感情に注目して話をする
ラレーチェリーグの研修会に参加する。コミュニュケーションスキルの研修会1回3000円で、子連れで授乳しながらの参加ができるのがうれしい。相手の話している言葉の背後にある感情に注目して聞き、フィードバッグしながら会話するというもの。実際の話は話している言葉による影響よりも、非言語の部分(態度とか表情)が占める割合が大きい。なんども実際にロールプレイするのだけど、意外に難しかったです。たとえば、こんな具合。「○○子がひどいことを話すの!」「○○子がひどいことを話しているのを、あなたは聞いて辛いのね。」あくまでも相手の訴えていることを、すべて事実化しないで、あなたには、こう見えているのね、聞こえているのね、と客観的に話すのがコツ。たとえば、育児中に価値観の違いでぶつかったとしても、「○○さんとはちがう経験をみて、困惑されているのですね。」など、否定はしないけど、今おきている感情がなぜわいているかを言語化して理由つけしながらフィードバッグする。そうすることで、相手が自分の今もっている感情を意識化できるし、問題にも気づいていけるというもの。もしご主人の帰ってくる時間に家のなかが滅茶苦茶になっていて、子どももぐずついていて大変だったとする。なのに、「なんで一日中家にいて、片付いてないんだよ!」といわれてしまう。そしたら、落ち着いて、話そう。「あなたには、今この家が滅茶苦茶になっているように見えて、怒っているのね。」(あくまでも片付いていないかどうかは、見る人の主観による。手のかかかる子どもがいて、このレベルならいいほうなのか、そうでないのか。)あなたが怒っている理由も、今いだいている感情も理解はしているわよ。これが大切。子どもがもし、「あいつ、なぐってやる!」といきまいてかえってきたら?なぐるなんて、とんでもない!と話すか。「あなたは、今とてもなぐってやりたいと感じるほどに頭にきていることがあるのね。」ともっていくか。できれば、後者だとなんでそんな気分なのか、理由をはなしてくれたり、殴る以外にも解決方法があることに自分で気づけるかもしれない。これは夫婦や親子での会話でも充分使えるので、おためしあれ。