。げそ～(--)。

Nov 6, 2004

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もうすぐ冬休み

土曜日

アンナ・カレーニナ(第3編13章～23章)

バイク戻ってくる

演奏会終了

バイク修理の件、ハッピーエンドとなる

生物実習をやる

徒歩より詣で

危機管理センター部長の話を聞く

バイク

花粉を観察する

携帯購入

日曜日