カテゴリ:ちょっと言わせて
ご無沙汰しております。
年始に立てた「週に一度は投稿を」の目標がもろくも崩れ去りました。 宮崎の前に「オイラの生活をどげんかせにゃいかん」ですね。 まぁ、遊んでいるわけじゃないので、忙しいことは良いことなんですが、労働時間と儲けとが正比例していません。 いやぁ検察が公訴撤回なんてとんだ恥さらしですねぇ。 【民法772条第2項】 ・・・・離婚の日から300日以内に生まれた子供の父親は前夫とみなす・・・ 最近、話題になっている民法です。 こんな民法の常識ともいわれる規定を、法律のプロが見落とすなんてほんとに司法試験に合格したのかと疑っちゃいますよ。 簡単に経過をいうと、離婚後140日で新たな交際相手との間に生まれた子供を規定どおり前夫の子として届けた女性を、「虚偽の出生届」と判断して起訴したってことなんですがね。 前夫に内緒で無断で届け出たことから前夫が告発、地検が在宅起訴して起こった事件です。 「不実記載罪」で訴えたのですが、法廷で弁護人にこの法律を指摘されエッ!となっちゃったわけですね。 で、見落としてました公訴撤回しますと・・・開いた口が塞がりませんね。 事件自体は放っておきましょう。すべてこの世は男と女、いろいろなことがあるでしょう。この女性は別の罪で服役中のようですし、他人のことには立ち入りませんよ。 問題になっているのはこの法のことです。 明治31年生まれの法律でしょう。 離婚してすぐに別の男性ととは許されなかった考えの時代の遺物です。 やっぱり現代には合ってませんよ。 母親が登録をためらっちゃうのでしょうね。 前夫の子供じゃないのに、前夫の子として扱いを受けるのがイヤで登録をしない。 前夫だって自分の子供じゃないのに認めないといけないなんておかしいですよ。 赤ちゃんのうちはそれほどのデメリットは無いにしても、社会に出るようになれば問題が出てくるのは目に見えて判ってることなんですがねぇ。 滋賀の女の子でしたっけ? 母親が戸籍登録をしていなかったために、海外への修学旅行に行くのにパスポートがとれなかったことが、この民法がクローズアップされたきっかけでしたよね。 3,4日前に安倍さんも「見直しの件も含めて慎重に検討する」みたいなことを述べてましたが、急ぎましょうよ。 これだけ多種多様な家族関係が増えてきている現代です。 そんな古い法律は捨てちゃいましょ。 そして、母親のことを考え、子供の将来のことを考えた法律を創ってくださいよ。 現代科学をもってすれば誰の子かなんて明白でしょ。(まぁこのあたりにも問題がおこることはあるでしょうが) 法律は化石じゃなく生き物であるべきです。 では、御免蒙る! どちらにしても男は気楽よねと言われそう・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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