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カテゴリ:お酒
銭湯は絶滅種のひとつである。 銭湯は、庶民文化であり、日本の誇る文化遺産のひとつだ。 ところが、レッドデータである。
昭和40年代2700軒合った東京の銭湯が今では三分の一以下。
破風造りの立派な建物、高い屋根に格子天井。 天井にに大きく回る昔のプロペラ扇風機。 富士山に松のペンキ絵。広い湯船。
映画、「送り人」で東北の銭湯がでてきた。 そこにはほのぼのとした人情があった。
嵐山光三郎の本で、銭湯のはしご湯と居酒屋の一杯を知った。
先週の土曜日に恵比寿「新橋湯」でひと風呂浴びてから同窓会に向かった。 三軒はしご酒をした。湯上りのちょっと一杯は気持ちがよかった。 完全にはまった。
月曜日、銀座のBRBで格調高くスコッチを飲んだあと、心友のF君を 誘った。「どうだい、もう一軒付き合わないかい」
資生堂パーラーの一本裏の通りにそれはある。 何を隠そう、創業140年以上の銭湯「金春湯」である。
ここの湯は凄い。まさに天井は高く、木の格子天井。 しかも風呂絵がまた凄い。歴史物の鯉が実物さながらに泳いでいる。
うーん、いい湯だな。 湯上りの一杯もいいが、酔い覚ましの銭湯もまたいい。
私はこのとき、真剣に考えた。
「湯上りのちょいと一杯研究会」を開こうと・・・・。 そうである。銭湯とい居酒屋の探検隊である。 隊長ひとりの探検隊である。
居酒屋は少しは知っている。 そこに銭湯をくっつけよう。
どうですか。 銭湯・居酒屋探検隊の隊員募集中です。
われこそはと思う方、お教えください。 いい銭湯といい居酒屋。
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