カテゴリ:ちょっと言わせて
ニュージーランドがネットオークションに出品されましたね。
この際、日本も売りに出しますか。 さて、皆さんなら幾らの値段をつけますか? 「涵養」 (かんよう)と読むのだそうだ。 広辞苑によると「自然に水がしみこむように徐々に養い育てること」とある。 意味はそれで理解できたけど、メチャメチャ抽象的な言葉だよね。 この言葉が、政府の教育基本法改正案の対案として提案された民主党案に書かれている。 焦点となっている「愛国心」の記述をどうするかと言う場面において 『日本を愛する心を涵養する』との表現をしてるのだ。 意味的には綺麗な表現だよ。 でも、実際のところ先生たちがこの文を読んで子供たちには具体的にはどう教育すればいいの。 それでなくても最近の先生たちは教育方法に悩んでいるみたいだよ。 ちょっと厳しい教育方法なんかだとPTAに文句をつけられたりしてるようだしね。 なかには子供たちが先生を評価するような制度のところがあって、子供の目が気になって萎縮してしまってる先生も多いと聞くよ。 テレビドラマに登場してたような熱血教師なんて過去の遺物らしい。 どうやって子供たちを指導していいか判らないためストレスが溜まったり、自閉症になる先生も増えてるそうだ。 その反動で犯罪を犯してしまう教師のニュースも後を絶たない。 そんな先生が『日本を愛する心を涵養する』教育をと言われて 「ど~うすりゃいいの~よ♪。思~案~橋~♪」(青江三奈)だよ。(古~ だいたい「愛国心」をどうやって築くかなんて政府や民主党なんかに決められたくないなぁ。 国が良くなれば自然と愛するようになるはずだけどねぇ。 これだったら、昔の教育勅語に書かれていた ・・・・・博愛衆ニ及ホシ學ヲ修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓發シ徳器ヲ成就シ進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開キ常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ・・・・・・ のほうがよほど判りやすいし、教えやすいと思うよ。 まぁ、これを持ち出すと軍国主義とか言われちゃうから二行だけ紹介だけどね。 民主党案だけでなく政府案にも抽象的な表現が多いから責めるなら両方なんだけどね。 もっと教育現場の立場で考えてやりなさいよ。 判ったようで判らない表現は、いかんよう!って最後は駄洒落で締めてみる。 では、御免蒙る! 羊羹でも切って食べよっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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